中国前近代の関津と交通路 [単行本]
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中国前近代の関津と交通路 [単行本]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2022/03/08
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中国前近代の関津と交通路 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    曹操が、煬帝が、西太后が行き交った交通の要衝―歴史の舞台となった関所と渡し場、峠と回廊の実像を探る。関津、橋梁、街道、駅―皇帝や官僚、商人や僧侶が旅した道のことを知らなければ、中国史の真の姿は見えてこない。斬新な視点から探究する、関津と街道の中国史。図版多数!
  • 目次

    口絵
    解題―序に代えて [辻 正博]
    凡例

    第Ⅰ部 関津―関所と渡し場・橋梁

    第1章 衛星画像と地形データ(DEM)を利用した歴史的場所の検討 [小方 登]
     1 歴史地理学研究への衛星画像の活用
     2 数値標高モデル(DEM)の利用
     3 洛陽盆地
     4 潼関
     5 潼関附近の土地区画と泗州城
     6 鎖陽城
     おわりに

    第2章 潼関の廃置・移設と武則天の「神都圏」構想 [辻 正博]
     はじめに
     1 潼関の設置と隋の南北関城
     2 武則天の「神都圏」構想と潼関の廃置
     3 近世の潼関
     おわりに

    第3章 蕭関の機能的特徴と地理的位置についての一考察―とくに旧関関係史料の分析に重点を置いて [福原 啓郎]
     はじめに
     1 蕭関の沿革
     2 詩跡としての蕭関
     3 蕭関の機能的特徴とその否定的側面
     4 蕭関の地理的位置
     おわりに

    第4章 黄河下流平原の「津」―リモートセンシングデータを利用した黄河古河道復元[長谷川 順二]
     はじめに
     1 黄河下流平原の「津」に関する先行研究
     2 戦国~唐代における黄河下流平原の「津」
     3 黄河下流平原における「津」の変遷
      ―今後の「津」研究に向けて

    第5章 唐代の蒲津渡と東渭橋をつなぐ交通路 [宇都宮 美生]
     はじめに―発見相次ぐ橋梁遺跡
     1 唐代の黄河の蒲津渡
     2 唐代の渭水の渭橋
     おわりに―交通幹線道と渡津・橋梁

    第6章 唐宋時代における僧侶の旅と交通―過所・公験・公憑 [松浦 典弘]
     はじめに
     1 唐以前における僧の移動に対する制約
     2 唐代における僧の移動に対する制約
     3 宋代における僧の移動に対する規制
     4 過所・公験・公憑
     おわりに

    第7章 鷄鳴駅の変遷―堡・駅から観光施設へ [千田 豊]
     はじめに
     1 鷄鳴駅の成立と堡としての価値
     2 清代の鷄鳴駅
     おわりに

    第8章 蜀道から考える関塞としての秦嶺 [小島 泰雄]
     はじめに
     1 蜀道
     2 桟雲峡雨日記
     3 関中盆地・宝鶏から漢中盆地・褒城への旅程
     4 快速の秦嶺越
     おわりに

    第Ⅱ部 交通路―街道と水路

    第9章 黄巷・金陡関と潼関―関所の移置と街道の変遷 [辻 正博]
     はじめに
     1 黄巷・黄巷坂
     2 金陡関―潼関の東に置かれた関門
     3 20世紀以降の交通路の変化と潼関―結びに代えて

    第10章 河西回廊における遺跡・交通路・オアシスの位置関係―漢代・唐代の敦煌と瓜州を中心に [森谷 一樹]
     はじめに
     1 楡林河~蘆草溝のふたつの扇状地と遺跡の分布
     2 『唐代交通図考』にみえる唐代交通路の検証
     3 蘆草溝オアシスのふたつの囲郭遺跡
     4 懸泉置漢簡にみえる漢代交通路との比較
     おわりに

