日本綿業史―徳川期から日中開戦まで [単行本]
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日本綿業史―徳川期から日中開戦まで [単行本]
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日本綿業史―徳川期から日中開戦まで [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2022/03/09
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日本綿業史―徳川期から日中開戦まで [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    明治の産業革命をリードし瞬く間に世界市場を制覇した日本綿業の競争力の源泉とは。近代的大紡績企業と、近世から続く農村織物産地や流通を担う問屋・商社などの連携による成長過程を初めて解明、巨大産業の興隆を圧倒的な密度とスケールで描く決定版。
  • 目次

    序 章 日本綿業の生成と発展
    ――紡績会社・織物産地・問屋
    一 日本経済史・経営史上における綿業の意義
    二 本書の構成

    第I部 日本綿業の興隆

    第1章 近代日本綿紡績業確立の背景
    ――明治期を中心にみた農村織物業の特質
    はじめに
    一 明治期農村織物業における原料糸の変遷――手紡糸・輸入機械糸・国産機械糸
    二 農村における繊維品の自家生産――兵庫県農村の事例
    三 産地綿織物業と景気変動
    四 産地綿織物業における三度のイノベーション
    おわりに

    第2章 近代綿紡績業の勃興と定着
    はじめに
    一 明治20年代における近代的綿紡績業の発展
    二 日清戦後の不況
    三 日露戦後の新たな展開
    四 財閥と繊維産業
    おわりに

    第3章 綿紡績業の技術と労働
    はじめに
    一 イギリスにおける展開
    二 アメリカにおける展開
    三 日本における展開――大阪紡績会社の事例を中心に
    おわりに

    補論1 戦前期日本綿業における女性労働
    はじめに
    一 「女工哀史」
    二 「原生的労働関係」の展開
    三 綿紡績業の労働条件の急速な改善
    四 開明的経営者と政府の役割
    五 第一次世界大戦以降の労働運動とILO
    六 戦間期の紡績業における女性労働者
    おわりに

    第4章 産地綿織物業の展開
    ――徳川期から明治期まで
    はじめに
    一 徳川時代における産地綿織物業
    二 明治前期における産地綿織物業
    三 明治中・後期における産地綿織物業
    おわりに

    第5章 産地綿織物業における問屋制の盛衰
    はじめに
    一 1880年代における問屋制の確立
    二 問屋制の変質と衰退
    おわりに

    第6章 賃機から力織機工場へ
    ――明治中・後期における泉南綿織物業の場合
    はじめに
    一 分析視角
    二 泉南における第一次力織機化
    三 織元の対応――力織機工場か賃機か?
    おわりに

    補論2 明治後期の賃機工賃
    ――大阪府泉南地方の帯谷商店資料
    はじめに
    一 原資料について
    二 集計方法
    三 結果とその解釈

    小 括 近代日本綿業の形成――近代産業と在来産業の併進

    第II部 日本綿業の黄金時代

    第7章 戦間期における日本綿業の事業戦略
    ――紡績業を中心として
    はじめに
    一 伝統的戦略の展開――水平的結合と垂直的統合
    二 新戦略の展開
    おわりに

    第8章 戦間期における産地綿織物業の躍進
    はじめに
    一 戦間期日本の産地綿織物業
    二 綿織物業の地域類型
    三 産地綿織物業の発展戦略
    四 日本綿業のなかの産地織物業
    おわりに

    第9章 今治綿織物業の展開
    はじめに
    一 今治綿織物業の発展
    二 今治綿織物業における同業者団体と工業試験場
    おわりに

    補論3 備後地方で繊維産業がなぜ発展したのか

    第10章 日本綿業と中国市場
    ――1914~1930年
    はじめに
    一 第一次世界大戦前後における日本綿業と中国市場
    二 第一次世界大戦を画期とする中国紡績業の発展
    三 1920年代日本綿業の中国進出
    四 1920年代後半以降における中国綿布市場の変容
    おわりに――1930年代への展望

    第11章 在華日本紡績同業会の活動
    はじめに
    一 在華日本紡績同業会の設立
    二 設立の背景
    三 在華日本紡績同業会の活動
    おわりに

    第12章 綿紡績企業における経営者群像
    はじめに
    一 和田豊治と富士瓦斯紡績会社
    二 資産家大原孫三郎の企業者活動と社会事業
    三 大原孫三郎と武藤山治――経営理念と経営管理
    おわりに

    小 括 日本綿業の世界制覇――大企業と中小企業との連携

    終 章 日本の経済発展と綿業
    ――総括と展望
    一 総括
    二 展望

    資料紹介 『日本綿糸紡績業沿革紀事』
    付録1 斉藤恒三宛伊藤伝七書翰
    付録2 泉大津織物業の歩み――大野歳雄氏に聞く


    あとがき
    初出一覧
    参考文献
    図表一覧
    索引
  • 出版社からのコメント

    瞬く間に世界市場を制覇した日本綿業の競争力の源泉を、圧倒的な密度とスケールで描く決定版。
  • 内容紹介

    明治の産業革命をリードし瞬く間に世界市場を制覇した日本綿紡績・織物業の競争力の源泉とは。近代的大紡績企業と、近世から続く農村織物産地や流通を担う問屋・商社などの連携による成長過程を初めて解明、衰退に向かう戦後も視野に、巨大産業の興隆を圧倒的な密度とスケールで描く決定版。

    図書館選書
    瞬く間に世界市場を制覇した日本綿業の競争力の源泉とは。近代企業と産地織物業の連携による成長過程を解明、巨大産業の興隆を圧倒的な密度とスケールで描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    阿部 武司(アベ タケシ)
    1952年生。1982年東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助手、筑波大学社会科学系講師、大阪大学大学院経済学研究科教授等を経て、国士舘大学政経学部教授、大阪大学名誉教授、経済学博士
  • 著者について

    阿部 武司 (アベ タケシ)
    1952年生
    1982年 東京大学大学院経済学研究科第二種博士課程単位取得退学
     東京大学社会科学研究所助手、筑波大学社会科学系講師、
     大阪大学大学院経済学研究科教授等を経て、
    現 在 国士館大学政経学部教授、大阪大学名誉教授、経済学博士
    著 書 『日本における産地綿織物業の展開』(東京大学出版会、1989年)
     『近代大阪経済史』(大阪大学出版会、2006年)
     『大原孫三郎』(編著、PHP研究所、2017年)他

日本綿業史―徳川期から日中開戦まで [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:阿部 武司(著)
発行年月日:2022/02/28
ISBN-10:4815810591
ISBN-13:9784815810597
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:678ページ ※622,56P
縦:22cm
厚さ:4cm
重量:1070g
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