考古学概論―初学者のための基礎理論 [単行本]
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考古学概論―初学者のための基礎理論 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2022/03/20
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考古学概論―初学者のための基礎理論 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    発掘はどのように行われるのか、考古資料はどのように年代や用途が解釈されるのか。研究の歴史から、基礎理論、フィールド調査、資料の解釈、報告書刊行までを広く解説。最新の研究成果を紹介するコラムや発展的な学習につながる「ブックガイド」をはじめ、文献の種類や読み方を説いた「考古学の学習と文献」も充実。
  • 目次

    はじめに

    序 章 はじめての考古学学習
     1 考古学の理論と方法論 
     2 考古学の学問的な位置付け 
     3 学習者に求められる姿勢 


     第Ⅰ部 考古学とはどのような学問か

    第1章 考古学とは何か――学習の前提知識
     1 考古学のイメージ 
     2 考古学は総合科学としての「遺跡学」
     3 「発見の学」としての考古学 
     4 遺跡には何が残されているか 
     5 考古学の守備範囲と限界 
     6 「類推」と「脈絡」の学問 
     7 広がる研究の対象・方法と考古学の可能性 

    第2章 考古学の研究素材――考古資料とはどのようなものか
     1 考古学の範囲と研究素材 
     2 目に見えるモノ資料 
     3 目に見えないモノ資料 
     4 考古資料の特性 
     5 資料の重要度 

    コラム1 実験考古学・使用痕分析 

    第3章 考古学研究の始まりと展開――世界と日本の学史
     1 学史・研究史を学ぶ意味 
     2 過去への関心――考古学成立への前史 
     3 「考古学的調査研究」誕生の背景 
     4 発掘の歴史と研究の歴史 
     5 日本における考古学の成立 

    第4章 考古学調査のプロセス――フィールド調査から報告書刊行まで
     1 考古学調査の内容と意義 
     2 考古学調査の種類と進め方 
     3 調査計画の立案と調査準備 
     4 分布調査(踏査)と測量・GPR(地中レーダー探査)調査 
     5 発掘調査 
     6 室内整理作業 
     7 報告書の刊行 

    コラム2 民族考古学 


     第Ⅱ部 考古学による年代決定

    第5章 考古学による時代区分――時代区分の名称と実態
     1 考古学の最初期の役割 
     2 何をもって時代区分の基準とすべきか 
     3 世界史における考古学的時代区分の諸相 
     4 時代区分ができあがる過程 
     5 時代区分の功罪 

    第6章 考古資料の分類と型式学――資料に秩序を与える意味
     1 考古資料の特徴――遺構と遺物 
     2 分類の視点 
     3 モノから時間を知る 
     4 モノから空間を知る 
     5 型式学の運用――名称の決定とわかりやすさ 

    コラム3 環境考古学


    第7章 考古学における二つの年代――相対年代と暦年代
     1 様々な時間 
     2 相対年代と暦年代 
     3 異なる遺物や遺構を組み合わせる相対年代 
     4 年号を有する考古資料を利用した暦年代 
     5 理化学的分析により暦年代が与えられた実例 
     6 モノから年代を知る重要性とその限界 

    第8章 考古学で検証する年代の順序――層位学と遺構の切り合い
     1 層位とは何か 
     2 土層の区別(分層)はどのように行うのか 
     3 層序を利用した時間とは 
     4 遺構の重なりは新旧を確定する手段 

    コラム4 災害考古学

    第9章 自然科学的方法による年代決定――考古学の理系分野
     1 数値年代を特定する方法 
     2 放射性炭素年代測定法(炭素14年代法)
     3 年輪年代法 
     4 酸素同位体比年輪年代法 
     5 年縞の利用 
     6 考古地磁気年代法 

    第10章 考古学における年代論争――年代論はどこへ行くか
     1 縄文時代の年代論――縄文時代の始まりと「本ノ木論争」
     2 弥生時代の年代観 
     3 古墳時代の暦年代 
     4 古代の年代論 
     5 年代論の今後 

