燕は戻ってこない [単行本]
    • 燕は戻ってこない [単行本]

    • ¥2,09063 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
燕は戻ってこない [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003531318

燕は戻ってこない [単行本]

価格:¥2,090(税込)
ゴールドポイント:63 ゴールドポイント(3%還元)(¥63相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:集英社
販売開始日: 2022/03/04
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

燕は戻ってこない [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    【第57回 吉川英治文学賞受賞作】
    【第64回 毎日芸術賞受賞作】

    この身体こそ、文明の最後の利器。

    29歳、女性、独身、地方出身、非正規労働者。
    子宮・自由・尊厳を赤の他人に差し出し、東京で「代理母」となった彼女に、失うものなどあるはずがなかった――。

    北海道での介護職を辞し、憧れの東京で病院事務の仕事に就くも、非正規雇用ゆえに困窮を極める29歳女性・リキ。「いい副収入になる」と同僚のテルに卵子提供を勧められ、ためらいながらもアメリカの生殖医療専門クリニック「プランテ」の日本支部に赴くと、国内では認められていない〈代理母出産〉を持ち掛けられ……。

    『OUT』から25年、女性たちの困窮と憤怒を捉えつづける作家による、予言的ディストピア。


    頁の隙間から聞こえてくる、今の世界を保持するための骨組の軋み。
    こういう小説と出会うことでしか、私達は私達の不都合な部分を見つめられない。
    ――朝井リョウ(作家)

    女であること、産む性であることは、なんて悲しいのだろう。
    ラストを読み、思わず溢れた涙の理由を、私は今も考えつづけている。
    ――小島慶子(エッセイスト)

    新技術と経済・ジェンダー格差が交差するとき、恩恵を受けるのは男性だ。
    被害をこうむるマイノリティの苦しみを、マジョリティの私がどこまで想像できるかを突きつけられ、たじろいだ。
    ――斎藤幸平(経済思想家)

    読んでいる間、ずっと殴られるような感覚に襲われていた。
    それは自分を含む大勢の人が、今この瞬間も世界に殴られ続けているのだという、気付きであり目覚めでもある、大切な痛みだった。
    ――村田沙耶香(作家)

    【著者略歴】
    桐野夏生(きりの・なつお)
    1951年金沢市生まれ。93年「顔に降りかかる雨」で江戸川乱歩賞受賞。98年『OUT』で日本推理作家協会賞、99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、『ナニカアル』で10年、11年に島清恋愛文学賞と読売文学賞の二賞を受賞。2015年には紫綬褒章を受章、21年には早稲田大学坪内逍遥大賞を受賞。『バラカ』『日没』『インドラネット』『砂に埋もれる犬』など著書多数。
  • 出版社からのコメント

    女性、独身、地方出身、非正規労働者。貧困にあえぐ29歳のリキが〈代理母出産〉に人生を絡めとられる様を描く予言的ディストピア。
  • 内容紹介

    この身体こそ、文明の最後の利器。

    29歳、女性、独身、地方出身、非正規労働者。
    子宮・自由・尊厳を赤の他人に差し出し、東京で「代理母」となった彼女に、失うものなどあるはずがなかった――。

    北海道での介護職を辞し、憧れの東京で病院事務の仕事に就くも、非正規雇用ゆえに困窮を極める29歳女性・リキ。「いい副収入になる」と同僚のテルに卵子提供を勧められ、ためらいながらもアメリカの生殖医療専門クリニック「プランテ」の日本支部に赴くと、国内では認められていない〈代理母出産〉を持ち掛けられ……。

    『OUT』から25年、女性たちの困窮と憤怒を捉えつづける作家による、予言的ディストピア。

    【著者略歴】
    桐野夏生(きりの・なつお)
    1951年金沢市生まれ。93年「顔に降りかかる雨」で江戸川乱歩賞受賞。98年『OUT』で日本推理作家協会賞、99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、『ナニカアル』で10年、11年に島清恋愛文学賞と読売文学賞の二賞を受賞。2015年には紫綬褒章を受章、21年には早稲田大学坪内逍遥大賞を受賞。『バラカ』『日没』『インドラネット』『砂に埋もれる犬』など著書多数。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    桐野 夏生(キリノ ナツオ)
    1951年金沢市生まれ。93年「顔に降りかかる雨」で江戸川乱歩賞受賞。98年『OUT』で日本推理作家協会賞、99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、『ナニカアル』で10年、11年に島清恋愛文学賞と読売文学賞の二賞を受賞。15年には紫綬褒章を受章、21年には早稲田大学坪内逍遥大賞を受賞。著書多数。日本ペンクラブ会長

燕は戻ってこない [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:集英社
著者名:桐野 夏生(著)
発行年月日:2022/03/10
ISBN-10:4087717615
ISBN-13:9784087717617
判型:B6
発売社名:集英社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:445ページ
縦:20cm
横:13cm
厚さ:4cm
重量:570g
他の集英社の書籍を探す

    集英社 燕は戻ってこない [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!