アラビアのマリア・テレジア銀貨―外国通貨の流れから見たアラビア半島の近代史 [単行本]
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アラビアのマリア・テレジア銀貨―外国通貨の流れから見たアラビア半島の近代史 [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2022/02/16
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アラビアのマリア・テレジア銀貨―外国通貨の流れから見たアラビア半島の近代史 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    アラブ人は、偶像禁止のイスラムの教義に反する「マリア・テレジア銀貨」をなぜ選好したのか?!マリア・テレジア女帝とヴィクトリア女王を戴く通貨の流通という視点からみたアラビア半島の国際関係史。マリア・テレジア銀貨が内陸部で、インド・ルピーが英国の勢力圏で流通したのは「国際政治」の反映だった。統治者がイスラム君主の条件を満たさない外国君主の肖像入り通貨を認める通常ではありえない「現象」の理由を解きあかす瞠目すべき研究書。
  • 目次

    第1章  マリア・テレジア銀貨
    第2章  レヴァント(東地中海) 貿易
    第3章  モカコーヒー
    第4章  「リヤル・ファランシ(仏リヤル)」の呼称
    第5章  インド洋経済圏のオマーン
    第6章  独立尚武の国イエメン
    第7章  マリア・テレジア銀貨の廃止
    第8章  英領インドの「飛び地」アデン
    第9章  英国の湾岸進出とネジド(サウド家) への関与
    第10章 法貨でない通貨の流通理由
    第11章 イエメンとオマーンにマリア・テレジア銀貨が残った理由
  • 出版社からのコメント

    アラビア半島における仏銀貨と英銀貨の流通状況の差異から見た近代国際関係史。当時の反英的通貨、仏銀貨の意味を探る。
  • 内容紹介

    本書は、マリア・テレジア女帝とヴィクトリア女王を戴いた通貨の流通
    という視点からみた、日本ではあまり馴染みのないアラビア半島の近代史
    かつ国際関係史である。
    貿易通貨のマリア・テレジア銀貨が内陸部、法貨のインド・ルピーが英国の
    勢力圏で流通したのは国際政治の反映であった。「偶像禁止」のイスラム教義
    に反するマリア・テレジア銀貨がなぜアラブ人に選好されたのか、
    また、統治者がイスラム君主の条件を満たさずに外国の君主の肖像入り通貨を
    認めるという、通常では考えられない現象の理由が何であったかを解き明かす。
    「イスラムの教えの理解なくして中東は理解できない」との主張に反し、
    外国の元首であるマリア・テレジアを戴く銀貨を使い続けたアラブ人が、
    イスラム以前からの銀の純度と重さを重視する慣習に従っていたこと、及び、
    インド洋とペルシャ湾での覇権を求めた英国とフランスの外交戦が与えた、
    アラブ人の英仏に対する感情の違いから、反英感情の裏返しとしての
    マリア・テレジア銀貨への「リヤル・ファランシ(仏リヤル)」呼称使用が
    生まれたことなどを、当時のアラビアで活躍した欧州商人、インド商人の
    具体的な活動と共に描いていく。

    【目次】(第1章)マリア・テレジア銀貨(第2章)レヴァント(東地中海) 貿易
    (第3章)モカコーヒー(第4章)「リヤル・ファランシ(仏リヤル)」の呼称
    (第5章)インド洋経済圏のオマーン(第6章)独立尚武の国イエメン
    (第7章)マリア・テレジア銀貨の廃止(第8章)英領インドの「飛び地」アデン
    (第9章)英国の湾岸進出とネジド(サウド家) への関与
    (第10章)法貨でない通貨の流通理由
    (第11章)イエメンとオマーンにマリア・テレジア銀貨が残った理由

    図書館選書
    アラビア半島におけるマリア・テレジア女帝とヴィクトリア女王を戴いた通貨流通状況から見た近代国際関係史。偶像禁止のイスラム教義に反した外国君主の肖像入り通貨、マリア・テレジア銀貨は何故アラブ人に選好されたのか?
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山﨑 祐輔(ヤマサキ ユウスケ)
    1952年福岡県生まれ。1975年愛知県立大学スペイン学科卒業。同年、外務省入省。エジプト(アラビア語研修)、イエメン、イラン、シリア、ドバイ及びスーダンに勤務。会計検査院国際業務室長、外交記録審査官、情報分析官。2015年定年退官。現在はアラビア史愛好家
  • 著者について

    山﨑 祐輔 (ヤマサキユウスケ)
    やまさき・ゆうすけ
    1952年福岡県生まれ。1975年愛知県立大学スペイン学科卒業。
    同年、外務省入省。エジプト( アラビア語研修)、イエメン、イラン、シリア、
    ドバイ及びスーダンに勤務。会計検査院国際業務室長、外交記録審査官、
    情報分析官を務める。2015年定年退官。現在はアラビア史愛好家。
    主な著作に『日本人とアラビア』(中央公論事業出版、2021年)、
    共著に中東調査会編「シリア内政のカギとなるムスリム同胞団」
    所収『イスラム・パワー』(第三書館、1990年)、草間秀三郎・藤本博共編
    「アメリカとアラブとの国際関係」所収『二一世紀の国際関係論』
    (南窓社、2000年)、論文に「エジプトにおける宗教勢力の研究―
    ムスリム同胞団を中心に」『外務省調査月報』VOL.XX NO.2(1979年)、
    「エジプト・ムスリム同胞団の“黙認の復活”―過程とその軌跡―」
    『国際大学中東研究所紀要』第1号、1985年がある。

アラビアのマリア・テレジア銀貨―外国通貨の流れから見たアラビア半島の近代史 の商品スペック

発行年月日 2022/02/20
ISBN-10 4779128048
ISBN-13 9784779128042
ページ数 391ページ ※357,34P
19cm
13cm
発売社名 彩流社
判型 B6
NDCコード 227.8
Cコード 0022
対象 一般
発行形態 単行本
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内容 外国歴史
分類 歴史
成年向け書籍マーク G
書店分類コード Q300
書籍ジャンル 歴史・地理
再販商品 再販
書籍販売条件 委託
言語 日本語
厚さ 2cm
重量 348g
出版社名 彩流社
著者名 山﨑 祐輔

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