fOUL [DVD]

fOUL／fOUL [DVD] の 商品概要

• 特典

  映像特典収録

• ■fOUL

  解説

  ほら、全裸の魂が　徘徊しているよ。／その音楽性と佇まいに言葉が追いつかない、言語化不能なバンドｆＯＵＬが、遠慮なく大さらけ出しのライヴを展開する。／燃え滾るギター、奮え立つベース、畳み掛けるドラム。／何処を探しても何処にもないばんどｆＯＵＬ、その実演と実在の記録。／１９９４年、谷口健（Ｖｏ．／Ｇ．）、大地大介（Ｄ．）、平松学（Ｂ．）の３人で結成されたｆＯＵＬ。「砂上の楼閣」と題した自主企画ライヴを計３４回にわたって主催、フランク・ザッパやＵ２を手掛けプロデューサー、ジョー・チカレリが名乗りを上げての海外レコーディングを敢行、そしてその鉄壁のリズムと何かがおかしくも掻きむしられるギター、繊細に吠えるボーカルのアンサンブルで＜いったい何に遭遇しているのか＞表現できない衝撃を及ぼしたバンドだ。２００５年に突如休憩を表明、蘇生が待たれているそのｆＯＵＬを、『ＭＯＴＨＥＲ　ＦＵＣＫＥＲ』（２０１７）、『ＪＵＳＴ　ＡＮＯＴＨＥＲ』（２０２０）の大石規湖が映画化。各所に散らばっていたアーカイヴ素材を発掘、ライヴ映像を中心にバンドと音楽のみが存在する、観る映画であり、聴く映画であり、ライヴを体感する映画としてまとめ上げた。シンプルかつダイナミックに構成された、言葉や情報に頼らない巧みな編集は、まさにその魅力に言葉が追いつかないｆＯＵＬを描くに相応しく、一般的音楽ドキュメンタリーの定石を外した本作はｆＯＵＬ同様、映画として人々に衝撃を与える作品となった。ここには破格の成功も、感動のドラマも、知られざる真実や内幕もない。あるのは未だ色褪せぬ豊潤な音楽とバンドをやる楽しさ、喜びだけである。

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