僕とデザイン [単行本]
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僕とデザイン [単行本]

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出版社:アルテスパブリッシング
販売開始日: 2022/01/31
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僕とデザイン [単行本] の 商品概要

  • 目次

    カラー口絵「Nakajo Works」

    第一章 『花椿』のアートディレクターになるまで
     大工の息子に生まれて、戦争を体験する
     中学でデッサンに夢中になる
     藝大時代の財産は同級生
     日宣美の奨励賞を受賞する
     学生時代にプロの現場でアルバイトを始める
     資生堂に入社するが、生意気な社員だった
     資生堂を三年、デスカを一年で退社
     仲條デザイン事務所を設立
     『花椿』の仕事が舞い込む

    [仲條正義と私]
    平山景子「ゆるぎない仲條イズムと『花椿』と共に」
    高橋歩「きれいにやりすぎるなというアンチテーゼ」

    第二章 デザインは文字である
     文字組みは音楽だ
     カレンダーをデザインで面白くする
     アルファベットは勝手にやるしかない
     デザインが歌になる感覚
     日本語の特殊性を考える
     興味さえあれば読んでもらえる
     読者の目を引くための違和感
     手書きで書体をつくる方法
     日本人デザイナーが目指すべき文字
     ロゴにも流行がある
     突っ込みどころのあるデザイン
     優れたフォントは歴史を伴って生まれる

    [仲條正義と私]
    後藤繁雄「美しい矛盾」
    穂村弘「仲條さんはひとりだけ違う作業をしているのかもしれない」

    第三章 デザインを完璧にしない
     雑誌はイメージで読者の目を引くこと
     デザイナーの個性は体質や手垢のように出るもの
     アイデアは井戸の水のように汲んでも枯れずに出てくる
     デザインを論理的に詰めることに違和感を持つ
     イメージを押しつけるのは野暮
     迷うことが嫌いだ
     カメラマンには教養が重要
     映画はイメージで見る
     ポスターは下手くそ
     イメージを高いレベルで定着させる大変さ
     借りた写真はレイアウトで鈍くなる
     僕は広告が合わない

    [仲條正義と私]
    篠山紀信「ちゃんとした世界じゃないものは、ちゃんとした世界じゃない人に頼む」
    三浦憲治「完成度に厳しいのに、現場では全然厳しくない」

    第四章 『花椿』は強度の高い遊びだ
     雑誌は視覚で語るもの
     シェイクスピアをお題に遊ぶ
     パリ・ロケは現地でアイデアを変えた
     キャスティングありきのリトアニア・ロケ
     作家性の強い写真家でイメージをつくる
     映画仕立ての写真の訴求力
     ロンドンのクラシックとアヴァンギャルドの両面を撮る
     ハワイでポパイを遊ぶ
     SF映画をネタ元に、粗さがばれないように暗いイメージで撮る
     映画的設定を用いるのは、雑誌を活き活きさせるため
     ホテルをテーマに徹底的に遊びの世界をつくる
     ロンドンで、透明人間が服を着たようなファションを撮る
     ハワイのホテルから一歩も出ないで言葉のアートを撮る
     帽子デザイナーの創造性を最大限活かす
     ふざけた和風スタイリングを柔らかいトーンで仕上げる
     コム デ ギャルソンとの良い関係性から生まれた東京タワー遊び
     エンターテインメントにしないと雑誌ではない

    [仲條正義と私]
    伊藤佐智子「ファッションは移ろい、デザインは情け」
    山本ちえ「媚びずに、自分の偏屈を通す」
    ホンマタカシ「自由で贅沢で奇跡的な仕事」

    第五章 理屈だけのデザインは退屈だ
     デザインは知恵
     デザインはゲーム
     デザインは突き抜けないと、野暮になる
     遊びがデザインの潤滑油
     新人はフレッシュなことをやらないといけない
     個性と人間性は別。我が強すぎると邪魔になる
     展覧会は自分らしさを出せる機会
     退屈と感じたらおしまい

    マエストロの知恵とユーモア──編集者あとがき
  • 内容紹介

    「デザインは遊びだ。野暮や退屈になったらおしまい」
    半世紀以上にわたって日本のグラフィックデザインをリードしてきた
    マエストロ、仲條正義のオーラル・バイオグラフィー(口述自叙伝)。

    資生堂のPR誌『花椿』のアートディレクターを40年以上務めたほか、
    同パーラーのロゴとパッケージデザイン、
    銀座松屋や東京都現代美術館、カゴメなど数多くのロゴをはじめ、
    斬新で粋なデザインを世に送り続けてきた仲條正義が、
    キャリアを振り返りながら、デザインとはなにか? を自ら語ります。

    巻頭にはホンマタカシ撮影の著者ポートレートと、
    『花椿』など主な仕事をカラー32ページで掲載しています。

    クリエイター9人が仲條との仕事を語る「仲條正義と私」も収録!
    証言者たち▶
    伊藤佐智子(ファッションクリエーター)、後藤繁雄(編集者)、
    篠山紀信(写真家)、高橋歩(クリエイティブディレクター)、
    平山景子(編集者)、穂村弘(歌人)・ホンマタカシ(写真家)、
    三浦憲治(写真家)、山本ちえ(スタイリスト)

    (仲條正義氏は2021年10月に逝去され、本書は大変残念なことに
    追悼出版となりました。ここに謹んで哀悼の意を表します)

    図書館選書
    資生堂PR誌『花椿』のADをはじめ、日本のグラフィックデザインをリードしてきたマエストロ、仲條正義のオーラル・バイオグラフィー。篠山紀信らクリエイター9人が語る「仲條正義と私」も収録!巻頭カラー34頁。
  • 著者について

    仲條正義 (ナカジョウ マサヨシ)
    仲條正義(なかじょう・まさよし)
    1933年東京生まれ。東京藝術大学美術学部図案科を卒業後、資生堂宣伝部を経て、1961年に仲條デザイン事務所を設立。資生堂の企業文化誌『花椿』のアートディレクターを40年以上務めたほか、資生堂パーラーのパッケージや松屋銀座、東京都現代美術館のロゴなどを手がけた。98年に紫綬褒章、2006年に旭日小綬章を受賞。2021年10月26日没。

僕とデザイン [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:アルテスパブリッシング
著者名:仲條正義(著)
発行年月日:2022/01
ISBN-10:4865592466
ISBN-13:9784865592467
判型:A5
発売社名:アルテスパブリッシング
対象:一般
発行形態:単行本
内容:絵画・彫刻
言語:日本語
ページ数:210ページ
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