真っ赤な口紅をぬって [単行本]
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真っ赤な口紅をぬって [単行本]

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出版社:新泉社
販売開始日: 2022/03/16
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真っ赤な口紅をぬって [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「沈黙を破りたいという私たち共通の願い」。フランスの詩人・小説家である著者がDV(ドメスティック・バイオレンス)や性暴力の女性被害者たちに聞き取りをおこない、その経験をもとに執筆したフェミニズム詩集。
  • 目次

    まえがき─滞在記より 2017年12月4日―2018年1月26日

    Ⅰ 生きのびた女たち

     いろんな理由をつけられて
     どこかに行けば うまくいく
     すさまじい暴力、すさまじい沈黙
     地獄
     ウェディングドレス
     女らしさ
     おそるおそる
     あとどのくらいの時間
     謝罪のあとで
     悪いのは私
     青あざ
     いくつもの危険
     動詞「黙る」の活用
     いくつもの禁止事項
     涙
     こっそり隠れて
     ベッドは
     罵倒語
     尋問
     たくさんの質問
     どんな扉も
     私の家
     目立たないように
     「自分の部屋に行っていろ」
     ジェットコースター
     苦悩 
     出ていく
     まぬけ
     急いで
     名前を呼ぶ
     判決の日
     男女平等
     戦争
     インシャラー
     わが国の重要課題
     ほんの少しでも
     のぞき穴
     子供たち
     黒パン/白パン(シルヴィーに)
     安全な場所
     ひとりの新しい女性
     唯一の決まり
     びくびくして
     私の楽園
     本
     勝利
     刺繡
     夢 
     逃げた女
     どうかしている
     売女みたいな口紅

    Ⅱ 彼女たちを讃える

     霊柩車
     私の体
     沈黙
     覚えておいて
     私たちはあなたを讃える
     儀式

    自分の声が聞かれる場所 北原みのり
    訳者解説 相川千尋
  • 出版社からのコメント

    沈黙を破るフィミニズム詩集
  • 内容紹介

    ◎大塚真祐子さん評(「毎日新聞」2022.4.27)
    《率直で簡潔な言葉群は、映画監督による性暴力の告発がなされてから、相次いで性加害の撲滅を訴える声明が出されているこの国の現状と響き合う》

    ◎「信濃毎日新聞」2022.4.25
    《女性に対する暴力と支配…それに対する沈黙や無関心の壁を破るため、著者は彼女たちの声を聞くのが「一番大切」で、それが未来をひらく始まりと信じる》

    ◎武田砂鉄さん評(TBSラジオ「アシタノカレッジ」2022.4.15)
    《私たちが勝手にもみ消してきたかもしれない声がこの詩から聞こえてくる》《詩というかたちだからこそ伝わってくる痛切さというものがある》

    ◎石原燃さん(劇作家・小説家)評(Facebook/Instagram 2022.3.12)
    《差別を受けるというのは、言葉を奪われていくということなのだと思う。嫌だ、やめて、という言葉を奪われ、悲しみや怒りを表現する言葉を奪われ、助けを求めたり、告発したりする言葉を奪われる。沈黙を破るということは、その奪われた言葉を取り戻す作業なんだな、と思う》


    悪いのは私 最初の男だった
    悪いのは私 選択を間違えた
    悪いのは私 18歳だった
    悪いのは私 子供だった
    悪いのは私 我慢した
    悪いのは私 やらせておいた
    ……
    悪いのは私 あとになってわかった
    罪悪感 そのいくつもの顔
    ぜんぶが 私のほうを向いていた
    --「悪いのは私」より

    ひと言話すたびに、彼女たちは立ち直っていった。彼女たちの勇気、生きる喜び、力、それらに導かれて書いた。
    --「まえがき」より


    「沈黙を破りたいという私たち共通の願い」。フランスの詩人・小説家である著者がDV(ドメスティック・バイオレンス)や性暴力の女性被害者たちに聞き取りをおこない、その経験をもとに執筆したフェミニズム詩集。

    「息を潜める、小さな物音に怯えるように生きる女性たち。肩を強ばらせ、こんなはずじゃなかったと自分を責め、眠れない夜を過ごし、この生活から逃げられる瞬間を見極めようと神経を研ぎ澄ます女性たち。ページを一枚一枚めくりながら、今もその渦中を生きている女性たちの息づかいが聞こえてくるようだ。」(解説:北原みのり)

    「詩という形式で表現されてはいるが、⽇常的な⾔葉による⼥性の語りを再現しているため、難解さはなく、むしろ感情に直接訴えかける、共感を呼びやすい作品になっている。被害者がおそらく何度も自問し、考えてきた⾔葉や思いが作家の⼿で表現されており、どの詩も⼒強く、説得⼒がある。」(訳者解説:相川千尋)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    相川 千尋(アイカワ チヒロ)
    フランス語翻訳者、編集者。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了。仏和辞典編集、仏大使館勤務を経て翻訳者に
  • 著者について

    ペリーヌ・ル・ケレック (ペリーヌルケレック)
    詩⼈、⼩説家、コラージュ作家。1968年、フランス・パリ生まれ。⼤学で美術史を学んだのち、フリーランスのリサーチ担当者としてテレビ局や出版社で働く。小説『ハサミさばき』『床』など著作多数。2017年、第2次世界⼤戦後にドイツ兵の愛⼈であったとして丸刈りにされたフランス人女性をテーマにした『丸刈りにされた⼥たち』を発表。各地の歴史的な記録や資料などの調査をもとに、声なき声を取り上げる作⾵を特徴としている。

    相川 千尋 (アイカワチヒロ)
    フランス語翻訳者、編集者。お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了。仏和辞典編集、仏大使館勤務を経て翻訳者に。訳書にリリ・ソン『私のおっぱい戦争』、リーヴ・ストロームクヴィスト『禁断の果実』(以上、花伝社)、ヴィルジニー・デパント『キングコング・セオリー』(柏書房)など。

    北原 みのり (キタハラミノリ)
    作家。ラブピースクラブ、アジュマブックスの代表。フラワーデモの呼びかけ人。著書に『木嶋佳苗100日裁判傍聴記』( 講談社文庫)、『日本のフェミニズム』(編著、河出書房新社)など多数。

真っ赤な口紅をぬって [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:新泉社
著者名:ペリーヌ ル・ケレック(著)/相川 千尋(訳)
発行年月日:2022/03/15
ISBN-10:4787721259
ISBN-13:9784787721259
判型:A5
発売社名:新泉社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:121ページ
縦:21cm
横:14cm
その他: 原書名: Rouge pute:Suivi de La couronne〈Le Querrec,Perrine〉
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