歌集 火宅のごとし（歌と観照叢書） [単行本]

歌集 火宅のごとし（歌と観照叢書） [単行本] の 商品概要

• 目次

  はじめに
  
  平成元年（一九八九）
  　消費税導入／衆議院の保革逆転／中国の天安門事件
  平成二年（一九九〇）
  神戸の高校校門の圧死事件／アパルトヘイト／南からの難民
  平成三年（一九九一）
  　湾岸戦争勃発／自衛隊のペルシャ湾掃海部隊出発／ソ連解体
  平成四年（一九九二）
  　不正入試発覚／ＰＫＯ協力法成立／京都の社寺拝観拒否のストライキ
  平成五年（一九九三）
  　両陛下　吹上御所にご移転／河野談話の発表／休耕田の増加
  平成六年（一九九四）
  　小学校のいじめ／凶作によりタイ米緊急輸入／中国機名古屋空港に墜落
  平成七年（一九九五）
  　阪神･淡路大震災発生／オウム真理教･弁護士殺害事件
  平成八年（一九九六）
  　原爆ドーム世界遺産に登録／流行性感冒Ｏ１５７／友は有料老人ホームへ
  平成九年（一九九七）
  　山一証券の破綻／神戸児童連続殺害（酒鬼薔薇事件）
  平成十年（一九九八）
  　自衛隊の後方支援／長野オリンピック
  平成十一年（一九九九）
  　初めて脳死による臓器移植実施／Ｋ氏の政界の乱
  平成十二年（二〇〇〇）
  　人工衛星「ミール」よありがとう／少年非行の増加／さらば二十世紀
  平成十三年（二〇〇一）
  　小泉首相の靖国神社参拝／アメリカ同時多発テロ発生／池田小学校の児童殺害事件
  平成十四年（二〇〇二）
  　北朝鮮から拉致家族の帰国／他国籍軍のアフガン侵攻／北朝鮮からの脱出者相つぐ
  平成十五年（二〇〇三）
  　米･英軍がイラク侵攻／少子化が進む
  平成十六年（二〇〇四）
  　オウム真理教捜査と裁判／自衛隊のイラク派遣／鶏インフル発生
  平成十七年（二〇〇五）
  　福知山線脱線事故／無言館に来て
  平成十八年（二〇〇六）
  　中東に再びの戦乱／熊が人里に現わる
  平成十九年（二〇〇七）
  　総選挙・民主党第一党に／介護施設を訪う
  平成二十年（二〇〇八）
  　オバマ大統領誕生／宇宙衛星「かぐや」の打ち上げ／首相の交代／北京五輪開催／蟹工船ブーム
  平成二十一年（二〇〇九）
  　またもや首相交代／北朝鮮ムスダンを発射
  平成二十二年（二〇一〇）
  　広島の原爆追悼慰霊式／宮崎に口蹄疫発生
  平成二十三年（二〇一一）
  　東日本大震災発生／原発事故発生／大津市中学生のいじめによる自殺
  平成二十四年（二〇一二）
  　歳末の総選挙／金星が太陽面を通過／大阪維新の会／厳しきワーキングプア
  平成二十五年（二〇一三）
  　カシミール紛争／秘密保護法の成立／近くて遠い隣人／ＴＰＰ交渉はじまる
  
  あとがき

• 内容紹介

  著者の全作品の中より、平成元年から平成25年までの間の、主として社会詠に属する作品を抽出した歌集。その事件・事象の起きた年毎に編集した内容は、正しく歩んできたその時代の証言である。現代の血で現代を詠い、社会に訴える、珠玉の361首。
  

歌集 火宅のごとし（歌と観照叢書） [単行本] の商品スペック