進化政治学と平和―科学と理性に基づいた繁栄 [単行本]
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進化政治学と平和―科学と理性に基づいた繁栄 [単行本]

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出版社:芙蓉書房出版
販売開始日: 2022/04/15
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進化政治学と平和―科学と理性に基づいた繁栄 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    気鋭の若手研究者が、戦争の原因(前著「進化政治学と戦争」)に次いで、進化政治学の視点で平和の原因を説明する。
  • 目次

    序 章 進化政治学に基づいたリベラリズム
     第1節 リベラリズムの危機――ピンカー除名騒動を事例として
     第2節 処方箋としての啓蒙主義――プラトンの「洞窟の比喩」を手がかりとして
     第3節 コンシリエンスとリベラル啓蒙主義――進化的リベラリズムに向けて
     第4節 本書の構成と流れ
    第1章 進化政治学を再考する
     第1節 進化政治学とは何か
     第2節 心理メカニズム
     第3節 進化政治学がもたらす政治学のパラダイムシフト
     第4節 先行研究の再検討――国際関係分野を例として
    第2章 政治学と人間本性――標準社会科学モデルと政治思想
     第1節 標準社会科学モデルの陥穽 
     第2節 標準社会科学モデルの思想的起源――近代社会契約説を中心に
     第3節 ホッブズの自然状態論を再考する――進化政治学的視点から
    第3章 修正ホッブズ仮説――進化的自然状態モデル
     第1節 進化的適応環境と自然状態論
     第2節 攻撃適応
     第3節 協調適応
     第4節 部族主義
     第5節 リバース・ドミナンス――民主主義の進化的起源
     第6節 自己欺瞞
     第7節 戦争適応
    第4章 平和と繁栄の原因――進化的リベラリズム試論
     第1節 暴力衰退説と国際政治の平和的進展
     第2節 リベラル啓蒙主義と道徳的進歩
     第3節 合理的楽観主義とネガティヴィティ・バイアス
    第5章 進化的リベラリズムに対する批判――欺瞞の反啓蒙仮説
     第1節 欺瞞の反啓蒙仮説
     第2節 パターン性とエージェント性
     第3節 ミーム論
     第4節 自己欺瞞
     第5節 モラライゼーション・ギャップ
    第6章 進化政治学と道徳――道徳の存在論テーゼと啓蒙の反実在論仮説
     第1節 啓蒙主義のアポリア
     第2節 自然主義的誤謬再考――道徳の存在論テーゼ
     第3節 啓蒙の反実在論仮説――進化的反実在論に基づいた啓蒙主義
     第4節 啓蒙の反実在論仮説に想定される批判――進化的実在論の視点から
     第5節 啓蒙の反実在論仮説の再検討――ハイト、ブルーム、グリーンとの比較
    第7章 人間本性を踏まえた啓蒙――進化啓蒙仮説と人間行動モデル
     第1節 進化啓蒙仮説――道徳受容の制約条件としての進化
     第2節 啓蒙の成功事例――人類史上の暴力衰退と消極的自由
     第3節 啓蒙の失敗事例――イスラエルのキブツと積極的自由
     第4節 人間行動モデル――進化的リベラリズムのモデル化
    終 章 理性と啓蒙を通じた繁栄
     第1節 本書の総括
     第2節 本研究のインプリケーション
     第3節 本書に想定される批判
    主要参考文献一覧
  • 内容紹介

    気鋭の若手研究者が、戦争の原因(前著『進化政治学と戦争』)に次いで、進化政治学の視点で平和の原因を説明する。

    ✺なぜ人間はデフォルト状態ではしばしば欺瞞の罠(ワクチン陰謀論、宗教原理主義、社会正義運動、ポリティカル・コレクトネス等)に陥ってしまうのか?
     ⇨ 啓蒙が必要であることを示す「欺瞞の反啓蒙仮説」を提示

    ✺なぜ世界は平和に向かっているのか。人類は理性と科学の力で合理的に進歩してきた。
     ⇨ コンシリエンス(自然科学と社会科学の統合)の視点から進化政治学に基づいた新たなリベラリズム、「進化的リベラリズム」を提示

    ✺どうすれば道徳の進歩は可能になるのか?
     ⇨ 人間本性の欠陥をコントロールすることが啓蒙の本質にあるとする「啓蒙の反実在論仮説」と人間本性の適応上の利点を軽視した啓蒙は失敗する可能性が高いとする「進化啓蒙仮説」を提示する。

    『進化政治学と国際政治理論』『進化政治学と戦争』に続く第3弾!

    ❖進化政治学(evolutionary political science)とは
    1980年代の米国政治学界で生まれた概念。進化心理学を中心とする進化論的視点から政治現象を分析する手法で、欧米では最先端だが、外交史研究が主流な日本ではほぼ皆無ともいえる状況。哲学、進化心理学、脳科学、歴史学といった諸分野の知見を総動員し、政治学を進化論的視点から再構築する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    伊藤 隆太(イトウ リュウタ)
    広島大学大学院人間社会科学研究科助教、博士(法学)。2009年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同大学大学院法学研究科前期および後期博士課程修了。同大学大学院研究員および助教、日本国際問題研究所研究員を経て今に至る。戦略研究学会編集委員・書評小委員会副委員長・大会委員、国際安全保障学会総務委員、コンシリエンス学会学会長。政治学、国際関係論、進化学、歴史学、哲学、社会科学方法論など学際的研究に従事
  • 著者について

    伊藤 隆太 (イトウ リュウタ)
    広島大学大学院人間社会科学研究科助教、博士(法学)
    2009年、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同大学大学院法学研究科前期および後期博士課程修了。同大学大学院研究員および助教、日本国際問題研究所研究員を経て今に至る。戦略研究学会編集委員・書評小委員会副委員長・大会委員、国際安全保障学会総務委員、コンシリエンス学会学会長。政治学、国際関係論、進化学、歴史学、哲学、社会科学方法論など学際的研究に従事。主な研究業績には、『進化政治学と国際政治理論――人間の心と戦争をめぐる新たな分析アプローチ(芙蓉書房出版、2020年)、『進化政治学と戦争――自然科学と社会科学の統合に向けて(芙蓉書房出版、2021年)がある。

進化政治学と平和―科学と理性に基づいた繁栄 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:芙蓉書房出版
著者名:伊藤 隆太(著)
発行年月日:2022/04/15
ISBN-10:4829508329
ISBN-13:9784829508329
判型:A5
発売社名:芙蓉書房出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:352ページ
縦:21cm
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