環境と社会―人類が自然と共生していくために [単行本]
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環境と社会―人類が自然と共生していくために [単行本]

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出版社:コロナ社
販売開始日: 2022/04/12
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環境と社会―人類が自然と共生していくために [単行本] の 商品概要

  • 目次

    1. 環境と社会の目指すところ
    1.1 環境と社会の目指すところ
    1.2 SDGsの目指すところ
    1.3 科学と文化の目指すところ
    演習問題
    2. 環境と社会の問題点
    2.1 人口増加とその予測
    2.2 化石資源
    2.3 二酸化炭素リサイクルシステム
    2.4 科学と社会
    演習問題
    3. 地球システム
    3.1 持続可能な再生可能エネルギー
    3.2 再生可能エネルギーの科学
    演習問題
    4. 自然に影響を及ぼしている環境問題と社会
    4.1 エネルギーと社会のゆくえ
    4.2 再生可能エネルギーによる自然環境への影響
     4.2.1 太陽光発電について
     4.2.2 風力発電について
     4.2.3 海洋エネルギーについて
    演習問題
    5. 生体に影響を及ぼしている環境問題と社会
    5.1 『沈黙の春』から学ぶ
    5.2 海洋汚染と保全について
    5.3 放射能汚染と保全について
    演習問題
    6. 地球環境保全に向けた環境と社会
    6.1 マテリアル循環とエネルギー
    6.2 環境保全とISO
    6.3 法工学
    演習問題
    7. エネルギー資源を取り巻く環境と社会
    7.1 エネルギー備蓄
    7.2 バイオエネルギー
    7.3 核融合エネルギー
    演習問題
    8. 技術開発を取り巻く環境と社会
    8.1 科学とは
    8.2 地球規模課題対応国際科学技術協力の取組み
    8.3 ムーンショット型研究開発
    演習問題
    9. 環境倫理と技術開発
    9.1 環境哲学
    9.2 環境倫理
    9.3 環境倫理と技術開発
    演習問題
    10. 共生の生態学
    10.1 共生の生態学とは
    10.2 共生システム
    10.3 共生へ向かって
    演習問題
    11. 環境保全に向けた社会の在り方
    11.1 持続可能なエネルギー
    11.2 炭素循環
    11.3 未来の自動車
    演習問題
    12. 廃棄物の資源化による持続可能な社会形成に向けて
    12.1 廃棄物とは
    12.2 廃棄物処理
    12.3 廃棄物の資源化
    演習問題
    13. 水素エネルギーによる持続可能な社会形成に向けて
    13.1 水素エネルギー
    13.2 燃料電池
    13.3 従来型燃料電池
    13.4 新型燃料電池
    演習問題
    14. 農業による持続可能な社会形成に向けて
    14.1 農業と気象
    14.2 生物環境と農業
    14.3 農業とエネルギー
    演習問題
    15. バイオエネルギーによる持続可能な社会形成に向けて
    引用・参考文献
    演習問題の解答例
    索引
  • 出版社からのコメント

