憲法とジェンダー法学―男女共同参画の課題(辻村みよ子著作集〈第4巻〉) [全集叢書]
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出版社:信山社
販売開始日: 2022/01/31
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憲法とジェンダー法学―男女共同参画の課題(辻村みよ子著作集〈第4巻〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    方法論から体系化へ、ジェンダー法学の深化を目指し、憲法学研究からジェンダー人権論、シティズンシップ論を考察。憲法学の基層から根源的な権利を追求し続けた軌跡の集大成。憲法・比較憲法・ジェンダー法学など広汎な著作をテーマ別に編集。
  • 目次

    『憲法とジェンダー法学 ー 男女共同参画の課題(辻村みよ子著作集第4巻)』
      辻村 みよ子(東北大学名誉教授)著

    【目 次】

    ◇第1章 ジェンダー法学の目的と課題◇

    ◆1 序論 「ジェンダー」と「ジェンダー法学」
     Ⅰ 「ジェンダー」概念の形成と展開
     Ⅱ 欧米のジェンダー法学の展開と日本の現状
     Ⅲ フェミニズム(理論・運動)の歴史
     Ⅳ ジェンダー法学の目的と課題
    〔補 遺〕

    ◆2 ジェンダー法学の意義と課題
     Ⅰ 近代法の本質とジェンダー法学の展開
     Ⅱ ジェンダーと多文化共生の視点
     Ⅲ 日本におけるジェンダー法学の展開
     Ⅳ ジェンダー法学・憲法学の課題と展望
    〔補 遺〕

    ◆3 「ジェンダー法学教育」の意義と課題
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 学術分野におけるジェンダー研究・教育の意義
     Ⅲ ジェンダー法学の意義と課題
     Ⅳ ジェンダー法学教育の意義と構想
     Ⅴ 「ジェンダー憲法学」研究・教育の意義と課題
    〔補 遺〕

    ◇第2章 憲法学とジェンダー◇

    ◆4 憲法学とジェンダー
     Ⅰ 憲法学におけるジェンダーの視点
     Ⅱ 人権論とジェンダー
     Ⅲ 主権論・シティズンシップ論とジェンダー
     Ⅳ 公私二元論の再編と家族の位置
     Ⅴ 平和とジェンダー
     Ⅵ 「ジェンダー憲法学」の可能性
    〔補 遺〕

    ◆5 ジェンダーとシティズンシップ
     Ⅰ ジェンダー論とシティズンシップ論の交錯
     Ⅱ 日本における女性の政治参画問題―ジェンダーとシティズンシップの交錯
     Ⅲ 政策決定過程における男女共同参画とポジティヴ・アクション
     Ⅳ 近代批判と公私二分論をめぐる課題
    〔補 遺〕

    ◆6 ジェンダーと憲法学―人権論・シティズンシップ論の再編と憲法学の課題
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 近代人権論・シティズンシップ論とフェミニズム
     Ⅲ 国家と家族
     Ⅳ 国家とジェンダー
     Ⅴ 21世紀型憲法学の課題とジェンダー―「ジェンダー憲法学」の可能性?
    〔補 遺〕

    ◆7 ジェンダーと人権―ウィメンズ・ライツとヒューマン・ライツの間
     Ⅰ 問題の所在
     Ⅱ 国際人権法における「女性の人権」論の展開
     Ⅲ 「女性の人権」論とフェミニズム
     Ⅳ 「ジェンダー人権論」の展望
     Ⅴ 性差に基礎をおく権利の再構築―リプロダクティヴ・ライツをめぐって
     Ⅵ 人権規制と性差―権利保障の二つの系譜
    〔補 遺〕

    ◆8 日本国憲法の平等原理とジェンダー
     Ⅰ 日本国憲法の人権規定とジェンダー
     Ⅱ 憲法14条解釈と「平等」原則の展開
     Ⅲ 間接差別をめぐる問題
     Ⅳ 憲法の平等原理と公序良俗
     Ⅴ 性差別をめぐる問題
     Ⅵ 家族と平等
    〔補 遺〕

