グローバリゼーションと変わりゆく社会(叢書 現代の社会学とメディア研究〈第1巻〉) [単行本]
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グローバリゼーションと変わりゆく社会(叢書 現代の社会学とメディア研究〈第1巻〉) [単行本]

千田 有紀(編著)菊地 英明(編著)
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出版社:北樹出版
販売開始日: 2022/03/29
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グローバリゼーションと変わりゆく社会(叢書 現代の社会学とメディア研究〈第1巻〉) の 商品概要

  • 目次

    第1章 グローバリゼーション研究からみえる社会
    0. はじめに
    1. グローバリゼーションは、どう論じられてきたか
     1-1:グローバリゼーションが引き起こす変化
     1-2:グローバリゼーションをとらえる視点
    2. グローバルな権力関係の変化を問う
     2-1:不平等のグローバルな広がり
     2-2:国民国家と権力
    3. ローカルな場での読みかえに注目する
     3-1:「グローバリゼーションのローカル化」
     3-2:中国における有機農業をめぐる読みかえの争い
    4. おわりに
    第2章 移民とグローバルな人の移動──国際航空と9.11と在日外国人の接点とは
    0. はじめに
    1. トランスナショナルな人の移動のダイナミックス
    2. 空港で出迎える相手を何と称するか
    3. 9.11事件と映画『セプテンバー11』から読み解く人の国際移動
    4. 移民が促す日本の「内なるグローバル化」
    5. おわりに
    第3章 グローバリゼーションと教育
    1. 選択の自由の拡大は何をもたらすか?
    2. 新自由主義的教育改革とペアレントクラシーの時代
    3. 大学の自由化は何をもたらしたか?
    4. 「Occupy Cal(オキュパイキャル)」
    5. 近未来の日本の大学は?
    第4章 グローバリゼーションと福祉・社会保障──「働かなくても全ての人が受けられる福祉」はなぜ必要か?
    0. はじめに:グローバリゼーション下の福祉の困難
    1. お金持ちにこそ福祉を受けてもらわねばならない:社会学的な福祉の見方
    2. 戦争が福祉の水準と国民の連帯を発展させる
     2-1:戦争と福祉
     2-2:すべての人が受け取れる福祉を目指して
    3. 脱工業化とグローバル化:労働市場の変化に伴う新しいリスク
     3-1:脱工業化とグローバル化の進行・複合メカニズムと福祉国家の限界
     3-2:国民的連帯の揺らぎと個人化の進行
    4. 働かなくてもすべての人が受けられる給付:ベーシックインカム構想とそのねらい
     4-1:ベーシック・インカム構想とその批判
     4-2:誰と・いかにして助けあうか
    第5章 日本の近代家族とその揺らぎ
    1. 生涯未婚率の上昇
    2. 家族の「当たり前」の解体
    3. 欧米における近代家族論
    4. 日本における近代家族論の受容
    5. 「近代家族」の揺らぎ
    6. これからの家族
    第6章 変化する政治
    0. はじめに:国会前の抗議行動
    1. 「オキュパイ」:グローバル化した社会運動
     1-1:世界をかけめぐる「占拠」
     1-2:「オキュパイ」の特徴と前史
     1-3:日本式「オキュパイ」
    2. ポピュリズム:既成政治の動揺
     2-1:グローバル化と国家
     2-2:ポピュリズムの台頭
     2-3:既成秩序の乗り越え方
    3. おわりに:私たちと政治のこれから
    第7章 「個人的なことはグローバルなこと」──国境を越える分業の再編とジェンダー
    0. はじめに
    1. あなたのスニーカーを作ったのはだれか
    2. グローバル化と女性たちの「主婦化」
     2-1:新国際分業のもとでの女性労働
     2-2:「器用な指先」
     2-3:「メイド・イン ジャパン」はいかに作られるか
    3. 再生産領域のグローバル化とジェンダー
     3-1:香港における女性労働の変化
     3-2:再生産領域のグローバル化と私たち
    4. おわりに
    第8章 移住者の生活基盤形成の日米比較───ベトナム出身移住者の定着過程を事例として
    0. はじめに
    1. 移住国への統合過程
    2. 米国におけるベトナム出身者のエスニック・ビジネス
    3. 日本におけるベトナム出身者のエスニック・ビジネス
    4. 結びにかえて
  • 出版社からのコメント

    グローバリゼーションによる経済成長の裏の貧困格差の拡大、社会制度の変動を、移民、教育、家族、社会運動、女性、労働の視点で読む
  • 内容紹介

    1980~1990年代以降のグローバリゼーションの急速な展開に着目し、グローバリゼーションがもたらした経済成長の裏の貧困・格差の拡大、社会制度の大きな変化を、グローバリゼーションによる権力関係の変化、移民、教育、家族、社会運動、女性、労働の視座から読み解く。
  • 著者について

    千田 有紀 (センダ ユキ)
    武蔵大学社会学部社会学科教授
    主要業績:『ヒューマニティーズ 女性学 / 男性学』岩波書店 2009年、『日本型近代家族一 ーどこから来てどこへ行くのか』勁草書房 2011年、『ジェンダー論をつかむ」共著、有斐閣 2013年

    菊池 英明 (キクチ ヒデアキ)
    武蔵大学社会学部社会学科教授
    主要業績:『よくわかる福祉社会学』共著、ミネルヴァ書房 2020年

グローバリゼーションと変わりゆく社会(叢書 現代の社会学とメディア研究〈第1巻〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:北樹出版
著者名:千田 有紀(編著)/菊地 英明(編著)
発行年月日:2022/04/15
ISBN-10:4779306817
ISBN-13:9784779306815
判型:A5
発売社名:北樹出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:126ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:1cm
重量:270g
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