    誰一人取り残さず、誰もが幸せになる、「公共性」尊重の環境倫理と持続可能な共生社会について考える。
  • 内容紹介

     科学の必要性を先人の言葉から考えると、1945年寺田寅彦は、「科学者と芸術家の生命とする所は創作である。……科学者の研究の目的物は,自然現象であって,その中に何らかの未知の事象を発見し,未知の見解を見出そうとするのである。」と書き残している。私たちは何を知っていて、何を知らないのか?何を学習したら良いのか?を常に問い続ける必要がある。それは、自然があまりにも複雑で多様性があり、神秘だから、知りたいと願う気持ちが生まれるのである。
     国際情勢による環境とエネルギーを取り巻く課題は極めて多様化しつつある。特に、国家レベルでの迅速な対応、技術開発が切望されており、再生可能エネルギー導入は避けては通れない時代を切り開くロードである。回顧すると、これまでの技術革新も人類が幸せになるためにと先人達が信じて少しずつ積み上げながら創り上げてきた現代社会であるが、振り返ってみると決して、幸せに、平和には繋がっていないこともあり、人類を脅かす事象も創り上げてきたことを忘れてはならない。未来における持続可能な再生可能エネルギー技術開発も公共性を重んじながら導入していくことの意義を本書を通して学習してもらいたい。
     このための到達目標がSDGsである。加えて言うならば、「誰も取り残さず、自然と共生していくために」何を学ぶかを真に考えることである。本書はその解に辿り着くために役立つと信じる視点から多面的に書き記している。
     最初に、エネルギーと社会のゆくえでは、科学者および技術者にとって、環境を整える「保全」という考え方について、倫理を尊ぶうえで必須であることを述べている。この考え方は、使用・作業する人間だけではなく、自然環境を汚染・破壊から保護するために自然との共生において、地球上のすべての健全化を進めることに他ならない。
     生体に影響を及ぼしている環境問題と社会では、私たちの生活を便利で豊かにする目的で開発された化学物質が、残留性、食物連鎖、そして生物濃縮という脅威となって、大気や海洋を巡って地球に暮らす全ての生命体に襲い掛かっている現実を紹介している。また、放射線については、どのように共存するかという視点からも学習できるように組み立てられている。
     また、危機的な世界情勢の中で持続可能な社会を支えるエネルギー備蓄についても学習する。石油資源は、社会の成長を支え、発展の基盤となっているが、その重要性が認識されたのは、1970年代のオイルショックにあり、エネルギー備蓄がまだ始まったばかりであることを忘れてならない。
     さらに、人類の食を支える農業は、地球上の生物の一員である人類が生存を続けていくために必須の活動であるが、環境破壊を最小限に抑えながら社会を維持する視点が欠かせない。そのためには、生物の生命を維持するためのしくみに加えて、気候や気象という地球の地理的・周期的なしくみをよく理解し、どのような取り組みが持続可能と言えるかを深く考え、世界が抱える課題、社会が抱える課題を学習し、理解し、解決するための能力を養うための素養が学習できる。

    図書館選書
    環境問題は喫緊の課題である。今も人類によって自然環境は大きく破壊されつつあるが,科学技術をさらに発展させれば,人類は自然と共生することができるようになるのか。本書ではよい環境とは何か,よい社会とは何かを考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    井田 民男(イダ タミオ)
    1983年大阪府立工業高等専門学校機械工学科卒業。1985年豊橋技術科学大学工学部エネルギー工学課程卒業。1987年豊橋技術科学大学大学院修士課程修了(エネルギー工学専攻)。1989年近畿大学熊野工業高等専門学校助手。1995年博士(工学)(豊橋技術科学大学)。2000年近畿大学講師。2008年近畿大学准教授。2014年近畿大学教授。近畿大学バイオコークス研究所所長

    川村 淳浩(カワムラ アツヒロ)
    1984年釧路工業高等専門学校機械工学科卒業。1986年豊橋技術科学大学工学部エネルギー工学課程卒業。1988年豊橋技術科学大学大学院工学研究科修士課程修了(エネルギー工学専攻)。1988年ネポン株式会社技術本部勤務。2006年東京農工大学大学院博士後期課程(社会人特別選抜枠)修了(生物システム応用科学専攻)。博士(工学)。2007年独立行政法人交通安全環境研究所研究職員。2009年技術士(機械部門)。2010年釧路工業高等専門学校准教授。2014年釧路工業高等専門学校教授

    杉浦 公彦(スギウラ キミヒコ)
    1985年大阪府立工業高等専門学校機械工学科卒業。1987年豊橋技術科学大学工学部エネルギー工学課程卒業。1989年豊橋技術科学大学大学院修士課程修了(エネルギー工学専攻)。1989年株式会社鴻池組中央研究所研究員。三洋電機株式会社機能材料研究所研究員。1992年大阪府立工業高等専門学校講師。1999年通商産業省工業技術院大阪工業技術研究所客員研究員。2000年大阪府立工業高等専門学校助教授。博士(工学)(豊橋技術科学大学)。2007年独立行政法人産業技術総合研究所客員研究員。2008年大阪府立工業高等専門学校教授。2011年大阪府立大学工業高等専門学校教授(校名変更)

環境と社会―人類が自然と共生していくために [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:コロナ社
著者名:井田 民男(著)/川村 淳浩(著)/杉浦 公彦(著)
発行年月日:2022/04/28
ISBN-10:4339066605
ISBN-13:9784339066609
判型:A5
発売社名:コロナ社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:自然科学総記
言語:日本語
ページ数:194ページ
縦:21cm
横:15cm
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