四国の水平運動 [単行本]
    • 四国の水平運動 [単行本]

    • ¥3,08093 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月27日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003539629

四国の水平運動 [単行本]

価格:¥3,080(税込)
ゴールドポイント:93 ゴールドポイント(3%還元)(¥93相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月27日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:その他
販売開始日: 2022/02/18
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

四国の水平運動 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    刊行にあたって
    四国から発信する水平運動史研究の集大成

    Ⅰ 通史
    徳島県の水平運動
    香川県の水平運動
    愛媛県の水平運動
    高知県の水平運動

    Ⅱ 各論
    青年活動家の日記から見た加茂名水平社 ―史料紹介を中心に―
    高松結婚差別裁判糺弾闘争と香川
    愛媛の水平社支部は、学校における部落差別事件に、どう取り組んだか
    幡多地方の水平運動

    四国部落史研究協議会編『しこく部落史』(創刊号~第二〇号)目次一覧
  • 出版社からのコメント

    全国水平社創立100周年を記念して、四国四県の水平運動史を新史料を踏まえて論述。各県水平社の独自性・関係性がうかがえる一冊。
  • 内容紹介

    全国水平社創立100周年を記念して四国四県の水平運動の状況を一冊にまとめた歴史書である。
    内容について、「刊行にあたって」を一部抜粋して紹介する。
     本書では、各県が二本ずつ、計八本の論文を紹介することとした。そのうちの一本は各県の水平運動を通史として概観した。全四国水平社での連帯等、他県との関連もあり記述が重複しているところもある。ただし、各県水平社の設立、活動における思想的背景をもとに、各執筆者の問題意識に沿った見解を著しているので、県単位に特化させず相対させながら四県の通史を読み込んでいただければ幸いである。
     もう一本はそれぞれの問題意識を反映した論考である。
     徳島県は、井藤正一の日記をもとに加茂名水平社設立の背景や活動を明らかにしたものである。
     香川県は、高松差別裁判糺弾闘争にかかる負の側面を明らかにしようとしたものである。
     愛媛県は、学校における差別事件を個別に洗い出し、水平社との関係を浮き彫りにしようとしたものである。
     高知県は、高知県水平社とは別に独自の活動を展開した幡多地方の水平運動を概観したものである。
     通史を含め、それぞれ、これまで紹介されてこなかった史料を用いた画期的な論考である。一地方史としての水平運動史を垣間見ることができよう。

    図書館選書
    四国四県の水平運動史を一冊にまとめた歴史書。「通史」「各論」の二部構成で、「通史」では各県の水平運動史を概観する。「各論」では地域に根ざした歴史像を描き出す。新史料を踏まえた最新の研究内容である。
  • 著者について

    四国部落史研究協議会 (シコクブラクシケンキュウキョウギカイ)
    1978(昭和53)年発足。
    年1回の研究大会開催や機関紙『しこく』発行を通じて各県の部落史研究の状況を明らかにしてきた。1999(平成11)年からは機関誌『しこく部落史』を刊行し、研究の深化を図ってきた(20号(2018(平成30))にて休刊)。部落史研究と同和教育の進展に寄与してきた役割を強く認識し、今後も、単発的ではあっても学校教育・生涯学習の場での部落史学習や同和教育実践に貢献したいと考えている。
    著作
    三好昭一郎編『四国近世被差別部落史研究』(明石書店、1982)
    四国部落史研究協議会編『史料で語る四国の部落史 前近代篇』(明石書店、1992)
    四国部落史研究協議会編『史料で語る四国の部落史 近代篇』(明石書店、1994)
    四国部落史研究協議会編『心に響く人権の言葉集』(原田印刷出版、2019)

    山下 隆章 (ヤマシタ タカアキ)
    1958年生まれ。四国部落史研究協議会代表、香川人権研究所副理事長。共著:部落解放・人権研究所編『部落史研究からの発信 第1巻』(解放出版社、2009年)/香川県人権・同和教育研究協議会編『香川の部落史』(2012年)/四国部落史研究協議会編『心に響く人権の言葉集』(2019年)など。第5回原田伴彦賞(1998年)。

