危機に対応できる学力―分断化した社会を修復する文化資本と連帯感 [単行本]
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危機に対応できる学力―分断化した社会を修復する文化資本と連帯感 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2022/03/01
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危機に対応できる学力―分断化した社会を修復する文化資本と連帯感 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「学びの動機づけ」が鍵となる!文化資本、ハビトゥス、認知能力、非認知能力、メタ認知、連帯感、農村共同体―7つの側面から今の社会を読み解き、危機に対応できる持続可能な社会システムのあり方を探求する。
  • 目次

     はじめに

    第1章 教育と経済をめぐる社会的背景――閉塞感漂う平成から危機の令和へ
     1 「生きる力」という用語が出てきた社会背景
     (1)社会・経済の動き/(2)政治の動き/(3)文化の動き
     2 OECDのPISA(ピザ)を考える
     3 危機の対応と「生きる力」について
     (1)グローバル化した社会での感染症の危機/(2)危機を乗り越えるには
     4 平成時代の日本の経済状況
     (1)グローバル化した社会を概観する/(2)平成時代の日本経済の流れ/(3)平成時代の経済政策の概要/(4)閉塞的な経済状況と教育/ (5)日本の今の経済状況
     5 感染症による危機下の生活スタイルの変化
     6 危機下のグローバル化した社会状況

    第2章 危機で求められる能力とは
     1 危機と「生きる力」
     2 「生きる力」と学力・能力の関係
     3 過去の学力論をふりかえる
     (1)古くて新しい学力低下論争/(2)広岡亮蔵の学力の三層構造/(3)広岡の学力論の社会的背景/(4)広岡の学力論と現在とのつながり
     4 現代の学力論
     (1)学力を定義する/(2)内発的動機づけと外発的動機づけ
     5 学校での学びの動機づけ
     (1)小学校での学び/(2)中学受験の学び方/(3)高校受験を考える/(4)大学受験を考える
     6 外発的動機づけの勉強で生じる社会現象
     (1)職業/(2)企業規模/(3)所得格差
     7 持続可能な社会と学び
    (1)世の中のしくみ/(2)6つの難題に直面する日本

    第3章 内発的動機づけの学びと連帯感
     1 連帯感
     2 連帯感と学力
     3 2007年全国学力・学習状況調査で判明したこと
     (1)全体的にみて/(2)地域の規模別調査/(3)都道府県別調査/(4)向上している学力、不足している学力/(5)学習に対する関心・意欲・態度/(6)学力を左右する要因/(7)2007年全国学力・学習状況調査の意義
     4 家族形態を考える
     (1)東北型農村/(2)西南型農村
     5 日本の農村の変貌
     (1)変動激しい1960年代の農村/(2)農業経済の激変/(3)1980年代以降の農村地帯/(4)学歴に関心が向く農村
     6 家族形態は1970年代以降どのように変わったか
     (1)同族結合(東北型農村)/(2)講組結合(西南型農村)
     7 1970年代以降の大都市の変貌
     8 これからの社会で求められる能力

    第4章 格差ある分断化した社会
     1 格差ある社会
     (1)格差ある社会の不都合/(2)格差ある社会は何が問題なのか/(3)格差ある社会と学び
     2 戦後の日本の格差ある社会を考える
     (1)階級格差~イデオロギーの対立~/(2)大衆消費社会/(3)大衆消費社会と格差
     3 格差ある社会がなぜ問題なのか
     (1)中間層と格差/(2)三つの格差
     4 学歴社会を考える
     (1)初期の学歴社会論/(2)中期の学歴社会論/(3)1990年代以降の学歴社会論
     5 教育で格差を縮小できるか
     (1)都市と農村の学力格差(1959年・2008年)/(2)都道府県別の学力格差を考える/(3)学力格差を左右する文化資本/(4)教育と再生産/(5)東北6県の経済資本と学力/(6)経済資本が学力に影響する要因
     6 SDGsと格差
     (1)2020年からの学び方の変化/(2)SDGs(エスディージーズ)とは?/(3)「持続可能な開発目標」の四つの分類
     7 学力と地域格差の要因
     (1)東北6県と北陸地方の学力/(2)子どもの育つ居場所/(3)日本の学校制度/(4)学校の教育力

