センス・オブ・何だあ?―感じて育つ [単行本]

センス・オブ・何だあ?―感じて育つ [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  感じて知ることで、豊かな世界が広がっていく。４歳のときに「光とさよなら」した著者が贈る、感じて育つことの大切さを伝える珠玉のエッセイ。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  足の裏のアンテナ
  「雨を聞く」時間
  匂いが教えてくれるもの
  豊かな音の聞き方１　細かく聞けばキッチン・シンフォニー
  豊かな音の聞き方２　「大きな耳」で景色を聞く
  静かな時間を楽しむ
  本物に触る「姿」から「背景」へ
  すてきな「初めて」を
  「集中の種類」を意識してみよう
  「錯視」ならぬ「錯感覚」
  「失敗」も「間違い」もしっかり感じる
  「かじる」の勧め　あとがきに代えて

• 出版社からのコメント

  「知る」ことよりも「感じる」こと。そして「何だあ？」と思う気持ちが、豊かに日々を楽しむチャンスをくれるのです。

• 内容紹介

  季節の変化は匂いでわかるし、料理のできあがる過程は音の変化で楽しめる。感性の描写が得意な著者・三宮さんの文には身の回りの様々な情報を全身で感じ取るヒントがちりばめられていて、感じることの楽しさが伝わってきます。本書のタイトルは『センス・オブ・ワンダー』（レイチェル・カーソン著）へのオマージュが込められています。「知ること」は「感じること」の半分も重要ではない。お子さんと一緒に感じることを楽しんでください。
  
  図書館選書
  季節の変化は匂いでわかるし、料理の過程は音の変化で楽しめる。感性の描写が得意な著者・三宮さんの文には「感じる」ことの大切さがちりばめられ、その楽しさが伝わってきます。

• 著者について

  三宮麻由子 (サンノミヤマユコ)
  三宮麻由子　エッセイスト。東京都生まれ。高校時代に米ベンロマンド・ハイスクールに留学。上智大学フランス文学科卒業。同大学院博士前期課程修了、修士号取得。外資系通信社で報道翻訳に従事。デビュー作『鳥が教えてくれた空』（日本放送出版協会刊、現在は集英社文庫に収録）で第二回ＮＨＫ学園「自分史文学賞」大賞受賞。『そっと耳を澄ませば』（同）で第四九回日本エッセイストクラブ賞受賞。そのほか、第二回サフラン賞、第十一回音の匠賞、第四六回点字毎日文化賞など受賞多数。主なエッセイに『鳥が教えてくれた空』『そっと耳を澄ませば』（以上、日本放送出版協会刊）、『ルポエッセイ　感じて歩く』（岩波書店刊）、『ロング・ドリーム　願いは叶う』『世界でただ一つの読書』『四季を詠む　３６５日の体感』（以上、集英社刊）など、主な絵本に『おいしい おと』『でんしゃは うたう』『かぜ フーホッホ』（以上、福音館書店刊）など、たくさんの作品がある。文筆活動のほか新井満氏と「この街で」を作曲。講演、ピアノ演奏、俳句、華道といった様々な活動をしている。趣味はバードリスニング。
  
  大野八生 (オオノヤヨイ)
  大野八生　造園家、イラストレーター。千葉県生まれ。子どものころから、園芸好きの祖父とともに植物に親しむ。著書に『みんなの園芸店』（福音館書店刊）『ハーブをたのしむ絵本』(あすなろ書房刊)『にわのともだち』(偕成社刊)『夏のクリスマスローズ』(アートン刊)など、挿絵を手がけた本に『カエルの目だま』『かわいいゴキブリのおんなの子メイベルのぼうけん』『4ミリ同盟』(以上、福音館書店刊)『ヤマトシジミの食卓』『ぼくとおじちゃんとハルの森』(以上、くもん出版刊)『さくら研究ノート』(偕成社刊)など多くの作品がある。光村教育図書の小学校国語教科書の表紙画も手がける。

センス・オブ・何だあ?―感じて育つ [単行本] の商品スペック