学問の自由の国際比較―歴史・制度・課題 [単行本]
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学問の自由の国際比較―歴史・制度・課題 [単行本]
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学問の自由の国際比較―歴史・制度・課題 [単行本]

羽田 貴史(編)松田 浩(編)宮田 由紀夫(編)藤井 基貴(執筆)栗島 智明(執筆)堀口 悟郎(執筆)船勢 肇(執筆)
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出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/03/19
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学問の自由の国際比較―歴史・制度・課題 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「学問の自由」とは何であるのか。学問の自由は日本では長らく「大学自治」と同義とされてきたが、その理解では到底おさまらない現実が出来して久しい。公共部門への市場原理の導入とグローバリゼーションの進展とともに、学問共同体たる大学の存立基盤が揺るがされる一方、研究者や機関に対し、学問の自由を保障するための国際規範の形成も進んできた。その理念の生成と発展において異なる道を辿った各国の法と保障の体系、近年の侵害事象や「大学改革」に発する問題群を網羅する基本文献。
  • 目次

     はじめに………羽田貴史・松田 浩・宮田由紀夫

     序章 現代社会における学問の自由の生成と動態………羽田貴史
      一 大学の中核的価値としての学問の自由
      二 近代大学像と学問の自由の伝播
      三 学問の自由侵害の状況
      四 学問の自由保障の課題

    第一部 学問の自由の制度化と動態

     第1章 ドイツにおける学問の自由の生成と制度化………藤井基貴・栗島智明
      一 近代ドイツにおける学問の自由の生成と展開
      二 国家主義と結びついた大学の発展と学問の自由
      三 戦後の大学と学問の自由
      四 学問の自由をめぐるその他の問題
     第2章 フランスにおける大学の自由………堀口悟郎
      一 フランスの高等教育機関
      二 学問の自由
      三 大学の自治
      四 大学教員の独立
      おわりに

    第二部 学問の自由の伝播と制度化

     第3章 アメリカにおける学問の自由の受容と制度化………松田 浩
      一 アメリカにおける学問の自由を分析する意義
      二 二〇世紀前期における専門職能的学問の自由の成立
      三 二〇世紀中葉以降における憲法的学問の自由の展開
      四 アメリカにおける学問の自由の存在様式──日本への示唆
     第4章 戦前日本の学問の自由の形成………羽田貴史・船勢 肇
      一 日本の学問の自由
      二 明治憲法体制の成立と学問の自由
      三 森有礼と帝国大学
      四 学問の自由の生成と大学自治──戸水・沢柳事件をめぐる帝国大学教授たち
      五 戦前行政学における学問の自由論の生成
      六 学問の自由と国家──天皇制国家の枠組みとの模索
      七 大学自治の批判者たち
     第5章 戦後日本の学問の自由の制度化………羽田貴史
      一 戦後教育立法改革と学問の自由の制度化
      二 戦後教育立法改革と「大学自治」の制度化
      三 学問の自由と学生
      四 学問の自由と教育の自由

    第三部 現代社会と学問の自由の変動

     第6章 国境を越えた学問の自由規範の生成………栗島智明
      一 人権の国際的保障と学問の自由
      二 ヨーロッパにおける学問の自由
      まとめにかえて
     第7章 アメリカの大学における国家安全保障と学問の自由………宮田由紀夫
      はじめに──問題の所在
      一 大学における軍事機密研究
      二 大学による軍事技術開発政策への批判
      三 外国人研究者の入国と研究成果の公表の制限
      四 「同時多発テロ」以降の研究成果の公表の制限
      五 「同時多発テロ」以降の留学生の規制
      おわりに
     第8章 大学の企業的経営と学問の自由 ──ドイツにおける「マネージメント大学」の出現とその憲法的統制………栗島智明
      一 ドイツにおける「マネージメント大学」の出現とその問題点
      二 一九九〇年代以降の大学改革の経緯と特徴
      三 連邦憲法裁判所の三つの決定
      まとめにかえて
     第9章 中国における学問の自由………羽田貴史
      一 増大する中国の学問の自由侵害
      二 中国の憲法と習近平政権による大学統制
      三 大学における学問の自由の意味

     終章 学問の自由の現在と課題………羽田貴史・松田浩・宮田由紀夫
      一 学問の自由をめぐる危機と新たな課題
      二 学問の自由を保障する制度とは何か
      三 学問の自由に関する研究の課題

     おわりに………羽田貴史・松田 浩・宮田由紀夫

     学問の自由に関する文献目録
     事項索引・人名索引
  • 出版社からのコメント

    世界的変容の中にある「学問の自由」をどう捉えるか。各国の法と保障の体系、近年の侵害事象などを網羅する。
  • 内容紹介

    「学問の自由」は世界的変動の中にあり、旧来の「大学」対「外部」の構図では捉えきれなくなった。その思想生成の歴史から、欧州、米国、日本、中国など各国の法と保障の体系、近年の侵害事象や「大学改革」に発する新しい問題群を網羅する基本文献。編者以外の執筆者=藤井基貴、栗島智明、堀口悟郎、船勢肇。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    羽田 貴史(ハタ タカシ)
    1952年生まれ。広島大学高等教育研究開発センター客員教授、広島大学・東北大学名誉教授。大学史、教育社会学、高等教育論

    松田 浩(マツダ ヒロシ)
    1972年生まれ。成城大学法学部教授。憲法学

    宮田 由紀夫(ミヤタ ユキオ)
    1960年生まれ。関西学院大学国際学部教授。アメリカ経済論、産業組織論

    藤井 基貴(フジイ モトキ)
    1975年生まれ。静岡大学教育学部准教授。教育学、哲学、歴史学

    栗島 智明(クリシマ トモアキ)
    1989年生まれ。埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授。憲法学
  • 著者について

    羽田 貴史 (ハタ タカシ)
    羽田貴史(はた・たかし)
    1952年生まれ.広島大学高等教育研究開発センター客員教授,広島大学・東北大学名誉教授.大学史,教育社会学,高等教育論.『戦後大学改革』(玉川大学出版部),『高等教育研究論集1 大学の組織とガバナンス』(東信堂)など.

    松田 浩 (マツダ ヒロシ)
    松田 浩(まつだ・ひろし)
    1972年生まれ.成城大学法学部教授.憲法学.『「国家と法」の主要問題』(共著,日本評論社),『現代憲法入門』(共編著,法律文化社)など.

    宮田 由紀夫 (ミヤタ ユキオ)
    宮田由紀夫(みやた・ゆきお)
    1960年生まれ.関西学院大学国際学部教授.アメリカ経済論,産業組織論.『アメリカの産学連携と学問的誠実性』(玉川大学出版部),『アメリカにおける国家安全保障と大学』(関西学院大学出版会)など.

学問の自由の国際比較―歴史・制度・課題 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:羽田 貴史(編)/松田 浩(編)/宮田 由紀夫(編)/藤井 基貴(執筆)/栗島 智明(執筆)/堀口 悟郎(執筆)/船勢 肇(執筆)
発行年月日:2022/03/17
ISBN-10:4000615238
ISBN-13:9784000615235
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:328ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:612g
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