若者の性の現在地―青少年の性行動全国調査と複合的アプローチから考える [単行本]
    • 若者の性の現在地―青少年の性行動全国調査と複合的アプローチから考える [単行本]

    • ¥3,850116 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003541024

若者の性の現在地―青少年の性行動全国調査と複合的アプローチから考える [単行本]

価格:¥3,850(税込)
ゴールドポイント:116 ゴールドポイント(3%還元)(¥116相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月4日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:勁草書房
販売開始日: 2022/03/19
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

若者の性の現在地―青少年の性行動全国調査と複合的アプローチから考える の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    若者たちの性は、いま?草食化、少子化、未婚・晩婚化など、様々な言説が取りまく「若者の性」。継続的に実施されてきた「青少年の性行動全国調査」から性行動・性意識を実証的に分析し、性的マイノリティへの意識、包括的性教育、歴史的変容など、複合的な観点からその実像と課題を提示する基本の一冊。
  • 目次

    はじめに[林雄亮・石川由香里]

    第Ⅰ部 若者の性行動・性意識

    第1章 若者の性行動・性意識の実態と課題――「青少年の性行動全国調査」研究の新展開へ向けて[林雄亮]
     1 若者の性行動・性意識の趨勢と現状
     2 「青少年の性行動全国調査」研究の貢献と課題
     3 青少年層の性行動の不活発化と未婚化・晩婚化の関係
     4 学校と家庭における性教育の実態
     5 おわりに

    第2章 若者の性と性別役割分業意識――就労後の影響・学校性教育の影響[石川由香里]
     1 日本社会における性別役割分業意識の実態とその意識形成
     2 若者の性と性別役割分業意識の関連についての仮説
     3 性別役割分業意識の変化についてのパネル調査を用いた先行研究
     4 JLPSデータにおける性別役割分業意識
     5 JLPSデータの分析結果
     6 学校性教育と性別役割分業意識の関連
     7 何が性別役割分業意識の形成に影響を与えているのか

    第3章 性にかんする経験やイメージと家庭環境のかかわり[苫米地なつ帆・俣野美咲]
     1 家庭環境と青少年の性行動のかかわり
     2 家庭環境は青少年の性経験や性イメージにいかなる影響を与えるか
     3 青少年の家庭環境と性にかんする経験の関連
     4 青少年の家庭環境と性イメージの関連
     5 家庭環境によって異なる性経験・性イメージの実態

    第4章 デートDV被害の構造――被害経験の分類、友人関係や性教育との関連[古村健太郎]
     1 若者の恋愛経験とデートDV
     2 デートDV 被害の構造
     3 デートDVのエスカレート
     4 「青少年の性行動全国調査」を用いたデートDV被害の構造の検討
     5 デートDV被害の構造と関連する要因の検討
     6 デートDVの予防に向けて

    第5章 若年層の性的マイノリティに対する抵抗感――社会的属性・意識・経験との関連に着目して[釜野さおり]
     1 はじめに
     2 性的マイノリティについての意識を扱う調査研究
     3 「性的マイノリティについての意識:2019年全国調査」を用いた性的マイノリティに対する抵抗感の分析
     4 社会的属性、経験、意識と友人が性的マイノリティだった場合の抵抗感との関連
     5 おわりに

    第Ⅱ部 学校での性教育

    第6章 学校における「性教育」内容の変遷――学習指導要領と同解説の整理から[茂木輝順]
     1 はじめに
     2 性教育に関連する各事項の初出学年と教科等
     3 各世代内の生まれた年度別の整理
     4 おわりに――第8世代からみる学校性教育の現在地と今後の課題

    第7章 学校で包括的性教育を行う必要性とその課題――NPO団体に対する学校性教育についてのインタビュー調査から[土田陽子・キムハリム]
     1 問題関心と課題設定
     2 インタビュー調査の対象と方法
     3 なぜ包括的性教育が必要なのか――活動を始めたきっかけ
     4 Y団体とZ団体の包括的性教育実践
     5 なにが包括的性教育のハードルになっているのか
     6 おわりに――まとめと今後の課題

    第Ⅲ部 若者の性の変容

    第8章 1990年代におけるメディアと少女たちの性行動[片瀬一男]
     1 若者にとっての1990年代――「失われた時代」の始まり
     2 90年代のメディア・コミュニケーションと性行動
     3 90年代の性規範と性行動――「援助交際」をめぐって
     4 性的逸脱行動を規定する社会的要因
     5 自己決定と性教育の間――青少年の性の自己決定言説
     6 ミレニアムを越えて

