摩多羅神―我らいかなる縁ありて [単行本]
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摩多羅神―我らいかなる縁ありて [単行本]

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出版社:春秋社
販売開始日: 2022/08/19
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摩多羅神―我らいかなる縁ありて [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

      Ⅰ

    第一章 摩多羅神と夢の女人――壇上遊戯としての恋
        摩多羅神と比叡山常行堂
        東照大権現と摩多羅神
        有知山剋果『摩多羅神考』の奇想――摩多羅神曼荼羅から
        「竹枝の詞」から中国湖南の聖廟へ
        黄陵廟と二人の妃――韓愈と屈原と
        唐の詩人、李群玉の「湘妃廟」――女人恋慕
        杏花壇は玄旨壇なりき
        夢の妙童菩薩をめぐって
        摩多羅神の正体

      Ⅱ

    第二章 毛越寺の二十日夜祭
    常行堂と芸能の神
        献膳・常行三昧供・蘇民祭

    第三章 毛越寺の摩多羅神と芸能――「唐拍子」をめぐって
        「呼立」と「唐拍子」
        「路舞」と「仏後の曲」
        「唐拍子」と二童子
        「呼立」と穀部屋
        「作神さま」としての摩多羅神

      Ⅲ

    第四章 摩多羅神紀行――服部幸雄『宿神論』の向こうへ
        摩多羅神への旅、あるいは摩多羅神の八〇年代
        摩多羅神の「顕夜」へ
        大いなる部屋
        路舞=唐拍子をめぐって
        宿神への遠近法
        赤岡のシュクジさま
        赤岡へ――絵金と芝居小屋

    第五章 出雲の摩多羅神紀行(前篇)――遥かなる中世へ
        はじめに
        清水寺の摩多羅神を訪ねて
        清水寺の常行堂とまぼろしの修正会
        鰐淵寺へ
        鰐淵寺の常行堂と摩多羅神
        中世の常行堂と摩多羅神影向所
        もうひとつの智春上人伝――三人の老翁譚
        天正年間における諏訪大明神の勧請

    第六章 出雲の摩多羅神紀行(後篇)――黒いスサノオ
        はじめに
        「影向山王」と影向摩多羅神
     Ⅰ 摩多羅神=スサノオ説をめぐって
        「異神」としてのスサノオ
        唐川へ――摩多羅神=スサノオの葬地を訪ねて
        摩多羅神への献膳作法
        第二の葬地=鰐淵寺・熊成の峯
        第三の葬地=日御碕・隠ヶ岡
        黒いスサノオたち
     Ⅱ 流着峰縁起と杵築する神――中世出雲神話
        流着峰縁起――鰐淵寺の縁起
        飛来峰縁起と流着峰縁起
        宗教芸能の中の浮浪山とスサノオ
        おわりに――杵築するスサノオ

      Ⅳ

    第七章 我らいかなる縁ありて 今この神に仕ふらん――常行堂と結社の神・摩多羅神
        はじめに
     Ⅰ 常行堂と隠れたる神
        起請文と新入の作法
        第三の空間としての「密蔵」
     Ⅱ 修正会の祝祭空間と行事
        三時の次第と「所作当て」
        剋部屋での行事(一)――「経の題」・鏡・「三国各所」
        剋部屋での行事(二)――「江東問答」と「懺悔」
     Ⅲ 芸能の饗宴――摩多羅神の顕夜に
        摩多羅神の顕夜
        エボシの異装
        おわりに――結願作法と牛王の授与

      Ⅴ

    第八章 大いなる部屋――修正会を超えて
        常行堂――その運動性と空間性
     Ⅰ 日光山と毛越寺常行堂の「部屋入り」――溶解する後戸空間
        部屋入りの作法――日光山常行堂
        毛越寺延年の「呼立」と「穀部屋」
     Ⅱ 三河大神楽の「部屋」と「部屋入り」
        花祭りと三河大神楽
        神楽屋敷と「部屋」
        みるめさま
        「部屋入り」の作法と行事
        花祭りの「切目の王子」
        大神楽における「部屋入り」
        大神楽の終結儀礼
        消えた「こうぬし祭り」
     Ⅲ ふたたび「ありやの浄土」へ

    おわりに
  • 出版社からのコメント

    ドラスティックな日本中世、大寺の奥深く〈闇〉に鎮座する異神に光を当て、その霊性のありかを探り、日本的精神性を展望する快著。
  • 内容紹介

    ドラスティックな日本中世の世界、大寺の奥深く〈闇〉に鎮座する異神に光を当て、その由緒と霊性のありかを探り、あわせて日本的精神性を展望する、渾身の画期的論考。今に連なる、激動と驚異の宗教的・精神的運動の意味するものとは。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山本 ひろ子(ヤマモト ヒロコ)
    1946年生まれ。早稲田大学第一文学部史学科中退。日本宗教思想史。私塾「成城寺小屋講座」を主宰。和光大学表現学部名誉教授
  • 著者について

    山本 ひろ子 (ヤマモト ヒロコ)
    1946年生まれ。早稲田大学第一文学部中退。和光大学名誉教授。日本宗教思想史専攻。私塾「成城寺小屋講座」主宰。主な著書に『中世神話』『大荒神頌』『変成譜――中世神仏習合の世界』『異神――中世日本の秘教的世界』、編著に『諏訪学』などがある。

摩多羅神―我らいかなる縁ありて [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:春秋社
著者名:山本 ひろ子(著)
発行年月日:2022/08/20
ISBN-10:4393291336
ISBN-13:9784393291337
判型:A5
発売社名:春秋社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:384ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:3cm
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