    ◆9 女性差別撤廃条約とジェンダー平等
     Ⅰ 国連の取組み―女性差別撤廃から「女性の人権」・ジェンダー平等へ
     Ⅱ 女性差別撤廃委員会勧告と日本の状況
     Ⅲ 政治分野・学術分野の現状とポジティヴ・アクション
     Ⅳ 婚姻と姓に関する「同一の権利」の保障―民法733条・750条の憲法適合性と条約適合性
     Ⅴ 今後の課題
    〔補 遺〕

    ◇第3章 ジェンダー平等政策とポジティヴ・アクション◇

    ◆10 世界のジェンダー平等政策
     はじめに
     Ⅰ イギリスでの展開―選挙法改正と女性参政権運動
     Ⅱ アメリカでの展開
     Ⅲ フランスでの展開―女性の権利確立の「おくれ」と「すすみ」
     Ⅳ その他の諸国での展開
     Ⅵ ジェンダー平等政策とポジティヴ・アクションの展開
    〔補 遺〕

    ◆11 ポジティヴ・アクションの類型と課題
     Ⅰ 問題の所在
     Ⅱ ポジティヴ・アクションの観念と類型
     Ⅲ ポジティヴ・アクションの適用領域
     Ⅳ 政治参画領域のポジティヴ・アクション―フランスの「パリテ」とイギリス性差別禁止法改正
     Ⅵ 小括―ポジティヴ・アクションに関する理論的課題への展望
    〔補 遺〕

    ◆12 選挙制度とクオータ制
     Ⅰ 問題の所在
     Ⅱ クオータ制の類型―注目される韓国モデル
     Ⅲ クオータ制の合憲性
     Ⅳ 主権・代表制論とクオータ制―フランス憲法とルワンダ憲法
     Ⅴ 日本の選挙制度とクオータ制導入の課題
     Ⅳ 小括―クオータ制導入の理論的・実践的ハードル
    〔補 遺〕

    ◆13 日本の男女共同参画社会基本法と取組みの課題
     Ⅰ 日本の現状
     Ⅱ 男女共同参画社会基本法の制定と国の取組み
     Ⅲ 地方公共団体・民間団体の取組みと課題
     Ⅳ 新型コロナウイルス感染下の男女共同参画の課題
    〔補 遺〕

    ◆14 日本のジェンダー平等と地方の課題
     Ⅰ 日本の現状―なぜ120位なのか
     Ⅱ 「遅れ」の原因と政治分野の課題
     Ⅲ 「政治分野の男女共同参画推進法」
     Ⅳ 第5次男女共同参画基本計画
     Ⅳ 地方の取組促進のために
    〔補 遺 1〕
    〔補 遺 2〕2021年10月総選挙後の女性議員比率

    ◇第4章 ジェンダー法学の諸課題◇

    ◆15 雇用・社会保障とジェンダー
     Ⅰ 雇用における男女共同参画の現状
     Ⅱ 男女雇用均等政策と判例の展開
     Ⅲ 理論的検討課題
     Ⅳ 社会保障とジェンダー
    〔補 遺〕

    ◆16 女性に対する暴力の撤廃―性暴力,ストーカー,セクシュアル・ハラスメント
     Ⅰ 性暴力
     Ⅱ ストーカー行為
     Ⅲ セクシュアル・ハラスメント
    〔補 遺〕

    ◆17 セクシュアリティとポルノ・売買春
     Ⅰ ポルノグラフィーの定義と法規制
     Ⅱ 児童ポルノ禁止法の展開
     Ⅲ 売買春と性的自己決定権
    〔補 遺〕

    ◆18 学術・教育分野の男女共同参画
     Ⅰ 学術分野の男女共同参画推進の意義
     Ⅱ 学術分野におけるジェンダー研究・教育の意義
     Ⅲ 学術分野内の男女共同参画の現状と課題
     Ⅳ 学術分野でのポジティヴ・アクションの取組みと課題
    〔補 遺 1〕
    〔補 遺 2〕 医学部女性差別入試問題

    ◆19 司法におけるジェンダー・バイアスと理論的課題
     Ⅰ 司法におけるジェンダー・バイアス
     Ⅱ 「女性の人権」とジェンダー平等をめぐる理論的課題
    〔補 遺〕

