民事訴訟における後訴遮断理論の再構成 [単行本]
    • 民事訴訟における後訴遮断理論の再構成 [単行本]

    • ¥5,500165 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003536520

民事訴訟における後訴遮断理論の再構成 [単行本]

価格:¥5,500(税込)
ゴールドポイント:165 ゴールドポイント(3%還元)(¥165相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2022/02/17
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

民事訴訟における後訴遮断理論の再構成 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    再訴事案の法的規律に挑む。わが国の既判力理論、その補完法理としての信義則理論が直面する理論的課題に対し、英米法の後訴遮断理論に考察のための新たな手掛かりを得て、伝統的な議論を再考。この二元的な規律の合理性を検証し、わが国における既判力規範と信義則規範の具体的な運用指針を提供することを試みる先駆的研究。
  • 目次

    序 論 本書の目的と構成
     1 本書の目的/2 本書の構成

     第Ⅰ部 イギリスの民事訴訟における判決効理論の展開
     ――Hendersonルールの形成と発展を中心に
    第1章 はじめに
    第2章 イギリスの民事訴訟におけるres judicata
     1 res judicata/2 訴訟原因禁反言と争点禁反言/3 手続濫用禁反
     言
    第3章 Henderson ルールの形成と発展
     1 Henderson v Henderson (1843) 3 Hare 100/2 Yat Tung
     Investment Co Ltd v Dao Heng Bank Ltd [1975] AC 581 (PC)/
     3 Bradford & Bingley Building Society v Seddon [1999] 1WLR
     1482 (CA)/4 Johnson v Gore Wood & Co [2002] 2 AC 1 (HL)
    第4章 Henderson ルールの分析と評価
     1 Henderson ルールの分析/2 Henderson ルールの評価
    第5章 おわりに

     第Ⅱ部 アメリカの民事訴訟におけるres judicata
     ――請求排除効と争点排除効に関する基礎的考察
    第1章 はじめに
    第2章 res judicataと関連法理
     1 res judicata/2 関連法理
    第3章 請求排除効
     1 原則論/2 例外
    第4章 争点排除効
     1 原則論/2 例外
    第5章 イギリス法との比較
     1 訴訟原因禁反言と争点禁反言/2 手続の濫用に基づく後訴遮断
    第6章 おわりに

     第Ⅲ部 後訴遮断理論に関する基本的視座
     ――英米法理論からの比較法的アプローチ
    第1章 はじめに
    第2章 英米法理論との比較考察
     1 イギリス法/2 アメリカ法/3 日本法との比較
    第3章 基本的視点
     1 訴訟物論と既判力論の峻別/2 既判力論と信義則論の峻別/3 争
     点効と「五一型遮断効」の峻別
    第4章 再訴事案の法的規律
     1 一般原則とその例外/2 同一紛争の蒸し返し/3 一部請求後の残
     部請求/4 既判力の縮小について
    第5章 おわりに

     第Ⅳ部 既判力の補完法理の再検討
     ――遮断作用の拡大局面を中心に
    第1章 はじめに
    第2章 既判力の補完法理の諸相
     1 理由中の判断の拘束力――訴訟物の前提問題についての判断の拘束
     力/2 既判力に準ずる拘束力――留保付判決における留保部分の拘束
     力/3 信義則による後訴遮断/4 一部請求後の残部請求/5 理由中
     の判断の承継人に対する拘束力
    第3章 既判力の補完法理の再検討
     1 判例法理の形成と発展/2 既判力の作用する限界/3 補完法理の
     必要性と許容限度/4 補完法理の再構成――「判断拘束力構成」から
     「行為評価構成」へ/5 各論に関する若干の考察
    第4章 おわりに

     結 語 本書の到達点と今後の課題
     1 本書を結ぶにあたり/2 本書の到達点と今後の課題

     初出一覧
     文献一覧
     事項索引
     凡例索引
  • 出版社からのコメント

    再訴事案の法的規律に挑む。英米法の「後訴遮断理論」に考察のための新たな手掛かりを得て、伝統的な議論を再考。
  • 内容紹介

    ▼再訴事案の法的規律に挑む。

    わが国の「既判力理論」、その補完法理としての「信義則理論」が直面する理論的課題に対し、英米法の「後訴遮断理論」に考察のための新たな手掛かりを得て、伝統的な議論を再考。
    この二元的な規律の合理性を検証し、わが国における既判力規範と信義則規範の具体的な運用指針を提供することを試みる先駆的研究。

    図書館選書
    再訴事案の法的規律に挑む。わが国の「既判力理論」、その補完法理としての「信義則理論」が直面する理論的課題に対し、英米法の「後訴遮断理論」に考察のための新たな手掛かりを得て、伝統的な議論を再考。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川嶋 隆憲(カワシマ タカノリ)
    1978年生まれ。現在、名古屋大学大学院法学研究科教授、博士(法学)(慶應義塾大学)
  • 著者について

    川嶋 隆憲 (カワシマ タカノリ)
    978年生まれ
    現在、名古屋大学大学院法学研究科教授、博士(法学)(慶應義塾大学)

    主要著作に、高田裕成ほか編『注釈民事訴訟法⑸』(分担執筆、有斐閣、2016年)、野村秀敏ほか『民事執行・保全法』(共著、法律文化社、2021年)、「和解目的で開示された情報の訴訟手続等における利用制限」熊本法学145号(2019年)、「ADR前置合意の効力に関する一考察」加藤新太郎ほか編『現代民事手続法の課題(春日偉知郎先生古稀祝賀)』(信山社、2019年)など。

民事訴訟における後訴遮断理論の再構成 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:川嶋 隆憲(著)
発行年月日:2022/02/25
ISBN-10:476642798X
ISBN-13:9784766427981
判型:A5
発売社名:慶應義塾大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:264ページ
縦:22cm
他の慶応義塾大学出版会の書籍を探す

    慶応義塾大学出版会 民事訴訟における後訴遮断理論の再構成 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!