農場と森林のプロイセン史―一六~一九世紀の御領地・御領林経営 [単行本]
    • 農場と森林のプロイセン史―一六~一九世紀の御領地・御領林経営 [単行本]

    • ¥6,600198 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月28日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003544103

農場と森林のプロイセン史―一六~一九世紀の御領地・御領林経営 [単行本]

価格:¥6,600(税込)
ゴールドポイント:198 ゴールドポイント(3%還元)(¥198相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月28日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2022/03/05
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

農場と森林のプロイセン史―一六~一九世紀の御領地・御領林経営 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近世ドイツ・プロイセンの農場領主制(グーツヘルシャフト)の歴史を、森林の役割にも注目しながら、数多くの原史料により濃密に描き出す。ヨーロッパ経済史の伝統あるテーマに新たな光を当てる国際水準の研究。
  • 目次

    序章 農場と森林の支配としてのグーツヘルシャフト
     1 「普魯士(プロイス)国」の森――明治の留学生たちの眼差し
     2 「調整令」に見るグーツヘルシャフトの構造――農場と森林の支配
     3 研究史と本書の課題――グーツヘルシャフト研究の弁証法的発展の
     中で
     4 対象地域の概要と史料

    第1章 農場領主制の成立と森林条令(一六世紀)
     はじめに
     1 東方植民による農地開発と中世後期の農地荒廃
     2 農場領主制の成立と人口増加
     3 森林資源の逼迫と森林条令の制定
     小 括

    第2章 荒廃農場の復旧と森林への依存(三十年戦争~一八世紀半ば)
     はじめに
     1 長期にわたる農場復旧過程
     2 入植者の誘致と四直営農場の廃止(分割)
     3 地代の減免と建築減免
     4 御領林からの建築用木材供給条件の緩和
     5 統一的な世襲権付与計画の挫折
     6 ラッシーテン(非世襲農民)の経営実態――その多様性
     小 括

    第3章 人口成長・農場経営発展・森林経営改革(一八世紀後半)
     はじめに
     1 人口・植民・森林
     2 農場経営の発展
     3 「有能な」農民のリクルート――領主による農民農場維持費用の節
     約
     4 御領林経営の改革と森林賦役・林役権
     小 括

    第4章 プロイセン改革と森林賦役・林役権の持続(一九世紀)
     はじめに
     1 人口・森林・農業の動向
     2 直営農場の譲渡・解体と農場賦役の廃止
     3 御領林経営の発展と森林賦役
     4 「調整」「償却」のための交渉――農民たちの建築用木材受給権へ
     の固執
     5 粗朶拾集の継続と下層民への配慮
     6 林内放牧・落葉拾集の継続と森林への負荷
     7 林役権の償却――下層民・困窮民の受け入れ
     小 括

    終章 結論

    あとがき

    付録史料
    貨幣・度量衡単位
    図表一覧
    史料・文献リスト
    索引
  • 出版社からのコメント

    近世ドイツ・プロイセンの農場領主制の歴史を、森林の役割にも注目しながら、数多くの原史料により濃密に描き出す。
  • 内容紹介

    ▼近世ドイツ・プロイセンの農場領主制(グーツヘルシャフト)の歴史を、森林の役割にも注目しながら、数多くの原史料により濃密に描き出す。
    ▼ヨーロッパ経済史の伝統あるテーマに新たな光を当てる国際水準の研究。

    近世ドイツ・プロイセンでは、領主の直営農場を農民の賦役労働を用いて経営する農場領主制(グーツヘルシャフト)が普及していたことが知られている。一方で、賦役に従事する農民は御領林の木材を安価(または無料)で得る権利をもっていた。
    グーツヘルシャフトの経営はこの義務と権利のあり方と密接に関わっており、19世紀の農民解放への道もその中にあったことを、16~19世紀にかけての御領林経営に関する緻密な史料分析によって明らかにする。

    図書館選書
    近世ドイツ・プロイセンの農場領主制(グーツヘルシャフト)の歴史を、森林の役割にも注目しながら、数多くの原史料により濃密に描き出す。ヨーロッパ経済史の伝統あるテーマに新たな光を当てる国際水準の研究。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    飯田 恭(イイダ タカシ)
    現職は、慶應義塾大学経済学部教授。専門は、ヨーロッパ社会経済史(近世・近代ドイツ農村・林野史)。1990年東京大学経済学部卒、1993~95年ベルリン・フンボルト大学第1哲学部歴史学科留学(DAAD奨学生)、1999年東京大学より博士(経済学)の学位取得。1996~98年東京大学経済学研究科助手、1998~2001年成城大学経済学部専任講師、2001~2008年慶應義塾大学経済学部助(准)教授、2008年より現職
  • 著者について

    飯田 恭 (イイダ タカシ)
    現職は、慶應義塾大学経済学部教授。
    専門は、ヨーロッパ社会経済史(近世・近代ドイツ農村・林野史)。
    1990年東京大学経済学部卒、1993~95年ベルリン・フンボルト大学第Ⅰ哲学部歴史学科留学(DAAD奨学生)、1999年東京大学より博士(経済学)の学位取得。1996~98年東京大学経済学研究科助手、1998~2001年成城大学経済学部専任講師、2001~2008年慶應義塾大学経済学部助(准)教授、2008年より現職。
    主要業績に、単著として、Ruppiner Bauernleben 1648-1806 (Berlin: Lukas Verlag, 2010)、‘The practice of timber granting from lords to peasants’ Agricultural History 87(2013)、‘Peasants’ labour obligations for the lords’ forests’, Agricultural History Review 67(2019)などがある。共著としては、C. Duh…

農場と森林のプロイセン史―一六~一九世紀の御領地・御領林経営 の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:飯田 恭(著)
発行年月日:2022/03/15
ISBN-10:4766428005
ISBN-13:9784766428001
判型:A5
発売社名:慶應義塾大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:374ページ ※333,41P
縦:22cm
他の慶応義塾大学出版会の書籍を探す

    慶応義塾大学出版会 農場と森林のプロイセン史―一六~一九世紀の御領地・御領林経営 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!