    第11章 太行陘・白陘古道の歴史的意義―古道関連の関塞・集落遺址調査を踏まえて [塩沢 裕仁]
     緒言
     1 太行陘の景観復元
     2 白陘
     3 太行陘および白陘古道関連遺跡
     結語

    第12章 武関道から商洛道へ―関中平原~南陽盆地間の交通運輸 [侯 甬堅(小野 響 翻訳、辻 正博 監訳)]
     はじめに
     1 商洛古道開鑿の地質学的前提
     2 商洛古道の交通運輸と道路事情の改善
     3 商洛山間部における近代的自動車道の登場
     4 丹江水運における航行距離の短縮
     5 商洛古道研究における未解決の諸問題
     結論―外部地域による制約と商洛古道の交通運輸

    第13章 前近代中国中原の穀倉の発展と交通路―実地踏査による新知見を交えて [宇都宮 美生]
     はじめに
     1 隋唐以前の穀倉の諸相
     2 隋の穀倉とその運営
     3 唐の穀倉とその運営
     おわりに―穀倉と交通

    第14章 破岡瀆―建康と三呉の間 [張 学鋒(千田 豊 翻訳、辻 正博 監訳)]
     はじめに
     1 破岡瀆の開鑿とその流路
     2 建康と三呉の間
     3 破岡瀆と六朝時代の海外交通
     おわりに

    第15章 前近代中国の運河―洛陽・揚州間の隋・唐・宋運河遺跡をたどって [宇都宮 美生]
     はじめに
     1 通遠渠と通済渠西部分―河南省洛陽と洛口(黄河合流点)の間
     2 黄河―洛口・汴口間
     3 通済渠東部分(汴河)―汴口・泗州間
     4 旧淮河と洪沢湖
     5 淮揚運河―淮安・揚州・瓜洲の区間

    おわりに
    あとがき [辻 正博]
    索引(人名・地名・事項)
    執筆者・翻訳者紹介
  • 出版社からのコメント

    道の変遷をみなければ歴史はわからない。注目されてこなかった関津・交通路の位置を精緻に分析。多彩な図版で送る、道からみる中国史
  • 図書館選書

    道の変遷をみなければ歴史はわからない。地形の変化や、看過されてきた政治、制度が与えた影響を捉えながら、最新の測量技術とデータから,それぞれの関津・交通路の変遷を精緻に分析。多彩な図版で送る「道」からみる中国史。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    辻 正博(ツジ マサヒロ)
    京都大学大学院人間・環境学研究科教授。1961年滋賀県生まれ。1984年京都大学文学部卒業。1988年京都大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋史学専攻)を中途退学。1988年京都大学人文科学研究所東方部助手。1992年滋賀医科大学医学部助教授。2007年京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。2013年より現職
  • 著者について

    辻 正博 (ツジ マサヒロ)
    京都大学 大学院人間・環境学研究科 教授
     1961年 滋賀県生まれ
     1984年 京都大学文学部卒業
     1988年 京都大学大学院文学研究科博士後期課程(東洋史学専攻)を中途退学
     1988年 京都大学人文科学研究所東方部助手
     1992年 滋賀医科大学医学部助教授
     2007年 京都大学大学院人間・環境学研究科准教授
     2013年より現職
    主要業績
     『唐宋時代刑罰制度の研究』(京都大学学術出版会、2010年)
     『概説中国史(上)-古代・中世』(共著。冨谷至・森田憲司編、昭和堂、2016年)
     『日本古代律令制と中国文明』(共著。大津透編、山川出版社、2020年)
     「隋唐国制の特質」(『岩波講座 世界歴史』第6巻、岩波書店、2022年所収)

中国前近代の関津と交通路 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:辻 正博(編)
発行年月日:2022/03/10
ISBN-10:4814003870
ISBN-13:9784814003877
判型:規大
発売社名:京都大学学術出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:364ページ
縦:27cm
横:19cm
厚さ:2cm
重量:965g
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