血縁を超えて親子になる―養親と養子の心理的葛藤の変遷と変容による親子関係の再構築 [単行本]
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血縁を超えて親子になる―養親と養子の心理的葛藤の変遷と変容による親子関係の再構築 [単行本]

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出版社:福村出版
販売開始日: 2022/03/11
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血縁を超えて親子になる―養親と養子の心理的葛藤の変遷と変容による親子関係の再構築 の 商品概要

  • 目次

    第1章 問題提起と本書の構成
     第1節 問題の所在
     第2節 研究の背景
      1 社会的養護における受け皿としての家庭養護
      2 血縁によらない親子関係
      3 不妊治療と「親になる」選択肢としての養子縁組
      4 本研究の主要概念の操作的定義
     第3節 血縁によらない親子関係に関する先行研究の動向
      1 親子関係不調に関する研究
      2 「真実告知」の実態と研究
      3 「ルーツ探し」と出自に関するコミュニケーションの先行研究
      4 養子のアイデンティティに関する研究
     第4節 本研究の目的と方法
      1 研究の目的
      2 研究の方法

    第2章 血縁によらない子どもの「親になる」過程
     研究1 「親になる」意思決定についての研究――実子を授からず里親・養親になった夫婦の語りから
     第1節 問題と目的
      1 カップルの「親になる」「親にならない」の選択に関する先行研究
      2 不妊の夫婦が「親になる」ことに関する先行研究
      3 「親にならない」選択をした不妊の夫婦の意思決定要因
     第2節 研究方法
     第3節 結果
      1 調査協力者の属性と特徴
      2 里親になるまでの語り
      3 ライフステージからみた影響要因
     第4節 考察
      1 夫婦関係の洗い直しと理解し合意する努力
      2 血縁による子どもを持てない人生の受容と、里親という選択
      3 社会文化的差別圧力を乗り越える
      4 非血縁でも血縁の子どもと同等の愛情
      5 里子(養子)のいることのプラス面の認識
     研究2 「血縁を超えて親になる」養母の心理的変容プロセス――複線径路・等至性モデル(TEM)と発生の三層モデル(TLMG)による分析
     第1節 問題と目的
     第2節 研究方法
      1 研究協力者
      2 分析方法
     第3節 結果
      1 第1期「A を上手に育てる」時期
      2 第2期「Aの反抗により親であることに葛藤する」時期
      3 第3期「本来のAの理解が深まる」時期
      4 第4期「ありのままのAを認める」時期
     第4節 考察
      1 第1層「個人活動レベル」:過去の子ども像と現実の子どもの間での葛藤
      2 第2層「記号レベル」:Aへの理解が進展し自慢の子ども像を手放す
      3 第3層「信念・価値レベル」:生みの親の遺伝的要因も含めたAの親になる

    第3章 養子の成長と親子関係再構築の過程
     研究3 養親子における「真実告知」に関する一考察――養子は自分の境遇をどのように理解していくのか
     第1節 問題と目的
     第2節 研究方法
      1 調査対象
      2 調査方法・期間
      3 分析方法
     第3節 結果
      1 養子縁組家庭の3事例
      2 3事例の特徴
     第4節 考察
      1 養子が真実告知を受けてから自分の境遇を理解していく過程
      2 研究から示唆されることと今後の課題
     研究4 養子と養母の親子関係の再構築――真実告知後の養子と養母のやりとりの記録から
     第1節 問題と目的
      1 血縁によらない親子関係の再構築
      2 本研究の目的
     第2節 研究方法
      1 研究協力者
      2 分析資料とデータの収集方法
      3 実施時期
      4 分析方法
      5 倫理的配慮
     第3節 結果と考察
      1 適応課題Ⅰ「最初の真実告知への適応」
      2 適応課題Ⅱ「子どもの生まれについての学び」
      3 適応課題Ⅲ「養子であることの意味の理解」
      4 適応課題Ⅳ「生みの親と自分のルーツの探求」
      5 適応課題Ⅴ「養子に関するスティグマへの対処」
      6 適応課題Ⅵ「喪失の不安に関することへの対処」
     第4節 総合考察
      1 養子縁組親子理解からの親子関係の再構築
      2 養子の心理面からの親子関係の再構築
      3 血縁によらない親子関係の再構築

    第4章 2組の親を持つ養子のアイデンティティの形成
     研究5 養親と成人した養子のそれぞれの親子関係の形成
     第1節 問題と目的
     第2節 研究方法
      1 養子の心理社会的適応のモデル
      2 データ収集のためのライフラインメソッド
      3 データの分析手順
      4 研究協力者
      5 倫理的配慮
     第3節 結果
      1 研究協力者の背景
      2 事例の概要と養親子のライフライン
      3 養母と養子それぞれの思い
      4 養子が出自について知りたいと考える情報
      5 実親と養親についての思い
      6 養親の現在の思い
     第4節 考察
      1 養親が養子と「親子になる」経験
      2 実親と養親を持つ養子としてのアイデンティティの形成

    第5章 総合考察
     第1節 研究知見の整理
     第2節 本研究の総括
      1 「試し行動」を受け止めて血縁によらない「親になる」
      2 「真実告知」から「ルーツ探し」へと続く養子のアイデンティティ形成
      3 「運命の分かち合い」により「血縁を超えて親子になる」
     第3節 本研究の意義と今後の課題
      1 本研究の意義
      2 本研究から得られた心理的側面からの臨床場面への示唆
      3 今後の課題

    付録
     1〔研究2〕インタビュー調査から抽出された切片と生成されたグループのデータ
     2〔研究5〕養母への質問内容と語り
     3〔研究5〕養子への質問内容と語り
  • 出版社からのコメント

    血縁のない親子関係における養子養育の心理的ニーズと養子縁組家族への支援システムの構築を検討する。
  • 内容紹介

    血縁のない養親と養子が養子養育特有の課題にどう対処し、それぞれどのような心理的変遷を経て親子関係を形成してきたのか、心理的ニーズと支援システムの構築を検討する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    森 和子(モリ カズコ)
    文京学院大学教授。名古屋大学大学院教育発達科学研究科心理発達科学専攻博士後期課程修了(心理学博士)。専門領域、児童福祉学、家族福祉学。研究テーマ、里親子・養子縁組家族の親子関係構築と支援

血縁を超えて親子になる―養親と養子の心理的葛藤の変遷と変容による親子関係の再構築 の商品スペック

商品仕様
出版社名:福村出版
著者名:森 和子(著)
発行年月日:2022/03/15
ISBN-10:457142079X
ISBN-13:9784571420795
判型:B5
発売社名:福村出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:217ページ
縦:22cm
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