日本文学大全集1901-1925 [単行本]

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日本文学大全集1901-1925 [単行本]

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出版社:その他
販売開始日: 2022/02/22
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日本文学大全集1901-1925 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    すべての時間は、一年ずつ等価に並べて絵画作品化できる。書架に一巻ずつ並ぶ文学全集のように。ある年に発表(または執筆)された小説を一つ選び、登場人物の台詞と、その年に関係する様々なモチーフで、画面を構成する。その年を生きただれかが買ったかもしれない商品や、眺めたかもしれない新聞記事、写っているかもしれない写真。不特定のだれかのものがたりは、一連の絵画として並べられたとき、集積された時間・時代を可視化するのではないだろうか。
  • 目次

    絵画作品としての日本文学大全集 指田菜穂子

    日本文学大全集 明治三十四年の女 恵美耶 [中村春雨『無花果』]
    日本文学大全集 明治三十五年の女 お重 [広津柳浪『雨』]
    日本文学大全集 明治三十六年の女 小山 [管野須賀子『絶交』]
    日本文学大全集 明治三十七年の男 春麿 [大倉桃郎『琵琶歌』]
    日本文学大全集 明治三十八年の男 霧島 [小栗風葉『玉の輿』]
    日本文学大全集 明治三十九年の男 八郎 [大塚楠緒子『交通遮断』]
    日本文学大全集 明治四十年の女 妙子 [泉鏡花『婦系図』]
    日本文学大全集 明治四十一年の男 “兄” [伊藤左千夫『隣の嫁』]
    日本文学大全集 明治四十二年の女 三千代 [夏目漱石『それから』]
    日本文学大全集 明治四十三年の男 木村 [森鷗外『食堂』]
    日本文学大全集 明治四十四年の女 三輪 [田村俊子『あきらめ』]
    日本文学大全集 明治四十五年の女 “N港の女” [摩文仁朝信『許嫁と空想の女』]
    日本文学大全集 大正二年の女 水枝 [素木しづ『松葉杖をつく女』]
    日本文学大全集 大正三年の子ども “女の児” [志賀直哉『児を盗む話』]
    日本文学大全集 大正四年の男 平吉 [芥川龍之介『ひょっとこ』]
    日本文学大全集 大正五年の男女 “大勢の人” [田山花袋『時は過ぎゆく』]
    日本文学大全集 大正六年の男 浩 [宮本百合子『日は輝けり』]
    日本文学大全集 大正七年の男 貝島 [谷崎潤一郎『小さな王国』]
    日本文学大全集 大正八年の女 道子 [牧野信一『爪』]
    日本文学大全集 大正九年の男 浩二 [吉屋信子『地の果まで』]
    日本文学大全集 大正十年の男 “忰” [内田百閒『件』]
    日本文学大全集 大正十一年の男 “主人” [中西伊之助『不逞鮮人』]
    日本文学大全集 大正十二年の男 北川 [江戸川乱歩『恐ろしき錯誤』]
    日本文学大全集 大正十三年の男 “背中を見せてゐる男” [藤澤清造『ウヰスキーの味』]
    日本文学大全集 大正十四年の女 “妻” [細井和喜蔵『モルモット』]

    歴史の河床に杭のように打ち込まれる「一年間」ロバート キャンベル
    作家略歴
    作品一覧
  • 出版社からのコメント

    気鋭の芸術家・指田菜穂子が“描く”『日本文学全集』。新たに見えてくる明治・大正の姿とは。
  • 内容紹介

     「絵で百科事典をつくる」という発想のもと、言葉から連想されるあらゆる事象を一枚の画面に緻密に描き込む芸術家・指田菜穂子。その1冊目となる作品集です。
     今回、指田が選んだテーマは日本文学でした。1901(明治三十四)年から1925(大正十四)年に発表された小説25篇を選び出し、その登場人物を作品名としたシリーズ「日本文学大全集」を生みだしました。絵画の主題は小説が発表された「年」です。小説の内容だけでなく、その年に起こった事件や話題となった人物、商品といったさまざまなイメージが絵画化され、その年の世相を表現します。
     また、全ての作品には、絵の細部に何が描き込まれているかがわかる図解と文字による解説がつけられます。解説は絵の描き込みに比例して圧倒的な文字数となり、通常の判型には収まりませんでした。そこで片観音折り・Z折りという製本を随所にとりいれる特殊なアートブックとなりました。作品集の鑑賞者は「絵」と「文字」による膨大な情報から、約百年前の時代の姿に迫ることとなります。一風変わった「絵画による文学全集」は、私たちにどんな歴史の姿を見せてくれるのでしょうか。
     解説には、日本文学研究者のロバートキャンベルを迎え、指田による「日本文学大全集」の魅力を掘り起こします。
  • 著者について

    指田菜穂子 (サシダナホコ)
    指田菜穂子 
    1983年埼玉県生まれ。2006年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、「GEISAI#10」スカウト審査員賞(六本木ヒルズアート&デザインストア賞)受賞。2009年東京大学大学院総合文化研究科修了。2012年第4回絹谷幸二賞奨励賞受賞。西村画廊(11年・16年)での個展・グループ展のほか、「VOCA展―現代美術の展望―新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、14年)、「今どきアート~コレクターI氏の密やかな楽しみ~」(富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館、15年)等に出品多数。東京在住。

    ロバート キャンベル
    ロバート キャンベル 
    ニューヨーク市出身。専門は江戸・明治時代の文学、特に江戸中期から明治の漢文学、芸術、思想などに関する研究を行う。主な編著に『日本古典と感染症』(角川ソフィア文庫、編)、『井上陽水英訳詞集』(講談社)、『東京百年物語』(岩波文庫)、『名場面で味わう日本文学60選』(徳間書店、飯田橋文学会編)等がある。YouTubeチャンネル「キャンベルの四の五のYOUチャンネル」配信中。

日本文学大全集1901-1925 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:アートダイバー ※出版地:横浜
著者名:指田 菜穂子(著)
発行年月日:2022/02/22
ISBN-10:4908122164
ISBN-13:9784908122163
判型:B5
発売社名:アートダイバー
対象:一般
発行形態:単行本
内容:絵画・彫刻
付録:有
言語:日本語
ページ数:151ページ
縦:26cm
その他:カバー裏には、作品のモチーフとなった小説を読むことができる一覧表をつけています
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