    増田 智一 (マスダ トシカズ)
    1956年生まれ。徳島文理高等学校。共著:三好昭一郎・大和武生編『徳島県の教育史』(思文閣出版、1983年)/三好昭一郎先生還暦記念論集『歴史と文化・阿波からの視点』(1989年)/三好昭一郎先生古希記念論集『社会と信仰・阿波からの視点』(1999年)/秋定嘉和・朝治武編『近代日本と水平社』(解放出版社、2002年)など。

    水本 正人 (ミズモト マサヒト)
    1951年生まれ。八幡浜部落史研究会会長。著書:『宿神思想と被差別部落』(明石書店、1996年)/『現代語訳伊予小松藩の部落史』(八幡浜部落史研究会、2010年)/『「城下町警察日記」の世界』(同上、2016年)。『現代語全訳城下町警察日記』 (同上、2017年)/共著:四国部落史研究協議会編『心に響く人権の言葉集』(2019年)など。

    吉田 文茂 (ヨシダ フミヨシ)
    高知近代史研究会副会長。著書:『透徹した人道主義者 岡崎精郎』(和田書房、2008年)/共著:高知県部落史研究会編『高知の部落史』(解放出版社、2017年)/村越良子・吉田文茂『教科書をタダにした闘い―高知県長浜の教科書無償運動』(解放出版社、2017年)/四国部落史研究協議会編『心に響く人権の言葉集』(2019年)など。

    板東 紀彦 (バンドウ ノリヒコ)
    1947年生まれ。徳島県労働者福祉協議会とくしま社会運動資料センター研究員。共著:徳島地方史研究会『阿波・歴史と民衆』(南海ブックス、1981年)/三好昭一郎編『四国近世被差別部落史研究』(明石書店、1982年)/石躍胤央編『徳島・淡路と鳴門海峡』(吉川弘文館、2006年/『徳島市史 第6 巻』(2020年)など。

    五藤 孝人 (ゴトウ タカヒト)
    1956年生まれ。八幡浜部落史研究会副会長。著書:『「世直し歌」の力―武左衞門一揆と「ちょんがり」―』(現代書館、2012年)/共著:四国部落史研究協議会編『心に響く人権の言葉集』(2019年)/論文:「愛媛の部落学校の歩み」(『しこく部落史』第20号、四国部落史研究協議会、2018年)など。

    菊池 正 (キクチ タダシ)
    1960年生まれ。八幡浜部落史研究会。論文:「神宮通り子ども会のあゆみ(2)・(3)」(『部落史研究報告集』第13集・第14集、八幡浜部落史研究会、2009年・2010年)。「小6社会科で被差別身分をどう教えるか(1)・(2)」(同上第22集・第24集、同上、2018年・2020年)。

    西園寺 千代 (サイオンジ チヨ)
    1943年生まれ。八幡浜部落史研究会。著書:『海の物語』(2011年)/共著:四国部落史研究協議会編『心に響く人権の言葉集』(2019年)/論文:「新しい歴史への提言(もう一つの解放へ)」(『部落史研究報告集』第21集、八幡浜部落史研究会、2017年)。

    甲野 正人 (コウノ マサト)
    1958年生まれ。八幡浜部落史研究会。論文:「児童が主体的に追究する地域学習のあり方」(『教育研究論文集』愛媛県教育研究協議会、1996年)/報告:「解放文化祭『体操服と辞典』の取組をとおして」(『愛媛県人権・同和教育研究大会』愛媛県同和教育協議会、1996年)。

    矢野 俊治 (ヤノ シュンジ)
    1959年生まれ。八幡浜部落史研究会。報告:「福祉会館を中心とした差別解消への取組」(『愛媛県人権・同和教育研究大会』愛媛県人権教育協議会、2017年)/「中学校へ行っても、差別をなくする勉強や活動をしたい」(『四国地区人権教育研究大会』四国地区人権教育研究協議会、2018年)。

    館岡 通俊 (タテオカ ミチトシ)
    元高知県部落史研究会会員。共著:四国部落史研究協議会編『心に響く人権の言葉集』(2019年)。

四国の水平運動 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:四国部落史研究協議会 ※出版地:高松
著者名:四国部落史研究協議会(編)
発行年月日:2022/03/03
ISBN-10:4759242325
ISBN-13:9784759242324
判型:A5
発売社名:解放出版社 ※発売地:大阪
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:292ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:435g
他のその他の書籍を探す

    その他 四国の水平運動 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!