人生を創造する―ライフストーリーによる社会教育の理論と実践の探究 [単行本]
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人生を創造する―ライフストーリーによる社会教育の理論と実践の探究 [単行本]

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出版社:福村出版
販売開始日: 2022/04/04
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人生を創造する―ライフストーリーによる社会教育の理論と実践の探究 の 商品概要

  • 目次

    緒 言
     自己形成/複数のライフストーリー/マリー゠ミッシェル

    第一部 自己形成
     第一章 自己形成という夜の体制
      第一節 夜という残滓
       死んだ時間――強い時間の経験/非制度的な夜の残滓/ロマンティシズムではなく/いくつかの目印
      第二節 夜の時間と自己形成
       否定によるアプローチ/より具体的な検討
      第三節 夜の象徴主義
       反転の象徴主義/親密さの象徴主義/時間的象徴主義
      結論 夜――自己形成のグランゼコール
     第二章 自己歪曲というリスク
      第一節 自己形成のイデオロギー
      第二節 イデオロギーと自己形成
      第三節 自己形成のイデオロギー的利用
      第四節 主体の作用を認知することによって主観主義と闘う
      結 論
     第三章 中間の形態
      第一節 個別化した教育
       旧い教育学の流れ/現代の技術発展/成人教育における実現
      第二節 支援された独学
       事例研究/全体の概観
      第三節 経験学習に関する社会的評価
       六つの基本的問題/経 費/二つの機能/導入の基礎的条件
     第四章 明らかになった氷山という視点――独学者のプラン
      第一節 成人は三人のうちの一人以上が独学のプランをもっている
      第二節 独学者の教育プラン
      第三節 教育的な自律化
     第五章 形成過程の占有
      第一節 生涯教育の目的としての自己形成
       導入教育における他者への根元的な依存/継続教育はこの依存を継続させるべきだろうか/生涯教育の極小命題と極大命題
      第二節 社会-教育的解放の過程
       形成力を他律的関係から自立させる/自律的な生産能力と勝利者たる他律性
      第三節 使用と常人の反-文化
       使用価値と自律的な生産様式/使用者たちが体験した文化/常人たちが体験した文化
      第四節 生涯教育の基礎となるべき自己-他者教育の矛盾
       他者教育は価値の座標的次元で構築され、それが強い交換力を付与する/受け取った座標的枠組みの不十分さが明らかになるとき、他者教育の使用が自己形成を生む/自己形成は日常生活での使用において作用する、価値の構造次元で二段階の価値を生み出す
      結論 二つのパラダイムの対峙
     第六章 自己形成というパラダイムの出現
      第一節 自己の不意の出現
       生命のパラドックス/マクロ理論/弁証法-システム論的概念
      第二節 形成の台頭
       統合による創造/形成――進化という人間的機能
      第三節 形態発生領域の出現

    第二部 ライフストーリーの歴史
     序 自己形成とライフストーリー
       自然に物語られる歴史、文学領域、研究方法
     第一章 ライフストーリーの文学的形式
      第一節 伝 記
      第二節 自 伝
       伝記との相違/根本的パラドックス
     第二章 心理学とライフストーリー
      第一節 伝記心理学
       精神分析的な流れ/人生のサイクルという流れ
      第二節 自己-分析
       フロイトの自己-分析/フロイト以降の自己-分析
      第三節 自己発達
     第三章 社会学的・人類学的利用
      第一節 今世紀初めの戦闘的社会学の方法論として
       シカゴ学派と参与観察法(一九二〇~一九三五年)/ポーランドにおける意識化の方法
      第二節 戦後の一時的消滅(一九四五~一九六〇年)
       方法論者側の挫折に関する総括/ゴッフマンと社会的事実に関する演劇的説明
      第三節 一九六〇~七〇年代の多様なルネッサンス
       北アメリカにおけるデータ収集方法として/具体人の生成に関する科学として
     第四章 教育におけるライフストーリーの利用
      第一節 他者教育における他者のライフストーリー……
      第二節 成人教育において組織的に利用する試みの出現
       民衆教育における意識化の方法/継続職業教育における脱テーラー化の試み/指導者養成における教育訓練の過程と要求の探求方法
      第三節 自己形成を計り知るうえでは有利でも、ほとんど探究されていない方法
     第五章 自己形成のためのライフストーリー利用を理論的に根拠づける諸要素

