世界史の考え方―シリーズ歴史総合を学ぶ〈1〉(岩波新書) [新書]

世界史の考え方―シリーズ歴史総合を学ぶ〈1〉(岩波新書) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  近現代の日本史・世界史を総合して、近代化、大衆化、グローバル化と私たちの歴史像を考える高校の必修科目が始まる。本巻では中国史、イギリス史、アメリカ史、アフリカ史、中東史の歴史家とともに、近現代史の名著を題材に、歴史研究の最前線や歴史像の形成過程、概念に基づく比較、問いや対話による歴史総合の実践を示す。

• 目次

  刊行にあたって(小川幸司、成田龍一)
  
  はじめに(小川幸司)
  
  Ⅰ 近代化の歴史像
  第一章 近世から近代への移行
  1 近代世界の捉え方
  2 中国史(岸本美緒)から見ると
  3 岸本美緒との対話
  
  第二章 近代の構造・近代の展開
  1 国民国家の捉え方
  2 イギリス史(長谷川貴彦)から見ると
  3 長谷川貴彦との対話
  
  Ⅱ 国際秩序の変化と大衆化の歴史像
  第三章 帝国主義の展開
  1 ナショナリズムの捉え方
  2 アメリカ史(貴堂嘉之)から見ると
  3 貴堂嘉之との対話
  
  第四章 二〇世紀と二つの世界大戦
  1 総力戦の捉え方
  2 アフリカ史(永原陽子)から見ると
  3 永原陽子との対話
  
  Ⅲ グローバル化の歴史像
  第五章 現代世界と私たち
  1 グローバル化の捉え方
  2 中東史(臼杵陽)から見ると
  3 臼杵陽との対話
  
  あとがき(成田龍一)

• 出版社からのコメント

  世界史の歴史家たちとともに近現代史の名著を紐解き、近現代史の歴史像を考える歴史対話を試みる。

• 内容紹介

  近現代の日本史・世界史を総合し、近代化、大衆化、グローバル化の歴史像を考える高校の必修科目が始まる。シリーズ第一巻は中国史、イギリス史、アメリカ史、アフリカ史、中東史の歴史家とともに、近現代史の名著を題材に、歴史研究の最前線や歴史像の形成過程、概念に基づく比較、問いや対話による歴史総合の実践を示す。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  小川 幸司(オガワ コウジ)
  １９６６年生まれ。長野県蘇南高等学校校長。世界史教育
  
  成田 龍一(ナリタ リュウイチ)
  １９５１年生まれ。日本女子大学名誉教授。近現代日本史。著書多数

• 著者について

  小川 幸司 (オガワ コウジ)
  小川幸司(おがわ こうじ)
  1966年生まれ．長野県蘇南高等学校校長．世界史教育．著書に『世界史との対話――70 時間の歴史批評』全3巻(地歴社，2011―12 年)『岩波講座 世界歴史』(岩波書店，2021―)編集委員．『世界歴史01 世界史とは何か』責任編集．
  
  成田 龍一 (ナリタ リュウイチ)
  成田龍一(なりた りゅういち)
  1951年生まれ．日本女子大学名誉教授．近現代日本史．著書に『近現代日本史との対話』全2巻(集英社新書)，『近現代日本史と歴史学』(中公新書)，『シリーズ 日本近現代史④ 大正デモクラシー』(岩波新書)，『歴史論集』全3巻(岩波現代文庫)他多数．

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