都市残酷 [単行本]
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出版社:田畑書店
販売開始日: 2022/03/25
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都市残酷 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ワリス・ノカンは、原住民としての覚醒以降、台湾原住民の伝統生活や山地の風景、そして近代文明との衝突、さらに原住民族の受難の歴史について、口述歴史やフィールド調査を通じて、さまざまな角度から作品に描いてきた。本書は「蕃刀」をペンに換えて文化出漁/文化出草し、タイヤルの伝統領域における生活を守り、失われゆくタイヤルの誇りを言祝ぐために書かれた猟人の文学である。
  • 目次

    目次

    序 日本の読者の皆さんに ワリス・ノカン

    作品舞台地図/凡例

    第一部──記憶柔和

      弔い
      最初の狩猟
      長い年月のあとのある夕暮れ
      タロコ風雲録
      悲しい一日
      独裁者の涙
      野ゆりの秘密
      女王の蔑視
      失われたジグソーパズル
      死神がいつも影のごとく寄りそう

    第二部──都市残酷

      奥の手
      中秋の前
      夜の行動
      タクシー
      小さなバス停の冬
      この、もの悲しい雨
      希洛の一日
      銅像が引きおこした災い
      私の小説「先生の休日」
      ムハイス
      コウモリと厚唇の愉快な時間

    第三部──山野漂泊

      虹を見たか
      タイワンマス
      人と離れてひとり暮らす叛逆者、ビハオ・グラス
      父

      初出一覧

     訳者あとがき 下村作次郎
  • 出版社からのコメント

    台湾の誇り高き魂は都市化の波に呑まれ、悲鳴を上げる…。台湾原住民文学の旗手による作品集。日本版序、舞台地図、訳者解説あり。
  • 内容紹介

    山で生きてきた。国家など不要だった。都市の残酷に呑みこまれても、猟人の魂は生き延びる。記憶はいつも創造と壊滅の間でつなわたり。だから物語は書かれなくてはならない。
    ワリス・ノカンの文章が、全球化社会に対する抵抗の線を引く。―― 管啓次郎

    台湾原住民文学の旗手が描く、都市化された台湾の悲しみ。原住民の誇らしい魂が、都市化の波に呑まれ悲鳴を上げる台湾の現実。真の台湾を知るには避けて通ることのできない作品集。

    図書館選書
    台湾原住民文学の旗手が描く、都市化された台湾の悲しみ。原住民の誇らしい魂が、都市化の波に呑まれ悲鳴を上げる台湾の現実。真の台湾を知るには避けて通ることのできない作品集。著者日本版序、作品舞台地図、訳者解説あり。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ワリス ノカン(ワリス ノカン)
    瓦歴斯・諾幹、Walis Nokan。1961年、台湾台中県和平郷ミフ部落(現、自由村雙崎社区)生まれ。タイヤル族で、パイ・ペイノフ群に属する。台湾省立師範専科学校(現、国立台中教育大学)卒業。花蓮県富里国民小学校はじめ小学校教諭として、さらに、静宜大学、成功大学台湾文学研究所、中興大学中国文学学科で講師として勤める。最初、柳翱のペンネームで散文集『永遠の部落』を出す。1990年代になって、雑誌『猟人文化』の発行や「台湾原住民人文研究センター」の活動に従事する。著作は、さまざまなジャンルにおよび、文学賞の受賞は、時報文学奨、聯合報文学奨、聯合小説新人奨、呉濁流文学奨、教育部文芸創作奨、台北文学奨、西子湾文学奨、陳秀喜詩奨、1992年度詩奨、1995年度詩奨、2011年呉濁流文学新詩奨、2011年聯合報散文評審首奨等

    下村 作次郎(シモムラ サクジロウ)
    1949年、和歌山県新宮市生まれ。関西大学大学院博士課程修了。博士(文学)。天理大学名誉教授。2020年2月から7月まで、国立清華大学台湾文学研究所客員教授。翻訳・編集『台湾原住民文学選』全九巻(2012年、第一等原住民族専業奨受賞)、『大海に生きる夢』(2018年、第5回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞)(以上、草風館)など。2021年3月、日本台湾交流協会表彰、同年11月、台湾文学貢献奨受賞
  • 著者について

    ワリス・ノカン (ワリス ノカン)
    ワリス・ノカン(瓦歴斯・諾幹、Walis Nokan)
     1961年、台湾台中県和平郷ミフ部落(現、自由村雙崎社区)生まれ。タイヤル族で、パイ・ペイノフ群に属する。最初、柳翱のペンネームで散文集『永遠の部落』を出す。1990年代になって、雑誌『猟人文化』の発行や「台湾原住民人文研究センター」の活動に従事する。
     著作は詩集、散文集、小説集、評論集などさまざまなジャンルにおよび、 文学賞の受賞も多数ある。

    下村 作次郎 (シモムラ サクジロウ)
    下村作次郎(しもむら さくじろう)
     1949年、和歌山県新宮市生まれ。天理大学名誉教授。2020年2月から7月まで、国立清華大学台湾文学研究所客員教授。著書に『文学で読む台湾』、『台湾文学の発掘と探究』、監訳『悲情の山地』(以上、田畑書店)。翻訳・編集『台湾原住民文学選』全九巻(2012年、第一等原住民族専業奨受賞)、孫大川著『台湾エスニックマイノリティ文学論』、シャマン・ラポガン著『空の目』、『大海に生きる夢』(2018年、第5回鉄犬ヘテロトピア文学賞受賞)(以上、草風館)、陳芳明著・共訳『台湾新文学史』上・下、陳耀昌著『フォルモサに咲く花』(以上、東方書店)など。2021年11月、台湾文学貢献奨受賞。

都市残酷 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:田畑書店
著者名:ワリス ノカン(著)/下村 作次郎(訳)
発行年月日:2022/03/15
ISBN-10:4803803935
ISBN-13:9784803803938
判型:B6
発売社名:田畑書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:298ページ
縦:20cm
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