子どもたちに…いにしへのいろはことば : 島津日新公いろは歌<並製版> <並製版> [事典辞典]

販売休止中です

    • 子どもたちに…いにしへのいろはことば : 島津日新公いろは歌<並製版> <並製版> [事典辞典]

    • ¥1,10033 ゴールドポイント(3%還元)
子どもたちに…いにしへのいろはことば : 島津日新公いろは歌<並製版> <並製版> [事典辞典]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003544181

子どもたちに…いにしへのいろはことば : 島津日新公いろは歌<並製版> <並製版> [事典辞典]

価格:¥1,100(税込)
ゴールドポイント:33 ゴールドポイント(3%還元)(¥33相当)
日本全国配達料金無料
出版社:ペンギン社
販売開始日: 2022/02/22
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

子どもたちに…いにしへのいろはことば : 島津日新公いろは歌<並製版> <並製版> の 商品概要

  • 目次

    もくじ

    「こんなときには、このことばを 」



    「はじめの一歩」

    い いにしへの道を聞きても唱へてもわが行ひにせずばかひなし



    「...自分に自信がもてません。」

    ろ 楼の上もはにふの小屋も住む人の心にこそはたかきいやしき

    ね ねがはずば隔てもあらじいつはりの世にまことある伊勢の神場

    な 名を今に残しおきける人も人心も心何かおとらん

    う 憂かりける今の身こそは先の世とおもへばいまだ後の世ならん

    ふ 無勢とて敵をあなどることなかれ多勢を見ても恐るべからず

    あ あきらけき目も異例のこの世より迷はばいかに後のやみぢは

    せ 書に移り過れるをば改めよ義不義は生れつかぬものなり



    「弱い心に負けてしまいそう...。」

    ほ ほとけ神他にましまさず人よりも心に恥ぢよ天地よく知る

    り 理も法も立たぬ世ぞとてひきやすき心の駒の行くにまかすな

    ぬ ぬす人はよそより入ると思ふかや耳目の際に戸ざしょくせよ

    を 小車のわが悪業にひかれてやつとむる道をうしと見るらん

    た 種となる心の水にまかせずば道より外に名も流れまじ

    ら 楽も苦も時すぎぬれば跡もなし世に残る名をただ思ふべし

    お 思ほへず違ふものなり身の上の欲をはなれて義を守れひと

    く 苦しくとすぐ道を行け九那の末は鞍馬のさかさまの世ぞ

    ゑ 酔へる世をさましもやらでさかづきに無明の酒をかさぬるは憂し



    「なぜか、リーダーに選ばれちゃった。」

    と 科ありて人を斬るとも軽くすないかす刀もただ一つなり

    そ そしるにもふたつあるべし大方は主人のためになるものと知れ

    や やはらぐと怒るをいはばっと筆鳥にふたつのつばさとを知れ

    け 賢不肖もちひ捨つると言ふ人も必ずならば殊勝なるべし

    こ 心こそ軍する身の命なれそろゆれば生き揃はねば死す

    さ 酒も水流れも酒となるぞかしただ情あれ君がことの葉

    ゆ 弓を得て失ふことも大将の心一つの手をばはなれず

    ひ ひとり身をあはれと思へ物ごとに民にはゆるすこころあるべし

    も もろもろの国や所の政道は人に先づよく教へ習はせ



    「人と接するのって、むずかしい...。」

    わ 私を捨てて君にし向はねばうらみも起りか 懐もあり

    つ つらしとて恨みかへすな我れ人に報ひ報ひてはてしなき世を

    て 敵となる人こそはわが師匠ぞとおもひかへして身をもたしなめ

    し まだにも歯のこはきをば知るものを人は心のなからましやは



    「本当の友だち、って...?」

    に 似たるこそ友としよけれ交らばわれにます人おとなしき人

    よ 善きあしき人の上にて身を磨け友はかがみとなるものぞかし



    「勉強ってほんとに役に立つのかな?」

    ち 知恵能は身につきぬれど荷にならず人はおもんじはづるものなり

    は はかなくも明日の命をたのむかな今日も今日もと学びをばせで



    「いろは歌と日新公」

    「『いろは歌』の不思議」

    「いろはにほへと 英文」

    「スタートから五年」

    「日新公いろは歌 索引」

    「子どもたちに」
  • 出版社からのコメント

    約500年前に生まれた「日新公いろは歌」を子どもたちへのことばに訳した1冊。和綴じから並製本+カバーに変更し読みやすく改訂。
  • 内容紹介

    かつて私たちには、ある『ことば』がありました。親から子へ、連綿と伝えられることば、それはことわざや言い伝え、迷信、いろは歌...様々な形で人々の口にのり、家や土地に伝えられました。

    今、私たちは自分の言葉を手に入れようと躍起になり、時によって育まれてきた『ことば』たちを失いつつあるのではないでしょうか。

    本書でご紹介する「日新公いろは歌」は、一五〇〇年代に、日本の九州最南端・薩摩半島の海沿いに位置する、鹿児島の加世田の地で生まれ、育まれてきた、昔からの『ことば』の一つです。

    島津家中興の祖と呼ばれる、島津日新公忠良がいろは順に選んだ四十七首の人生訓、これは四五〇年以上前に作られました。しかし、一読していただければ、今なお鮮やかに語りかけてくる力に驚かされることでしょう。とはいえ、このことばは特別なことを述べているわけではありません。

    「ものごとは後回しにしないほうがいい」「目上の人の話はきちんと聞く」など、当たり前のことがわずか三十一文字(みそひともじ)の中にいきいきと説かれています。先人たちの発見と動機づけに満ちた『ことば』に、人間の変わることのない本質を感じていただけることと思います。

    本書では、右ページに「日新公いろは歌」原歌と大人向けの解説文を、左ページには子どもたちに向けたことばを配しています。

    原歌は心地よいリズムを味わっていただけるよう、「五・七・五・七・七」に区切って表記いたしました。また、左ページの訳は日常の中で自然と口にする「耳から入ることば」を大切にしております。

    ぜひ、お父さん・お母さんの声で子どもたちに語りかけてください。人間の素直な生き方をしめしたことばたちは、その家の『ことば』となります。

    すぐには理解できないかもしれません。しかし、解説文を読みながら、一緒に口ずさんでいくことで、見えない力としてみなさんの心の中に根づいていくことでしょう。

    苦しいとき、悩んでいるとき、目標をみつけたとき、幸せを感じるとき...、様々な人生の場面で、いにしへからの『ことば』が、みなさんの力となることと確信しております。

子どもたちに…いにしへのいろはことば : 島津日新公いろは歌<並製版> <並製版> の商品スペック

商品仕様
出版社名:ペンギン社
著者名:島津忠良(著)
発行年月日:2022/02
ISBN-10:4892740403
ISBN-13:9784892740404
判型:A5
発売社名:ペンギン社
対象:教養
発行形態:事典辞典
内容:倫理学
言語:日本語
ページ数:142ページ
縦:19cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:200g
他のペンギン社の書籍を探す

    ペンギン社 子どもたちに…いにしへのいろはことば : 島津日新公いろは歌<並製版> <並製版> [事典辞典] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!