ポスター芸術論―十九~二〇世紀フランスの広告、絵画、ポピュラー・イメージ [単行本]
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ポスター芸術論―十九~二〇世紀フランスの広告、絵画、ポピュラー・イメージ [単行本]

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出版社:三元社
販売開始日: 2022/03/05
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ポスター芸術論―十九~二〇世紀フランスの広告、絵画、ポピュラー・イメージ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    シェレ、ロートレック、ミュシャ、…。街に氾濫する大型の広告ポスター。大量に流通し始めたポピュラー・イメージの衝撃に画家やデザイナーはいかに対峙し、美術批評家、文化政策、産業界はどう関わったのか。フランス美術史への新しい視点。
  • 目次

    序文 7
    本書の問題意識 9
    本書の構成 12
    研究史の現状 17

    第一部 〝アフィショマニ(ポスター愛好)〟とポスター芸術論の形成 21
    第1章 十九世紀末フランスの〝アフィショマニ〟とロジェ・マルクス 23
    序 23
    一.一八九〇年代のフランスにおける〝アフィショマニ〟現象 27
    二.ロジェ・マルクスのポスター批評(一八八九~一九〇〇年)32
    結 43
    第2章 二〇世紀に臨む広告芸術論 ―ギュスターヴ・カーン著『街頭の美学』(一九〇一年) 44
    序 44
    一.著書『街頭の美学』(一九〇一年) 47
    二.第一次世界大戦前後の揺れる視点 55
    三.広告芸術論の形成へ 63
    第3章 世紀転換期のジュール・シェレ ―ポスターから公共装飾画へ 67
    問題の所在 ―装飾画(家)の領分 67
    一.ポスター・デザイナーとしての業績 69
    二.装飾画家としての起用 76
    三.キャリア転向の背景 ―支援者のネットワーク 90
    結 95

    第二部 画家として、ポスター・デザイナーとして 97

    第4章ジェームズ・ティソ作《パリの女》シリーズ
     ―油彩画と版画(リトグラフ/エッチング)の双方向的関係 99
    序 99
    一.油彩画《パリの女》シリーズ(一八八三~一八八五年)とその版画化構想 100
    二.作画過程 115
    三.公開後の展開 130
    結 136
    第5章パリのミュシャ再考 ―ミュシャはポスターの巨匠であったのか? 138
    序 138
    一.後発のポスター・デザイナー 139
    二.称賛されるミュシャ様式 143
    三.アフィショマニ(ポスター愛好)の現象 147
    四.ミュシャ ―装飾芸術としてのポスターの巨匠 151
    第6章 領域横断する芸術家トゥールーズ=ロートレックのポスター 156
    序 156
    一.世紀末フランス、ポスター発展の環境 157
    二.ロートレックとポスター 163

    第三部 ポスター芸術の産業化と制度化 175

    第7章二〇世紀初期フランスのポスターをめぐる広告業と現代芸術家連盟 177
    序 177
    一.広告業 179
    二.現代芸術家連盟 183
    三.アメリカ型広告との差別化 189
    結 196

    第8章醜いヌーディズム ―一九三〇年代現代芸術家連盟批判に見る伝統主義とその背景 197
    序 197
    一.現代芸術家連盟の設立(一九二九年)と目的 198
    二.「醜いヌーディズム」(一九三三年) ―現代芸術家連盟批判に見る伝統主義 203
    三.現代芸術家連盟マニフェスト「現代芸術、あるいは現代生活の環境のために」(一九三四年) 208
    四.一九三〇年代フランスにおける装飾芸術観の振り幅 213
    第9章ポスター美術館の誕生(一九七八年) ―現代フランスのポスター受容と文化政策 217
    序 217
    一.最初のポスター専門美術館 219
    二.広告美術館へ 225
    三.芸術概念の拡大と広告振興 231
    結にかえて ―ポスター美術館の現在 236

    あとがき 239


    註 1
  • 出版社からのコメント

    19世紀末から20世紀、大型広告ポスターの氾濫に初めて対峙した画家、デザイナー、批評家、文化政策、産業界を見つめなおす。
  • 内容紹介

    シェレ、ロートレック、ミュシャ、……
    街に氾濫する大型の広告ポスター。大量に流通し始めたポピュラー・イメージの衝撃に画家やデザイナーはいかに対峙し、美術批評家、文化政策、産業界はどう関わったのか。フランス美術史への新しい視点。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉田 紀子(ヨシダ ノリコ)
    学習院大学文学部教授。東京都出身。学習院大学、同大学院で学び、2003年パリ第10大学にて美術史学博士号取得。中央大学准教授・教授を経て、2018年より現職。専門は西洋近代美術史・デザイン史
  • 著者について

    吉田紀子 (ヨシダノリコ)
    学習院大学文学部教授。東京都出身。学習院大学、同大学院で学び、2003年パリ第10大学にて美術史学博士号取得。中央大学准教授・教授を経て、2018年より現職。専門は西洋近代美術史・デザイン史。主著として、Regards de critiques d’art. Autour de Roger Marx (1859-1913)(共著、PUR, INHA, 2009年)、La Belle Époque de Jules Chéret. De l’affiche au décor(共著、Les Arts Décoratifs, BNF, 2010年)、セゴレーヌ・ルメン『スーラとシェレ―画家、サーカス、ポスター』(訳・解説、三元社、2013年)、『西洋近代の都市と芸術3 パリⅡ―近代の相克』(共著、竹林舎、2015年)。

ポスター芸術論―十九~二〇世紀フランスの広告、絵画、ポピュラー・イメージ の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:吉田 紀子(著)
発行年月日:2022/02/25
ISBN-10:4883035441
ISBN-13:9784883035441
判型:A5
発売社名:三元社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:絵画・彫刻
言語:日本語
ページ数:286ページ ※244,42P
縦:22cm
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