平成期放送メディア論―テレビからインターネットへの転換はどのように進んだのか [単行本]
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平成期放送メディア論―テレビからインターネットへの転換はどのように進んだのか [単行本]

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出版社:和泉書院
販売開始日: 2022/01/18
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平成期放送メディア論―テレビからインターネットへの転換はどのように進んだのか の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    平成期放送メディアの興亡を通観し、未来への示唆を探る。人類が経験したことのない大変動の最中にあって、新たな時代に対応できる変革をなしうるかどうかが、今、放送メディアに問われている。インターネットは、どのようにして、情報収集の道具から革命的な動画メディアへと変化したのか。テレビからインターネットへの転換の過程から浮かびあがる両者の特性を考察し、映像コミュニケーションの将来を展望する。
  • 目次

    はじめに
     テレビからインターネットへ
     転換の段階的進展
     本書の目的と方法

    第1部テレビの爛熟とインターネットの黎明(1990年代)
    1.1 平成初期におけるテレビの状況
     冷戦終結に与えたテレビの影響
     テレビの爛熟期を支えた新技術
     多様化と多チャンネル化
     双方向性のニーズ
     ニューメディアへの期待
    1.2 インターネットの普及とマルチメディア
     阪神・淡路大震災における放送と通信
     Windows95とインターネットの普及
     ニューメディアからマルチメディアへ
     コンテンツの二次利用(マルチユース)と権利問題
     ハードとソフト―― 日米で分かれた進路
    1.3「放送革命」と双方向性への対応
     デジタル化による「放送革命」の構想
     テレビのコンテンツとしての映画とメディアとしての映画
     インターネットと多様性のニーズ
     双方向性の発現とインターネット広告
     テレビと初期インターネットの関係―― 娯楽と情報収集

    第2部テレビとインターネットの協調と角逐(2000年代)
    2.1 放送通信融合の本格化
     テレビとインターネットの「ながら利用」
     画一化の進行と地上デジタルテレビ放送
     携帯電話向け放送「ワンセグ」と携帯電話用インターネット「i モード」
     ブロードバンドと動画配信
     ビデオ・オン・デマンドの黎明
    2.2 動画共有の出現とプラットフォームの勃興
     Web2.0とインターネットの参加・共有型メディア化
     検索がもたらした情報革命
     YouTube の出現
     ロングテールと多様性
     プラットフォームの「勝者総取り」
    2.3 動画配信の本格化とスマートフォン革命
     Netflix とiPlayer アーカイブ型とキャッチアップ型の違い
     日本における動画配信の本格化と双方向性の意義
     有料モデルか無料モデルか
     iPhone の衝撃
     テレビと中期インターネットの関係――「棲み分け」による並立

    第3部テレビの退潮とインターネットの隆盛(2010年代)
    3.1 地デジ化と平成期放送メディアの到達点
     東日本大震災における放送と通信の連携
     SNS の話題としてのテレビ番組
     共有と共感―― 映像で自分の気持ちを表現する人びと
     若年層の「テレビ離れ」と動画配信への潜在的需要
     平成期放送メディアの到達点―― 地デジ化とマルチメディア放送
    3.2 動画メディアの確立とグローバリズム
     配信プラットフォームの国際展開とグローバリズム
     サブスクリプションの主流化
     オリジナルコンテンツの制作がもたらす地殻変動
     日本製アニメーションと放送番組の海外輸出
     テレビと後期インターネットの関係―― 機能代替の進行
    3.3 テレビからインターネットへの転換
     インターネットがテレビを抜いた時
     同時再送信の実施とインターネットによるテレビの包含
     平成の決算―― 電子立国の凋落とFAANG の覇権
     インターネット動画メディアにおける中国の台頭
     メディアの信頼性―― テレビに残っているもの

    おわりに
     平成期における映像メディアの転換過程
     コロナ禍が加速した革命
     未来への糧 平成期放送メディアの歩みが示唆するもの


    参考文献
  • 出版社からのコメント

    テレビからインターネットへの転換の過程から浮かびあがる両者の特性を考察し、映像コミュニケーションの将来を展望する。
  • 内容紹介

    メディアの王者として君臨していたテレビが、インターネット動画にその座を明け渡そうとしている。なぜ、テレビに代わってインターネット動画が発展したのか。平成期放送メディアの興亡を通して未来への示唆を探る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    辻 泰明(ツジ ヤスアキ)
    筑波大学教授。博士(情報学)。東京大学文学部フランス語フランス文学科卒。日本放送協会において、ドラマ部、ナイトジャーナル部、スペシャル番組部、教養番組部などで番組制作に従事。その後、編成局にて視聴者層拡大プロジェクトおよびモバイルコンテンツ開発、オンデマンド業務室にてインターネット配信業務を担当

平成期放送メディア論―テレビからインターネットへの転換はどのように進んだのか の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院 ※出版地:大阪
著者名:辻 泰明(著)
発行年月日:2022/01/30
ISBN-10:475761022X
ISBN-13:9784757610224
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:181ページ
縦:21cm
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