混迷するインドネシア・パプア分離独立運動―「平和の地」を求める闘いの行方 [単行本]
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混迷するインドネシア・パプア分離独立運動―「平和の地」を求める闘いの行方 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2022/02/28
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混迷するインドネシア・パプア分離独立運動―「平和の地」を求める闘いの行方 の 商品概要

  • 目次

    序章
     第1節 問題の所在
      1.多民族国家インドネシアの誕生
      2.パプア紛争の特殊性
      3.本書の目的と意義
     第2節 分析枠組みと語句の定義
      1.分析枠組み
      2.語句の定義
     第3節 本書の構成

    第1章 パプア紛争の起源
     はじめに
     第1節 パプアの帰属問題
      1.オランダとインドネシアの対立
      2.パプア独立準備政策の推進
      3.アメリカの仲裁による解決
     第2節 パプア地域の併合
      1.スハルト政権による「インドネシア化」政策
      2.住民投票の実施
     おわりに

    第2章 民主化移行期のパプア
     はじめに
     第1節 パプアの春
      1.分離独立要求の表明
      2.パプア人アイデンティティの伝播
     第2節 特別自治法の制定
      1.パプア主体の草案作成
      2.対話の成果
     第3節 形骸化する特別自治法
      1.メガワティ政権の対パプア政策
      2.パプア州分割をめぐる混乱
     おわりに

    第3章 パプア人による自治
     はじめに
     第1節 機能不全に陥る行政組織
      1.パプア人の政治参画
      2.置き去りにされる社会開発
     第2節 首長職をめぐるエスニック・グループ間の対立
      1.沿岸部と山間部の勢力争い
      2.地方利権の細分化
     第3節 パプア化された選挙
      1.ノケンシステムの導入
      2.不透明な有権者数
      3.増加する暴力事件
     おわりに

    第4章 パプアの地域開発
     はじめに
     第1節 パプア人の周縁化
      1.国内移民の流入
      2.経済社会共同体の成立
     第2節 政府主導のパプア開発
      1.ユドヨノ政権による社会開発
      2.国家開発戦略としてのパプア開発
     第3節 コミュニティセキュリティの脅威
      1.フリーポート社と地域社会
      2.土地の喪失
      3.アダット組織の弱体化
     おわりに

    第5章 二極化するパプア
     はじめに
     第1節 急進派集団による分離独立運動
      1.OPMの実態
      2.山間部活動家の新戦略
     第2節 ダイアログ運動の展開
      1.沿岸部活動家とジャカルタの連携
      2.「分離独立」の内実
     第3節 黙殺される人権問題
      1.ウィドド大統領に対する期待と失望
      2.パプア紛争と国軍
     おわりに

    第6章 パプア紛争と国際社会
     はじめに
     第1節 ULMWPの意義
     第2節 メラネシア地域とパプア
      1.インドネシア政府との協調と対立
      2.MSGのコミットメント
     第3節 拡大するパプアネットワーク
      1.パプア紛争と太平洋島嶼地域
      2.ULMWPとパプア社会の乖離
     おわりに

    終章

     主要参考文献一覧

     付録
      1.インドネシアの地図
      2.パプア地域の地図
      3.パプアに対する特別自治法(法律2001年第21号)英語訳

     あとがき

     索引
  • 内容紹介

    多様なエスニック集団が混在するなかで、独立以来、国民統合を図ってきたインドネシア。インドネシア人アイデンティティの共有が進みつつも、なぜパプア分離独立運動が勃興したのか。その背景や歴史的経緯を解き明かす。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    阿部 和美(アベ カズミ)
    秋田大学国際資源学研究科助教。早稲田大学社会科学研究科博士後期課程修了。博士(社会科学)。国際NGO・Asian Network for Free Electionsでの国際選挙監視業務、国連東ティモール統合ミッション(UNMIT)選挙支援アドバイザー、防衛省能力構築支援事業担当官を経て現職。専門は、国際協力論、平和構築論、東南アジア研究
  • 著者について

    阿部 和美 (アベ カズミ)
    秋田大学国際資源学研究科助教。早稲田大学社会科学研究科博士後期課程修了。博士(社会科学)。
    国際NGO・Asian Network for Free Electionsでの国際選挙監視業務、国連東ティモール統合ミッション(UNMIT)選挙支援アドバイザー、防衛省能力構築支援事業担当官を経て現職。専門は、国際協力論、平和構築論、東南アジア研究。
    〔主な著書・論文〕
    「紛争後社会の移行期正義――『民主主義大国』インドネシアの取り組みと限界」(山田満/本多美樹編著『「非伝統的安全保障」によるアジアの平和構築―─共通の危機・脅威に向けた国際協力は可能か』明石書店、2021年)
    「平和構築におけるジェンダー平等推進の課題――慣習と国際規範の相克」(多賀秀敏編著『平和学から世界を見る』成文堂、2020年)
    「インドネシア・パプア問題におけるメラネシア地域の役割――メラネシア・スピアヘッド・グループのメンバーシップ問題をめぐって」(『グローバル・ガバナンス』第5号、2019年)
    “Rapid Development Threa…

混迷するインドネシア・パプア分離独立運動―「平和の地」を求める闘いの行方 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:阿部 和美(著)
発行年月日:2022/02/28
ISBN-10:4750353221
ISBN-13:9784750353227
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:282ページ
縦:22cm
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