ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い [単行本]
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ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/02/10
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ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ウィトゲンシュタインの主著である『哲学探究』は現代哲学に巨大な影響を与え、また哲学を越えて注目され続けてきた。しかし断片的な考察を連ねているように見える特異なスタイルのため、その全体像を捉えることは困難であり、『哲学探究』を読む者は自分の気に入った箇所を拾い集めていくにとどまりがちだった。著者は、三十年以上にわたる研究を踏まえ、いよいよ全貌を解き明かそうと立ち上がる。『哲学探究』という二十世紀を代表する豊かな知の旅を、読者は本書において体験するだろう。
  • 目次

     はじめに

    第1章 語は対象の名前なのか
     1-1 言語ゲーム
     1-2 治療としての哲学
     1-3 「語は対象の名前である」という言語観
     1-4 語の意味を教える

    第2章 名指すとはどういうことか
     2-1 直示的定義はさまざまに解釈されうる
     2-2 『論理哲学論考』は直示的定義をどう捉えていたか
     2-3 定義と訓練

    第3章 分析への誘惑
     3-1 純粋な名前
     3-2 単純な要素への分析

    第4章 本質の探究からの決別
     4-1 家族的類似性と曖昧さ
     4-2 見本を用いた説明
     4-3 規則と道標
     4-4 結晶のように純粋な論理

    第5章 「理解」の罠
     5-1 何かを把握したという幻想
     5-2 自然数を「身につけ」、数列を「理解」する
     5-3 読み上げる
     5-4 原因と理由
     5-5 「いま分かった!」という合図

    第6章 規則に従う
     6-1 規則のパラドクス
     6-2 訓練と慣習
     6-3 解釈によらない規則の把握
     6-4 レールと転轍機
     6-5 生活形式を共有する「われわれ」

    第7章 感覚を語る言語
     7-1 私的言語
     7-2 泣き叫ぶ代わりに「イタイ!」と言うことを教える
     7-3 文法の対立
     7-4 感覚を「私的に」語ることはできない
     7-5 「痛み」という語と痛みという感覚

    第8章 思考の神話
     8-1 言語以前の思考への誘惑
     8-2 考えることは語ることか
     8-3 心の中で語る

    第9章 私だけが〈これ〉をもっている
     9-1 「これ」とは何か
     9-2 「私」とは誰か

    第10章 像
     10-1 像と使用
     10-2 像はときにわれわれを翻弄する

    第11章 志向性の正体
     11-1 言葉が心に志向性を与える
     11-2 影を追い払う

    第12章 言葉は生の流れの中で意味をもつ
     12-1 意味と空間
     12-2 空間から時間へ
     12-3 言葉を道具として使う
     12-4 言語の理解と音楽の理解は似ている

    第13章 心的概念の道具箱
     13-1 心的概念は必ずしも心の状態を表わしていない
     13-2 説明のために心を捏造する

    第14章 意志する・意図する・意味する
     14-1 行為の相貌としての意志
     14-2 意図の表明
     14-3 意味する
     14-4 『哲学探究』の終わり方

     注
     おわりに

     本書で言及したウィトゲンシュタインの著作

     索 引
     人名・事項
     ウィトゲンシュタインの著作への言及
  • 出版社からのコメント

    ウィトゲンシュタインが『探究』において見ていた風景が、いま私たちの前に立ち現われる。
  • 内容紹介

    ウィトゲンシュタインは、『哲学探究』において自らの『論理哲学論考』を乗り越え、哲学問題をまったく新しい光のもとにおいた。従来の問題に新たな解答を与えたというよりも、むしろそっくり哲学の風景を変貌させたのである。読者は、本書によってその光のもとに導かれ、『探究』が開いた哲学的風景に出会うだろう。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    野矢 茂樹(ノヤ シゲキ)
    1954年東京都に生まれる。東京大学大学院博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、立正大学文学部教授。東京大学名誉教授。専攻は哲学
  • 著者について

    野矢 茂樹 (ノヤ シゲキ)
    野矢茂樹(のや しげき)
    1954年東京都に生まれる。東京大学大学院博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、現在、立正大学文学部教授。東京大学名誉教授。専攻は哲学。
    著書に、『論理学』(東京大学出版会)、『心と他者』(勁草書房/中公文庫)、『哲学の謎』『無限論の教室』(以上、講談社現代新書)、『哲学・航海日誌』(春秋社/中公文庫)、『はじめて考えるときのように』(PHP文庫)、『論理トレーニング』『論理トレーニング101題』(以上、産業図書)、『ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む』(哲学書房/ちくま学芸文庫)、『ここにないもの』(大和書房/中公文庫)、『入門!論理学』(中公新書)、『大森荘蔵』『語りえぬものを語る』(以上、講談社学術文庫)、『心という難問』(講談社)、『まったくゼロからの論理学』(岩波書店)など。訳書に、ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』(岩波文庫)、アリス・アンブローズ編『ウィトゲンシュタインの講義 ケンブリッジ1932-1935年』(講談社学術文庫)などがある。

ウィトゲンシュタイン『哲学探究』という戦い [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:野矢 茂樹(著)
発行年月日:2022/02/08
ISBN-10:4000240633
ISBN-13:9784000240635
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:350ページ ※342,8P
縦:20cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:480g
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