中江兆民と植木枝盛―日本民主主義の原型(新・人と歴史 拡大版〈45〉) [新書]
    • 中江兆民と植木枝盛―日本民主主義の原型(新・人と歴史 拡大版〈45〉) [新書]

    • ¥1,98060 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月29日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
中江兆民と植木枝盛―日本民主主義の原型(新・人と歴史 拡大版〈45〉) [新書]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003529212

中江兆民と植木枝盛―日本民主主義の原型(新・人と歴史 拡大版〈45〉) [新書]

価格:¥1,980(税込)
ゴールドポイント:60 ゴールドポイント(3%還元)(¥60相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月29日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:清水書院
販売開始日: 2022/04/06
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

中江兆民と植木枝盛―日本民主主義の原型(新・人と歴史 拡大版〈45〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「自由民権」それは、時の藩閥専制政府に抵抗した明治の民衆がかかげた理念である。彼らは全国各地で人間の自由と権利の恢復をめざして活発な運動を展開した。この民権運動の陣営には、多くの知識人が参加した。日本ではじめて、層としての知識人が民衆の側に立ったのである。中江兆民と植木枝盛は、そうした民権論者の代表的な人物である。二人は、もっとも深く民主主義思想をとらえ、民権運動とともに生き、自由民権を抑圧しようとする政治権力とまっこうから対立した。その思想と行動の軌跡を明らかにする。
  • 目次

    はじめに

    序章 自由民権運動と中江兆民・植木枝盛
    自由民権運動/中江兆民/植木枝盛/中江と植木のちがい

    Ⅰ 留学生知識人と土着民権家
    学問好きの中江少年
    土佐の子・維新の子/幼少時の兆民/長崎留学/明治維新
    フランス留学と兆民
    フランス留学/パリの兆民/馬場辰猪と兆民
    東洋のルソー
    仏学塾/官に就く/奇行の人・兆民/豆食い書記官/「民約論」の紹介/学問は疑に始まる/『民約訳解』/今蘆騒
    植木の生い立ち
    植木少年/独学による思想形成
    政論家植木の登場
    民選議院設立建白と立志社の創立/再度の東京遊学/明六社/三田演説会/讒謗律・新聞紙条例/民権家枝盛の誕生
    立志社と植木
    立志社建白/立志社社員枝盛の活動

    Ⅱ 自由民権運動のなかで
    自由民権運動の展開
    愛国社の再興/愛国社と枝盛/府県会議員の動き/国会期成同盟/集会条例/自由党結成の盟約/民権派知識人
    自由民権の原理
    『東洋自由新聞』/自由論/人民主権論/富国強兵/小国日本論
    植木の民主主義思想─憲法案を中心に─
    憲法案の作成/民間の憲法案/立志社の憲法案/植木案の特色─人民主権/植木案の特色─人権保障
    自由党の結成
    大隈重信の意見書/「岩倉綱領」/開拓使官有物払い下げ事件/明治一四年の政変/自由・改進両党の結成/松方財政と軍備拡張/福島事件/板垣外遊問題
    植木と酒屋会議
    重い酒税/政府の圧迫と枝盛の抵抗/酒屋会議/酒税減額運動/植木の役割
    民権運動退潮のなかで
    激化諸事件と運動の壊滅/自由党解党後の枝盛/兆民の理論の再構築と政治への主体的参加/『三酔人経綸問答』

    Ⅲ 明治国家とのたたかい
    三大事件建白運動
    民権派の大同団結/三大事件の建白/保安条例/「おれは酒を飲んでいる」
    自由と平等をめざして
    『東雲新聞』の創刊/兆民の生活/「門前にて御断申候」/部落解放論/差別は差別者の問題/普通選挙論/国会の権限/徴兵常備軍の意味/兆民の徴兵常備軍批判/「土著兵論」
    恩賜的民権から恢復的民権へ
    明治憲法の発布/憲法を読んで「苦笑するのみ」/自由党再興派の憲法批判/兆民の憲法点閲論
    植木の婦人解放論
    男尊女卑の風潮/「廃娼論」/『東洋之婦女』/婦人解放論の意義
    人民の代議士
    国会開設/民権派の大合同を策す/国会の監視役/党は人民のために、党員は党のために/議員政党か、大衆政党か/議員を監視激励せよ/予算減額をめぐる紛糾/土佐派議員、政府と妥協/「無血虫の陳列場」
    民権是れ至理也、自由平等是れ大義也
    アイヌ迫害に憤激/公娼必要を唱える/枝盛の死/日本国に深切な国民を求めて/『一年有半』

    あとがき
    年  譜
    参考文献
    さくいん
  • 出版社からのコメント

    自由民権を抑圧しようとする政治権力に真っ向から立ち向かった中江兆民と植木枝盛。二人の思想と行動の軌跡を鮮やかに描き出した。
  • 内容紹介

    明治時代、藩閥専制政府に対して自由民権運動が全国で展開された。そのなかで中江兆民と植木枝盛は、最も深く民主主義思想を理解し、自由民権を抑圧しようとする政治権力に真っ向から立ち向かった。本書は、その二人の思想と行動の軌跡を鮮やかに描き出した。

    図書館選書
    明治時代、藩閥専制政府に対し自由民権運動が全国展開されるなかで中江兆民と植木枝盛。最も深く民主主義思想を理解し、自由民権を抑圧しようとする政治権力に真っ向から立ち向かった二人の思想と行動の軌跡を鮮やかに描きく。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    松永 昌三(マツナガ ショウゾウ)
    1932年(昭和7)、三重県に生まれる。東京教育大学大学院文学研究科博士課程修了。日本近代思想史専攻。文学博士。都留文科大学、茨城大学、岡山大学、日本女子大学の教授を歴任。茨城大学・岡山大学名誉教授

中江兆民と植木枝盛―日本民主主義の原型(新・人と歴史 拡大版〈45〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:清水書院
著者名:松永 昌三(著)
発行年月日:2022/03/15
ISBN-10:4389441450
ISBN-13:9784389441456
旧版ISBN:9784389440213
判型:B6
発売社名:清水書院
対象:教養
発行形態:新書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:247ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
他の清水書院の書籍を探す

    清水書院 中江兆民と植木枝盛―日本民主主義の原型(新・人と歴史 拡大版〈45〉) [新書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!