    第9章 出会い文化の変遷――マッチングアプリの利用にいたる途[羽渕一代]
     1 はじめに
     2 マッチングアプリと出会い文化
     3 マッチングサイト(アプリ)というメディア
     4 まとめ

    第10章 性と子どもの近代史――タブー視と寛容さの併存の系譜[元森絵里子]
     1 はじめに――子どもと性という問題の系譜を探る
     2 1880――性の二重基準と年少者の分類の成立
     3 1900――近代日本の性システムと子ども規範の作動
     4 1920――性教育・優生学・児童保護
     5 1950――年少者の一元化と性の一律排除
     6 子どもの性の戦後体制へ――年少者の多様性の忘却と多様性の黙認
     おわりに[加藤秀一]

    索 引
    編者・執筆者略歴
  • 内容紹介

    いま若者の性行動や性意識はどうなっているのだろうか? 大規模な性行動調査と質的調査・資料分析など様々な角度から光を当てる。

    草食化、少子化、未婚・晩婚化──様々な言説が取りまく「若者の性」の実態を理解するための基本の一冊。継続的に行われてきた「青少年の性行動全国調査」に基づく実証的な分析を中心に、性的マイノリティへの意識、包括的性教育、歴史的変容など重要な論点を押さえ、複合的な観点から若者の性の実像と課題を浮かび上がらせる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    林 雄亮(ハヤシ ユウスケ)
    武蔵大学社会学部教授。博士(文学)。東北大学大学院文学研究科博士後期3年の課程修了、立教大学社会学部助教などを経て、2020年より現職

    石川 由香里(イシカワ ユカリ)
    活水女子大学健康生活学部教授。博士(社会学)。東京都立大学社会科学研究科(博士課程)単位取得満期退学、活水女子短期大学生活学科講師などを経て2012年より現職

    加藤 秀一(カトウ シュウイチ)
    明治学院大学社会学部教授。東京大学社会学研究科Aコース博士課程満期退学、明治学院大学専任講師・助教授を経て、2001年より現職
  • 著者について

    林 雄亮 (ハヤシ ユウスケ)
    林 雄亮 (はやし ゆうすけ) 武蔵大学社会学部教授。博士(文学)。東北大学大学院文学研究科博士後期3年の課程修了、立教大学社会学部助教などを経て、2020年より現職。編著書に『青少年の性行動はどう変わってきたか――全国調査にみる40 年間』(ミネルヴァ書房,2018)、『SPSS による実践統計分析』(共著,オーム社,2017)ほか、分担執筆に『人生の歩みを追跡する――東大社研パネル調査でみる現代日本社会』(石田浩・有田伸・藤原翔編著,勁草書房,2020)ほか。


    石川 由香里 (イシカワ ユカリ)
    石川 由香里 (いしかわ ゆかり) 活水女子大学健康生活学部教授。博士(社会学)。東京都立大学社会科学研究科(博士課程)単位取得満期退学、活水女子短期大学生活学科講師などを経て2012 年より現職。共著書に『子育て世代のソーシャル・キャピタル』(有信堂,2018)、『格差社会を生きる家族――教育意識と地域・ジェンダー』(有信堂,2011)、分担執筆に『青少年の性行動はどう変わってきたか――全国調査にみる40 年間』(林雄亮編,ミネルヴァ書房,2018)ほか。


    加藤 秀一 (カトウ シュウイチ)
    加藤 秀一 (かとう しゅういち) 明治学院大学社会学部教授。東京大学社会学研究科Aコース博士課程満期退学,明治学院大学専任講師・助教授を経て,2001年より現職。著書に、『性現象論 ―― 差異とセクシュアリティの社会学』(勁草書房,1998),『〈恋愛結婚〉は何をもたらしたか――性と優生学の百年間』(ちくま新書,2004),『〈個〉からはじめる生命論』NHK 出版,2007)、『はじめてのジェンダー論』(有斐閣,2017),編著書に『自由への問い8 生 ―― 生存・生き方・生命』(岩波書店,2010)、共著書に『争点としてのジェンダー――交錯する科学・社会・政治』(ハーベスト社,2019)ほか。

若者の性の現在地―青少年の性行動全国調査と複合的アプローチから考える の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:林 雄亮(編)/石川 由香里(編)/加藤 秀一(編)
発行年月日:2022/03/25
ISBN-10:4326603488
ISBN-13:9784326603480
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:250ページ
縦:22cm
他の勁草書房の書籍を探す

    勁草書房 若者の性の現在地―青少年の性行動全国調査と複合的アプローチから考える [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!