    ◇第5章 多文化共生社会のジェンダー平等―グローバリゼーションとジェンダー・多様性・共生◇

    ◆20 グローバル時代のジェンダー平等と「共生」
     Ⅰ グローバリゼーションとジェンダー平等
     Ⅱ ジェンダー平等と「共生」
     Ⅲ 〈グローバリゼーション〉・〈ジェンダー平等〉・〈多文化共生〉を総合する理論の構築
     Ⅳ 『ジェンダー平等と多文化共生―複合差別を超えて』の意義
    〔補 遺〕

    ◆21 多文化共生社会のジェンダー平等―イスラムのスカーフ論争をめぐって
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 問題の所在―イスラムのスカーフ問題の諸相
     Ⅲ スカーフ禁止の論理―3つの対抗図式
     Ⅳ ジェンダーの視点からみたスカーフ論争の争点
     Ⅴ 小括―ジェンダーと多文化共生研究の交錯への視座
    〔補 遺〕

    ◆22 平和とジェンダー―グローバル時代のシティズンシップ論をめぐって
     Ⅰ はじめに―平和・人権・ジェンダーの相関図
     Ⅱ フェミニズムの「難問」
     Ⅲ 「人権アプローチ」の有効性
     Ⅳ 「人権としての平和」とジェンダー
     Ⅴ 今後の研究課題―「平和・人権・ジェンダー」研究のマトリクス
    〔補 遺〕

    〔資料篇〕
    (1) 略年表(『ジェンダーと法』関連年表)
    (2) 関連条文一覧(国連,フランス,イタリア,ドイツ,イギリス,ルワンダ,韓国)
    (3) 主要参考文献(欧文文献・和文文献)
    (4) 著作集第4巻(憲法とジェンダー法学)に関連する著作一覧 
  • 内容紹介

    ◆辻村みよ子著作集 ― 憲法・比較憲法・ジェンダー法学など広範な著作をテーマ別に編集◆
     
    憲法学の基層から、根源的な権利を追求し続けた、憲法研究者としての50年にわたる軌跡の集大成。憲法・比較憲法・ジェンダー法学など広範な著作をテーマ別に編集。

    ●第4巻は、方法論から体系化へ、ジェンダー法学の深化を目指し、憲法学研究からジェンダー人権論、シティズンシップ論を考察。まさに理論的・実践的研究のジェンダー法学の宝庫。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    辻村 みよ子(ツジムラ ミヨコ)
    1949年東京生まれ。広島大学教育学部付属高校・一橋大学法学部卒(1972)。同大学院修士課程修了・博士課程単位修得(1978)。法学博士(一橋大学)。一橋大学助手、成城大学専任講師・助教授・教授、パリ第二大学在外研究(1990~1991)をへて1999年から東北大学法学部・大学院法学研究科教授・同大学21世紀COE/グローバルCOE拠点リーダー(2003‐2013)、同大学ディスティングイッシュトプロフェッサー(2009~2013)、パリ第二大学比較法研究所招聘教授(1999~2004)、明治大学法科大学院教授(2013~2020)。現在、東北大学名誉教授・弁護士(東京弁護士会)、ジェンダー法政策研究所共同代表。日本学術会議会員・連携会員(2003~2020)、国際憲法学会理事(2014~2018)・同日本支部副代表、日本公法学会理事(1995~2019)、全国憲法研究会代表(2012~2014)・運営委員(1989~2017)、ジェンダー法学会理事長(2009~2011)・理事(2004~2020)、憲法理論研究会事務局長(1993~1995)・運営委員(1985~2015)、法務省司法試験考査委員(2000~2007)、日仏法学会理事、内閣府男女共同参画会議員(2010~2021)・同専門調査会委員等を歴任。専門、憲法学、比較憲法学、フランス憲法学、、ジェンダー法学。受賞、1990年度渋沢=クローデル賞(『フランス革命の憲法原理』日本評論社)。2010年度昭和女子大学女性文化研究賞(『憲法とジェンダー』有斐閣)2021年度「男女共同参画社会づくり功労者総理大臣表彰」受賞
  • 著者について

    辻村 みよ子 (ツジムラ ミヨコ)
    東北大学名誉教授

憲法とジェンダー法学―男女共同参画の課題(辻村みよ子著作集〈第4巻〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:辻村 みよ子(著)
発行年月日:2022/01/20
ISBN-10:4797213647
ISBN-13:9784797213645
判型:B5
発売社名:信山社出版
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:543ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:3cm
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