竹光侍〈1〉(小学館文庫) [文庫]

竹光侍〈1〉(小学館文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  江戸のかたぎ長屋、ふらりと居着いた浪人、瀬能宗一郎。腰にあるのは竹光なれど、剣の腕は古今無双。総一郎の纏う空気は人を魅了し、引きずる影は魔を呼び寄せるのだ。第一話から第二十話を収録。

• 目次

  第一話 猫が申しますにはその男血腥いのだそうです。
  第二話 もののけとたけみつ
  第三話 てふてふ
  第四話 剣豪心得 其の一
  第五話 剣豪心得 其の二
  第六話 矢場
  第七話 ぴうと風吹き無礼討ち！
  第八話 ひぐらしの音に侍一人望郷なぞする。
  第九話 秋近し
  第十話 玉の緒
  第十一話 初夢
  第十二話 恒の意気地
  第十三話 辻斬り退治
  第十四話 辻斬り始末
  第十五話 鬼が来る
  第十六話 雪と墨
  第十七話 邪気
  第十八話 月の下、人斬る
  第十九話 遠雷どろどろ
  第二十話 或る長屋の風景
  竹光侍外伝 槍持ち源次

• 内容紹介

  大洋、盟友永福の原作を得て挑む時代劇。
  
  江戸はかたぎ長屋に住み着いた、とぼけた浪人、瀬能宗一郎。長屋の勘吉をお供に、江戸の町が珍しいらしく、団子屋、町道場、矢場と気の向くままに出没し、師範代、幽霊、辻斬りと、対決しては討ち破る。しかし、その腰にあるのは竹光。宗一郎のおおらかさが善良な仲間を呼び寄せ、宗一郎の内なる魔は、邪悪な物を呼び寄せる。彼の素性は？生い立ちは？謎をはらんで江戸の日常は続くのだ。
  
  【編集担当からのおすすめ情報】
  松本大洋が盟友、永福一成の原作を得て、初めて描いた時代劇。時代劇ながら先端を走る表現力は全開で、江戸の町がいきいき且つ斬新に描かれる。もちろん、キャラクター達も、アクションも魅力的。大洋漫画のある到達点を示す作品。

竹光侍〈1〉(小学館文庫) [文庫] の商品スペック