    第三部 マリー゠ミッシェル
     第一章 困難な作業
      ライフストーリーを語る者とそれを解釈する者の間の、社会的な二項対立/口述と記述の間の二項対立
     第二章 マリー゠ミッシェル――ひとりの専業主婦
     第三章 小さな仲間集団による解釈のための座談会
     第四章 専業主婦によるさまざまな自己形成の経験(マリー゠ミッシェルとひとりの女友達による、文章による相互理解)
      1 自己形成の経験
       学校との関わり/政治に関して/余暇に関して/文化に関して/役割に関して/教会に関して
      2 この女性の現状
       母親―妻役割の無価値化/依 存/アイデンティティの不在/孤 立
     第五章 現在のフェミニストの潮流における専業主婦の位置(マリー゠ミッシェルの社会的なパースペクティヴ配置)
      1 フェミニズム懐胎期(一九〇〇年から一九〇七年まで)
      2 カトリック的改良主義フェミニズム(一九〇七年から一九六〇年まで)
       投票権/ケベック女性と労働の世界/女性の権利闘争と妻の法的条件
      3 世俗的改良主義フェミニズム(一九六〇年から一九六九年まで)
      4 ラディカルフェミニズムと社会主義フェミニズム(一九六九年から一九七六年まで)
      5 人間主義フェミニズム(一九七六年から)
     第六章 ある女性
      1 サント゠フラヴィ――一九四七年
      2 レヴィ――一九四八年
      3 サン゠ロミャール――一九四九年
      4 サン゠ロミャール――一九五〇年
      5 サント゠ニコル
      6 アルヴィダ――一九五二、一九五三、一九五四年
      7 シクーティミ――一九五五、一九五六、一九五七年
      8 シクーティミ――一九五八、一九五九、一九六〇、一九六一年
      9 ケベック――一九六二、一九六三、一九六四、一九六五年
      10 モントリオール――一九六五、一九六六、一九六七年
      11 リヴ゠シュッド――一九六八、一九六九年
      12 モントリオール――一九六九、一九七〇、一九七一年
      13 モントリオール郊外のある町――一九七二年から一九八一年
     第七章 マリー゠ミッシェルの自己形成に関する分析的総合
      第一節 方法論
       省察――人生の道程ないしは物語を生む、集団的で漸進的な方法論/人生の物語と道程分析の方法論
      第二節 ケベック人の道のり
       地方から都会へ/ある家族から他の家族へ/大きな行程
      第三節 自己形成の過程
       全体的な指標――トランザクション(和解)/受けてきた教育と和解する/昼の法則と闇の文化/自己を失わずに人生を捧げる/自己形成の方法
      第四節 マリー゠ミッシェルの自己形成に関する分析総合的な結論
       引き受けることの暴力――研究―形成という二つでひとつの立場/自己形成過程の確定

    結 論
     自己形成に関する研究―実践の道具としてのライフストーリー/著者―研究者の結論/マリー゠ミッシェルの結論
  • 内容紹介

    実在するひとりの女性のライフストーリーを基に、人が学ぶとは何か、自分を変えるとは何かを根本から問い直す。生涯学習・ジェンダー平等の時代における教育の古典的理論・実践書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ピノー,ガストン(ピノー,ガストン/Pineau,Gaston)
    1939年生まれ。ライフストーリーおよび伝記的手法を用いた成人教育・生涯教育研究を提起し、ドミニセ、ギー・ド・ヴィリエ等とともに、国際ライフストーリー成人教育・伝記的教育研究学会(ASIHVIF)を創設(1991)するなど、フランス語圏での国際的な研究活動を主導。パリのL’Harmattan社が刊行する、ライフストーリー成人教育叢書の編集責任者。トゥール大学(フランス)およびケベック大学モントリオール校(カナダ)名誉教授

    マリー=ミッシェル(マリーミッシェル/Marie-Mich`ele)
    実在のカナダ人女性。『人生を創造する―ライフストーリーによる社会教育の理論と実践の探究』では、ライフストーリーの実践者およびピノーのライフストーリー成人教育研究の協力者、共著者。ASIHVIFでは、ライフストーリーを利用した成人教育研究のパイオニアのひとりに位置づけられている

    末本 誠(スエモト マコト)
    1949年生まれ。東京学芸大学卒。東京大学大学院教育学研究科博士課程満期単位取得退学。神戸大学発達科学部・人間発達環境学研究科教授。2015年退職。神戸大学名誉教授。日本社会教育学会を基盤に、公民館・生涯教育・フランス民衆教育史・沖縄社会教育史などの研究に従事。2000年にASIHVIFの活動に接しメンバーとなって、自らもライフストーリーおよび伝記的手法を用いた、社会教育・成人教育研究に取り組む。その成果に、『沖縄のシマ社会への社会教育的アプローチ―暮らしと学び空間のナラティヴ』(2013)がある

人生を創造する―ライフストーリーによる社会教育の理論と実践の探究 の商品スペック

商品仕様
出版社名:福村出版
著者名:ガストン ピノー(著)/マリー=ミッシェル(著)/末本 誠(訳)
発行年月日:2022/04/01
ISBN-10:4571101953
ISBN-13:9784571101953
判型:B5
発売社名:福村出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:546ページ
縦:22cm
その他: 原書名: PRODUIRE SA VIE:AUTOFORMATION ET AUTOBIOGRAPHIE〈Pineau,Gaston;Marie-Mich`ele〉
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