変革と強靱化の都市法(都市経営研究叢書〈7〉) [単行本]

変革と強靱化の都市法(都市経営研究叢書〈7〉) [単行本] の 商品概要

• 目次

  第１部　文化財保護と都市計画の連携
  　第１章　フランスの文化財保護と都市計画法制
  　　I．フランスの文化遺産の保護に関する法制度
  　　II．特別文化的景観の保護と都市計画法制の関係
  　　III．課題と展望
  　第２章　フランスの歴史的建造物に関する法制度と都市の居住空間
  　　I．はじめに
  　　II．都市景観の美しさの保護と都市計画法制
  　　III．歴史的建造物の保護と都市景観、都市環境
  　　IV．建築援助、建築・都市計画・環境会議（CAUE）、各省間任務
  　　V．住居としての歴史的建造物の保護と都市の美しさ
  　第３章　世界文化遺産と自然保護――モン・サン・ミッシェルに見る文化遺産と自然の共存
  　　I．19世紀までのモン・サン・ミッシェル――修道院の修復と歴史記念物指定
  　　II．モン・サン・ミッシェルの海洋性回復事業―クエノン川河口ダムと渡り橋
  　　III．「モン・サン・ミッシェルとその湾」とユネスコ世界文化遺産、ラムサール条約、ナチュラ2000
  第２部　ニューノーマルと都市の変容
  　第４章　新世紀の都市化へ――パリ第９区の出現
  　　I．はじめに
  　　II．パリ第９区の形成の歴史
  　　III．パリ第９区の４つの地区の歴史的背景と特色
  　　IV．都市化の到達点と都市の展望
  　第５章　フランスの山岳国立公園に関する法制度と課題――国境の安全保障と自然保護
  　　I．フランスの山塊と公園法制
  　　II．山岳公園レクリエーションと地方自然公園（PNR）
  　　III．日本の山岳国立公園法制への示唆
  　第６章　アメリカの自然保護政策と国土安全保障
  　　I．可航水域と連邦陸軍工兵隊の管轄権――自然保護と国土強靭化
  　　II．絶滅危機種保護法（ESA）と気候変動
  　第７章　水都の強靭化と歴史的建造物の保存・活用―文化遺産水都ヴェネツィアとSDGs
  　　I．文化遺産都市ヴェネツィアにおける歴史的建造物の転用事例――イタリア劇場、プログレッソ劇場
  　　II．水都ヴェネツィアのアックア・アルタとオーバーツーリズム
  　　III．ヴェネツィアとSDGs――目標11「持続可能な都市」と目標14「海洋資源」

• 出版社からのコメント

  現代の都市は気候変動や感染症の大流行など未曽有のリスクに直面している。「変革と強靭化」が必要な時代、都市法のあり方を問う。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  久末 弥生(ヒサスエ ヤヨイ)
  大阪市立大学大学院都市経営研究科教授。早稲田大学法学部卒、早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了、北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了・博士（法学）。フランス国立リモージュ大学大学院法学研究科正規留学、アメリカ合衆国テネシー州ノックスビル市名誉市民。日本土地法学会理事、国際公共経済学会理事。大阪市立大学学友会顕彰・優秀テキスト賞受賞、国際公共経済学会学会賞受賞

• 著者について

  久末 弥生 (ヒサスエ ヤヨイ)
  大阪市立大学大学院都市経営研究科教授

変革と強靱化の都市法(都市経営研究叢書〈7〉) [単行本] の商品スペック