川端康成の運命のひと 伊藤初代―「非常」事件の真相(シリーズ・人と文化の探究〈17〉) [全集叢書]
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川端康成の運命のひと 伊藤初代―「非常」事件の真相(シリーズ・人と文化の探究〈17〉) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2022/04/19
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川端康成の運命のひと 伊藤初代―「非常」事件の真相(シリーズ・人と文化の探究〈17〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    川端康成初恋の相手伊藤初代。婚約するも一カ月で破綻。しかし川端の執着は長く尾をひいて多くの作品を生んだ。本書は、二〇一四年に発見された未投函書簡一通と初代書簡十通から、この初恋がなぜ終わったのか、その背後には何があったのかを解き明かす。さらに初代の遺族から入手した手記・日記類を紹介しつつ、その後の初代の生涯を浮かび上がらせる。作家としての方向性を決定づけた女性として伊藤初代の存在を描く。
  • 目次

    序 章 九十三年前の手紙
     1 眠っていた川端康成の手紙
     2 「非常」の手紙

    第一章 カフェ・エランと伊藤初代
     1 カフェ・エラン
     2 伊藤初代の生い立ち
     3 エランのマダム
     4 エラン以前のこと

    第二章 大正十年秋 長良川のほとり
     1 最初の岐阜訪問
     2 名作「篝火」
     3 瀬古写真館の記念写真
     4 岐阜の「篝火」研究史

    第三章 初代からの手紙
     1 十通の手紙
     2 住職の横槍
     3 川端岩次郎への報告
     4 「愛の手紙」
     5 康成の結婚観

    第四章 岩手県岩谷堂小学校
     1 「南方の火」の父親
     2 投函しなかった手紙
     3 「處女作の祟り」に描かれた岩谷堂行

    第五章 「非常」事件
     1 「非常」の手紙
     2 三たび、岐阜へ
     3 初代の翻意
     4 最後の手紙
     5 「篝火」その後
     6 大正十年秋の汽車の旅
     7 三明永無と鈴木彦次郎
     8 石濱金作「ある恋の話」

    第六章 初代の上京とカフェ
     1 突然の上京
     2 「暴力団の一夜」あるいは「霰」
     3 浅草のカフェ・アメリカ
     4 失意の伊豆行
     5 映画「漂泊の姉妹」の衝撃
     6 煙草屋の主婦の証言

    第七章 「非常」事件の真相
     1 書簡公開で明らかになったこと
     2 突然途絶えた手紙
     3 川端文学解明の重大な鍵
     4 「補巻一」の日記原型
     5 明らかになった真相
     6 桜井靖郎氏の講演

    第八章 初代の結婚生活
     1 初代の結婚と出産
     2 窪川いね子「レストラン・洛陽」
     3 桜井五郎との再婚

    第九章 十年ぶりの再会
     1 上野桜木町三十六番地
     2 「父母への手紙」第二信「後姿」
     3 「文学的自叙伝」の記述
     4 「母の初恋」の転調

    第十章 岩谷堂・水沢の疎開生活と上京
     1 桜井靖郎の手記「ああ我が人生の記」
     2 「1949日記 櫻井初代」ノートの出現
     3 ついに上京
     4 初代の死
     5 珠江の家出
     6 松栄製作所の設立へ

    第十一章 『川端康成全集』刊行と初代の日々
     1 『川端康成全集』刊行の意義
     2 初代、戦後の日々
     3 発作後の「手記三」
     4 水沢時代の手記
     5 鎮魂の賦「水郷」

    第十二章 伊藤初代の研究史
     1 三枝康高と銀座のクラブ「菊」
     2 川端康成研究の草分け・長谷川泉
     3 川嶋至『川端康成の世界』の衝撃
     4 羽鳥徹哉と田村嘉勝
     5 岐阜と岩谷堂
     6 近年の研究

    終 章 鎌倉霊園

    参考文献
    あとがき
    川端康成・伊藤初代詳細年譜
    初代手記日記一覧
    Abstract
    人名・事項・作品名索引
  • 出版社からのコメント

    2014年に発見された未投函書簡から見えてきた初恋の真相。作家としての方向性を決定づけた女性として伊藤初代の存在を描く。
  • 内容紹介

    川端康成初恋の相手伊藤初代。婚約するも一カ月で破綻。しかし川端の執着は長く尾をひいて多くの作品を生んだ。本書は、2014年に発見された未投函書簡一通と初代書簡十通から、この初恋がなぜ終わったのか、その背後には何があったのかを解き明かす。さらに初代の遺族から入手した手記・日記類を紹介しつつ、その後の初代の生涯を浮かび上がらせる。作家としての方向性を決定づけた女性として伊藤初代の存在を描く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    森本 穫(モリモト オサム)
    1942年福井県生まれ。1966年早稲田大学第一法学部卒業。1968年早稲田大学第一文学部国文専修卒業。1976年安田女子大学専任講師、助教授。1986年賢明女子学院短期大学助教授、教授。2015年大阪大学にて、博士(文学)取得。現在、川端康成学会常任理事を経て、特任理事。阿部知二研究会事務局長
  • 著者について

    森本 穫 (モリモト オサム)
    2022年2月現在
    川端康成学会特任理事

川端康成の運命のひと 伊藤初代―「非常」事件の真相(シリーズ・人と文化の探究〈17〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:森本 穫(著)
発行年月日:2022/03/31
ISBN-10:4623092208
ISBN-13:9784623092208
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:459ページ
縦:21cm
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