湖の科学 [単行本]
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湖の科学 [単行本]

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出版社:共立出版
販売開始日: 2022/04/28
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湖の科学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    南極の氷の下にある深いヴォストーク湖から熱帯にある氾濫原の湖まで、湖には共有の特徴がある。今ある湖はどのようにできたのだろうか?人間活動で汚染された湖は再生できるだろうか?地球の過去と現在について、湖は私達に何を語りかけているのだろうか?世界中の様々な湖を例にあげながら、ワーウィック・ヴィンセント博士は、湖の科学や陸水学の本質を通して、湖の環境や生態が私達人間社会にとってきわめて重要なことを浮き彫りにする。湖という複雑な生態系がどのように成立しているかを紐解くことで、湖の生物多様性に及ぼす酸素や塩分、季節や気候変化の影響、さらには人口増加や温暖化などが湖生態系を脅かしつつある現状を解説している。
  • 目次

    日本語版によせて
    日本語版への序文

    1 はじめに

    2 湖:深さのある水体
    湖の誕生と消滅
    湖盆の形態
    変動する水位
    過去を記録する湖の堆積物

    3 太陽光と水の動き
    透明か濁った水か
    水の色
    水の不思議
    湖の季節性と鉛直混合
    湖面を賑わす波
    水面と水面下で発生する緩やかな波
    湖流

    4 生命を支える湖
    太陽が支える生態系
    酸素濃度の変動
    見えない生物を調べる
    物質の循環
    生産層

    5 食物連鎖と高次生産
    湖底の生物群集
    プランクトン食物網
    移動する生物
    あなたは貴方の食べたものでできている
    外来種

    6 極限の湖
    塩水湖
    極域と高山の湖
    熱水湖

    7 湖と社会
    ダム湖
    緑化する湖
    有害な植物プランクトン
    湖の再生
    湖と未来

    図版の出典リスト
    参考図書:さらに学びたい方へ
    訳者あとがき
    索引
  • 出版社からのコメント

    物理・化学・生物の総合学問である湖沼科学。科学としてのエッセンスを損なわず,幅広い領域をカバーしたコンパクトな入門書。
  • 内容紹介

    湖沼学の新定番!

    科学としてのエッセンスを損なわず,
    総合科学である湖の広い領域をカバーした,
    コンパクトな入門書

    本書は湖沼の科学に焦点をあてている。といっても難しいものではなく,読者が湖を訪ねたときに一層魅力的に感じたり,水面下にある様々な現象をもっと知りたくなったりするような,好奇心の手助けになることを本書は目指している。

    各章では湖の物理,化学,生物について簡潔にわかりやすく紹介するとともに,それらの異なる側面が実は互いに関連していること,その関連が私達の生活にも密接に関係していること,さらにそれらは地球温暖化とも無縁ではないことを紹介する。

    湖に棲む生物や水質を調べ,研究していくと,必然的に水の化学や物理,さらには地質や人間社会の知識が必要になる。湖の科学が総合科学であるのは必然であり,その道筋を示したのが,本書に登場してくるフランソワ・フォーレル博士といえるだろう。
    本書は,スイスの生態学者であり,陸水研究のパイオニアであるフランソワ・アルフォ・フォーレル博士と彼が研究したジュネーブ湖を中心に話を進めている。

    原著者ワーウィック・ヴィンセント博士は日本のこともよく知っており,本書では琵琶湖の研究例も取り上げている。今回の日本語版出版にあたって,日本の湖沼での研究例などが加筆されている。訳者は原著者の友人であり,陸水学の第一人者である。

    陸水学あるいは湖沼科学は物理・化学・生物の総合学問であるため,専門書は膨大な厚みにならざるを得ない。このため,一般や学生に面白さを伝えにくい分野である。本書は,科学としてのエッセンスを損なわず,広い領域をカバーしたコンパクトな入門書であり,この分野では極めて稀有な書籍である。

    [原著: Lakes: A Very Short Introduction (Very Short Introductions), Oxford University Press, 2018]
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ヴィンセント,ワーウィック(ヴィンセント,ワーウィック/Vincent,Warwick F.)
    ラバル大学教授。ニュージーランド・オークランド大学で藻類および生物学を修めた後、カリフォルニア大学デイビス校にて生態学で博士号を取得。英国・淡水生物研究機構でポスドクの後、ニュージーランド・タウポ研究所海洋淡水部門研究員などを経て、1990年より現職。Canadian Research Chairに選出され、カナダ大学間共同北方研究センター長などを歴任。専門は陸水学、特に北極・南極をはじめとする極地・高山の湖沼を対象に、微生物生態や低次生産に関する研究に従事し、350編の論文・総説を執筆。カナダ王立協会フェロー、カナダ王立地理協会フェロー、ニュージーランド王立協会名誉フェローなど

    占部 城太郎(ウラベ ジョウタロウ)
    1987年東京都立大学大学院理学研究科単位取得退学。1987年千葉県立中央博物館学芸研究員、1993年東京都立大学理学部生物学科助手、1994年ミネソタ大学生態進化行動学教室客員研究員、1995年京都大学生態学研究センター助教授を経て、2003年より現職。日本生態学会長、応用生態工学会長、日本陸水学会長などを歴任。現在、東北大学大学院生命科学研究科教授、長野大学淡水生物学研究所特任教授、理学博士。専門、生態学、陸水学

湖の科学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:共立出版
著者名:ワーウィック ヴィンセント(著)/占部 城太郎(訳)
発行年月日:2022/04/30
ISBN-10:4320058364
ISBN-13:9784320058361
判型:B6
発売社名:共立出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:192ページ
縦:19cm
その他: 原書名: LAKES:A Very Short Introduction, First Edition〈Vincent,Warwick F.〉
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