    第5章 メタ認知と連帯感
     1 メタ認知とは
     2 メタ認知を活用して算数・数学を解く
     (1)算数(割合)/(2)数学・図形の証明/(3)メタ認知をどのように活用しているか/(4)OECDが考えているメタ認知とは
     3 メタ認知とナルシスト
     (1)ナルシストとは/(2)日本のナルシスト現象/(3)教師はナルシストが多い?/(4)ナルシスト的な教師とメタ認知
     4 メタ認知と世の中のしくみ
     (1)人と自然界の関係/(2)人と社会の関係性/(3)世の中のしくみを知るために
     5 メタ認知とエリート教育
     (1)競争教育を考える/(2)教師から見たエリート教育/(3)エリート教育の弊害/(4)エリート教育と分断化した社会/(5)能力別クラス/(6)同質集団と異質集団/(7)異質を排除する分断化した社会/(8)異質集団でのメタ認知

    第6章 危機に対応できる社会システム
     1 タテの序列化とヨコのつながり
     (1)タテの序列化/(2)ヨコのつながり
     2 ヨコのつながりの具体例
     (1)県民性/(2)文化資本の違い:個人的体験/(3)ヨコのつながりと排除
     3 四つの社会システムを考える
     (1)社会システムの4分類/(2)社会システムの4分類と学び方
     4 持続可能な社会システム
     5 分断化した社会を修復する~まとめとして~
     (1)社会を持続させる経済政策/(2)セーフティネットの再構築/(3)文化資本の共有化と連帯感/(4)費用対効果が高い学びの動機づけ/(5)連帯感の再構築/(6)分断化した社会を修復する

     あとがき
  • 内容紹介

    コロナ禍で改めて明らかになった社会の格差拡大と分断化。家族形態や文化資本、ハビトゥス、学力をキーワードに今の社会を読み解き、連帯意識を育むメタ認知や非認知能力の役割にも焦点を当てて、危機に対応できる持続可能な社会システムのあり方を探求する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小宮山 博仁(コミヤマ ヒロヒト)
    1949年生まれ。教育評論家。日本教育社会学会会員。放送大学非常勤講師。教育書及び学習参考書を多数執筆。最近は活用型学力やPISAなど学力に関した教員向け、保護者向けの著書、論文を執筆
  • 著者について

    小宮山 博仁 (コミヤマ ヒロヒト)
    1949年生まれ。教育評論家。日本教育社会学会会員。放送大学非常勤講師。教育書及び学習参考書を多数執筆。最近は活用型学力やPISAなど学力に関した教員向け、保護者向けの著書、論文を執筆。
    著書・監修書:『学歴社会と塾』(新評論、1993年)、『現代教育の常識を疑う』(新評論、1994年)、『塾――学校スリム化時代を前に』(岩波書店、2000年)、『面白いほどよくわかる数学』(日本文芸社、2004年)、『子どもの「底力」が育つ塾選び』(平凡社新書、2006年)、『新聞コラム活用術』(ぎょうせい、2009年)、『「活用型学力」を育てる本』(ぎょうせい、2014年)、『はじめてのアクティブラーニング 社会の?〈はてな〉を探検』全3巻(童心社、2016年)、『眠れなくなるほど面白い 図解 数と数式の話』(日本文芸社、2018年)、『眠れなくなるほど面白い 図解 数学の定理』(日本文芸社、2018年)、『眠れなくなるほど面白い 図解 統計学の話』(日本文芸社、2019年)、『大人に役立つ算数』(角川ソフィア文庫、2019年)、『眠れなくなるほど面白い 大人のための算数と数学』(日本…

危機に対応できる学力―分断化した社会を修復する文化資本と連帯感 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:小宮山 博仁(著)
発行年月日:2022/02/25
ISBN-10:4750353531
ISBN-13:9784750353531
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:275ページ
縦:19cm
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