    コラム5 認知考古学 


     第Ⅲ部 考古学研究でわかること

    第11章 考古学と文献史学――歴史を研究する多様な方法
     1 考古学と史料 
     2 木簡の調査と研究 
     3 漆紙文書・墨書土器・刻書土器 
     4 金石文と墨書 
     5 文書行政と硯 
     6 考古学と文献史学との関わり 

    第12章 考古資料の解釈(1)――資料分布とその変化は何を表すか
     1 考古資料の分布とは――資料の空間的位置 
     2 分布の対象と類型 
     3 遺跡内分布と遺構内分布――遺構配置と遺物の原位置 
     4 「無分布」の意味 
     5 資料分布は何を表すか 

    コラム6 求められる遺物・遺跡の保存・活用とは 

    第13章 考古資料の解釈(2)――遺構論
     1 遺構を解釈する基本 
     2 墓をめぐる解釈 
     3 建物をめぐる解釈 
     4 出土遺物をめぐる解釈 
     5 遺構の解釈のまとめ 

    第14章 考古資料の解釈(3)――型式差が表す人間集団の正体
     1 考古学で理解できる人と社会 
     2 考古資料の集合体から人間・文化集団を復元する 
     3 個人を語る 
     4 物質文化と格差 
     5 年齢と性別 
     6 考古資料と家族 

    コラム7 考古学者として働く道 

    付録1 ブックガイド 
    付録2 考古学の学習と文献 
    図版出典一覧 
    索  引 
  • 出版社からのコメント

    研究の歴史から、基礎理論、フィールド調査、資料の解釈、報告書刊行までを広く解説する、初学者に最適の入門書。
  • 内容紹介

    発掘はどのように行われるのか、考古資料はどのように年代や用途が解釈されるのか。研究の歴史から、基礎理論、フィールド調査、資料の解釈、報告書刊行までを広く解説。最新の研究成果を紹介するコラムや、発展的な学習につながる「ブックガイド」をはじめ、文献の種類や読み方を説いた「考古学の学習と文献」も充実させた。考古学の理論と実践を一冊にわかりやすくまとめた、初学者に最適の入門書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山本 孝文(ヤマモト タカフミ)
    1974年長野県生まれ。1998年日本大学文理学部卒業。2005年大韓民国釜山大学校大学院考古学科博士課程修了。博士(文学)。現在、日本大学文理学部教授

    青木 敬(アオキ タカシ)
    1975年東京都生まれ。1998年國學院大學文学部卒業。2003年國學院大學大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(歴史学)。現在、國學院大學文学部教授

    城倉 正祥(ジョウクラ マサヨシ)
    1978年長野県生まれ。2002年早稲田大学教育学部卒業。2007年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、早稲田大学文学学術院教授

    寺前 直人(テラマエ ナオト)
    1973年奈良県生まれ。1996年大阪大学文学部卒業。2001年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、駒澤大学文学部教授

    浜田 晋介(ハマダ シンスケ)
    1959年神奈川県生まれ。1981年日本大学文理学部卒業。2010年博士(歴史学)。現在、日本大学文理学部教授
  • 著者について

    山本 孝文 (ヤマモト タカフミ)
    2022年2月現在
    日本大学教授

    青木 敬 (アオキ タカシ)
    2022年2月現在
    國學院大學教授

    城倉 正祥 (ジョウクラ マサヨシ)
    2022年2月現在
    早稲田大学教授

    寺前 直人 (テラマエ ナオト)
    2022年2月現在
    駒澤大学教授

    浜田 晋介 (ハマダ シンスケ)
    2022年2月現在
    日本大学教授

考古学概論―初学者のための基礎理論 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:山本 孝文(著)/青木 敬(著)/城倉 正祥(著)/寺前 直人(著)/浜田 晋介(著)
発行年月日:2022/04/10
ISBN-10:4623092453
ISBN-13:9784623092451
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:320ページ
縦:21cm
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