観察 説話 昔ばなし [単行本]

観察 説話 昔ばなし [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  不条理劇作家・別役実との長い交友を経て培った精神で書いた不条理小説三篇。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  観察；説話；昔ばなし

• 内容紹介

  不条理劇作家・別役実との長い交友を経て培った精神で書いた不条理小説三篇
  
  六〇年の長きに亘って僕は、日本の不条理戯曲の第一人者である別役実から不条理の何たるか を学んできた。彼の初期戯曲の傑作「マッチ売りの少女」を見て驚嘆した僕は、彼に今後小説は 書かないでほしい、その代わり僕も一切戯曲は書かない、と懇請した。彼はこの滑稽な依頼をほ ぼ忠実に実行した。（「あとがき」より）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  喜多 哲正(キタ テツマサ)
  １９３７年、熊本県天草に生まれる。早大在学中、学生劇団「自由舞台」で創作劇運動に参画。１９７０年、別役実、有馬弘純、岡田孝之などと同人誌『季刊評論』を発刊。同誌に発表した『影の怯え』で第８６回芥川賞候補となる。その期は受賞作なし

• 著者について

  喜多哲正 (キタテツマサ)
  喜多哲正（きた・てつまさ）
  
  １９３７年、熊本県天草生まれ。早稲田大学在学中、学生劇団「自由舞台」で創作劇運動に参画。１９６０年、労働組合（全海連）の書記として勤務。１９７０年、劇作家別役実、有馬弘純、等と同人誌『季刊評論』を創刊。１９８１年同誌に発表した「影の怯え」で第８６回芥川賞候補となる。

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