ねじ曲げられた桜―美意識と軍国主義〈上〉(岩波現代文庫) [文庫]
    • ねじ曲げられた桜―美意識と軍国主義〈上〉(岩波現代文庫) [文庫]

    • ¥1,69451 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月30日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
ねじ曲げられた桜―美意識と軍国主義〈上〉(岩波現代文庫) [文庫]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003540150

ねじ曲げられた桜―美意識と軍国主義〈上〉(岩波現代文庫) [文庫]

価格:¥1,694(税込)
ゴールドポイント:51 ゴールドポイント(3%還元)(¥51相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月30日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/03/17
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ねじ曲げられた桜―美意識と軍国主義〈上〉(岩波現代文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本の将来を担うべき多数の若者が、特攻機に搭乗して海の藻くずと消えていった―「桜が散るように」。為政者は桜の美しさを、ナショナリズム高揚と戦争遂行に利用したのだ。上巻では、古代から今にいたるまでの桜の意味の変遷を辿りながら、国家と国民のあいだに起こった「相互誤認」を考察する。象徴人類学の見事な成果。(全二巻)
  • 目次

     はじめに

     序章

    第一部

     第一章 桜の花と生と再生の美学
      1 米の相応物としての桜の花
      2 女性としての桜の花
      3 愛の祝賀、壮麗の祝賀
      4 人生の謳歌
      5 死と再生としての桜の花
      要約

     第二章 もののあわれの美的価値――咲く桜から散る桜へ
      1 生の輝きと無常
      要約

     第三章 仮想の世界の美と桜――自己と社会の規範を超え
      1 己を無にすることの美しさ
      2 別宇宙の美的価値
      要約

     第四章 文化的ナショナリズムと桜の花の美的価値
      1 古代の貴族階級における文化的ナショナリズムの台頭
      2 江戸時代における「桜の国土」としての日本
      要約

    第二部

     第五章 天皇の二つの身体――主権、神政、軍国主義化
      1 近代化/西洋化
      2 日本の内憂外患
      3 大日本帝国憲法の制定
      4 天皇/王権の源泉性(primor diality)、日本人の源泉性
      5 父としての天皇
      6 軍の統帥者としての天
      7 近代的軍隊の創設
      8 国立神社の創建
      9 聖なる王/王権
      10 明治憲法・政府への批判と反対
      11 軍国主義発展への転機
      要約

     第六章 桜の花の軍国主義化――桜の花が戦没兵士の生まれ変わりになる過程
      1 「近代的」日本人の多様なる自己表象
      2 文化的ナショナリズム、政治的ナショナリズム、軍国主義
      3 靖国神社
      4 軍の徽章
      5 散る桜としての戦死
      6 「武士道」の再製(refashion)
      7 戦没兵士の生まれ変わりとしての桜の花
      8 「日本の空間」の創造
      要約

     第七章 国土の象徴としての桜の花――民衆の軍国主義化
      1 教科書
      2 学校唱歌と流行歌
      3 大衆演劇
      要約

     注
     引用文献
  • 出版社からのコメント

    桜の意味の変遷と学徒特攻隊員の日記分析を通して、日本国家と国民の間に起きた「相互誤認」を証明する。
  • 内容紹介

    日本の将来を担うべき多数の若者が、特攻機に搭乗して海の藻くずと消えていった――「桜が散るように」。為政者は桜の美しさを、ナショナリズム高揚と戦争遂行に利用したのだ。そのとき国家と国民のあいだに起こった「相互誤認」を、学徒特攻隊員の日記をきめ細かに分析して証明する。象徴人類学の見事な成果。[解説=佐藤卓己]
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大貫 恵美子(オオヌキ エミコ)
    神戸市生まれ。津田塾大学卒業。1968年、ウィスコンシン大学人類学博士号取得。ウィスコンシン大学ウィリアム F.ヴァイラス研究専任教授。アメリカ学士院正会員
  • 著者について

    大貫 恵美子 (オオヌキ エミコ)
    大貫恵美子(Emiko Ohnuki-Tierney)
    神戸市生まれ.津田塾大学卒業.1968年,ウィスコンシン大学人類学博士号取得.ウィスコンシン大学ウィリアムF.ヴァイラス研究専任教授.アメリカ学士院正会員.日本語の主な著書に,『日本人の病気観──象徴人類学的考察』『コメの人類学──日本人の自己認識』『学徒兵の精神誌──「与えられた死」と「生」の探求』『人殺しの花──政治空間における象徴的コミュニケーションの不透明性』(以上,岩波書店),『日本文化と猿』(平凡社)など.

ねじ曲げられた桜―美意識と軍国主義〈上〉(岩波現代文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:大貫 恵美子(著)
発行年月日:2022/03/15
ISBN-10:4006004451
ISBN-13:9784006004453
旧版ISBN:9784000017961
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:368ページ
縦:15cm
横:11cm
厚さ:2cm
重量:228g
他の岩波書店の書籍を探す

    岩波書店 ねじ曲げられた桜―美意識と軍国主義〈上〉(岩波現代文庫) [文庫] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!