人新世の科学―ニュー・エコロジーがひらく地平(岩波新書) [新書]

人新世の科学―ニュー・エコロジーがひらく地平(岩波新書) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  人類のさまざまな活動は、「人新世」と呼ばれる新たな地質時代を地球にもたらした。その影響を世界規模で考え、持続可能な社会を維持するには、人間と自然を一体として捉える思考、ニュー・エコロジー（新しい生態学）が必要だ。社会経済のレジリエンスを高め、人類が「思慮深い管財人」として自然と向き合うための必読書。

• 目次

  日本語版への序文
  まえがき――人新世の科学
  
  第1章 持続可能性への挑戦
  第2章 種と生態系の価値
  第3章 生物多様性と生態系機
  第4章 飼い馴らされた自然
  第5章 社会―生態システム思考
  第6章 驕りから謙遜へ
  第7章 人間による人間のための生態学
  第8章 生態学者とニュー・エコロジー
  
  訳者あとがき
  
  原注
  文献一覧

• 出版社からのコメント

  今を生きる人類、必読。社会経済のレジリエンスを高めるための、世界共通の基礎知識を生態学者が語る。

• 内容紹介

  人類のさまざまな活動は、「人新世」と呼ばれる新たな地質年代を地球にもたらした。その影響を世界規模で考え、持続可能な社会を維持するには、人間と自然を一体として捉える思考、ニュー・エコロジー(新しい生態学)が必要だ。社会経済のレジリエンスを高め、人類が「思慮深い管財人」として自然と向き合うための必読書。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  シュミッツ,オズワルド(シュミッツ,オズワルド／Schmitz,Oswald J.)
  イエール大学環境学部教授、ミシガン大学自然資源学部で学位取得。イエール大学環境学部助教、准教授を経て現職。専攻―群集生態学
  
  日浦 勉(ヒウラ ツトム)
  東京大学大学院農学生命科学研究科（生圏システム学専攻）教授。専攻―森林生態学、群集生態学

• 著者について

  オズワルド・シュミッツ (オズワルドシュミッツ)
  オズワルド・シュミッツ(Oswald J. Schmitz)
  イエール大学環境学部教授．ミシガン大学自然資源学部で学位取得．イエール大学環境学部助教，准教授を経て現職
  専攻―群集生態学
  著書―Resolving Ecosystem Complexity(Princeton University Press 2010), Ecology and Ecosystem Conservation(Island Press 2007)
  
  日浦 勉 (ヒウラ ツトム)
  日浦 勉(ひうら つとむ)
  東京大学大学院農学生命科学研究科(生圏システム学専攻)教授
  専攻―森林生態学，群集生態学

人新世の科学―ニュー・エコロジーがひらく地平(岩波新書) の商品スペック