同胞―リトアニアのホロコースト 伏せられた歴史 [単行本]

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同胞―リトアニアのホロコースト 伏せられた歴史 [単行本]

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出版社:垣内出版
販売開始日: 2022/04/07
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同胞―リトアニアのホロコースト 伏せられた歴史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ホロコーストにおけるリトアニア自身の罪をえぐりだした本書は、本国リトアニアでベストセラーとなったが、賛否両論を巻き起こし、最後には国内での販売停止、脅迫を受けた著者の国外退避という事態にいたった。ここに、我々日本の読者も歴史修正主義をめぐる教訓を見出すことができる。
  • 目次

    第1部 闇への旅

    第1章 「またユダヤ人の話?」
     すべての始まり
     私の親戚は犠牲者だったはず
     「ユダヤ人になる」
     ユダヤ人とは
     敵との対面
     私たちは自分たちの歴史に責任があるのか
    第2章 私たちの同胞--目撃した子どもたち
     ライモナス・ノレイカ
     ユリュス・シュムルクシュティース
     アンタナス・クミエリャウスカス
     マルツェリユス・マルティナイティス
    第3章 私たちの同胞--政治家たち
     リトアニア人行動主義戦線
     リトアニア臨時政府
     評議会顧問
    第4章 私たちの同胞--ユダヤ殺し
     民族労働防衛大隊
     歯科技工士
     飛翔部隊の殺人者たち
     特別部隊の兵士たち
     ポナリ--証言者たちの人物像
     生徒の人物像
     郵便配達員の人物像
     三〇年後--殺人者の夢
     殺された人たちの人物像
     地獄で燃え尽きず--焼却した人たちの証言
     特別部隊に入隊した人たちの運命
     人を殺しに派兵された兵士たち
     人の顔をした殺人者たち
    第5章 得をしたリトアニア
    第6章 私たちの同胞--救った人たち
    第7章 現在の視点から--歴史家へのインタビュー
    第1部あとがき

    第2部 敵との旅
     エフライム・ズロフ--私の人生におけるリトアニア
     ミッションは可能【ポッシブル】か--出発前の対話


     リンクメニース/リングミャン
     シュヴェンチョニース/スヴェンツャン
     カヴァルスカス/コヴァルスク
     ウクメルゲ/ヴィルコミル
     シェドゥヴァ/シャデヴェ
     テルシェイ/テルズ
     プルンゲ/プルンギャン
     プラテレイ/プロテル
     タウラゲ/タヴリグ
     ブトリモニース/ブトリマンツ
     パネヴェジース/ポネヴェジュ
     カウナス/コヴネ
     ヴィルニュス/ヴィルネ
     ベラルーシ(バルタルシヤ/ベロルス)
     敵との別れ--空港へ
    エピローグ--神はどこにいる
     トマス・シェルナスとの対話
     リチャルダス・ドヴェイカ司祭との対話

    リトアニアとホロコースト(エフライム・ズロフ)
    訳者解説(重松尚)
    出典
    索引
  • 出版社からのコメント

    ユダヤ人を殺したのは、ナチではなくリトアニア人だった。「自国民の罪」を告発し、本国で販売停止となった問題の書。
  • 内容紹介

    ナチ・ドイツ占領下のリトアニアで、20万人のユダヤ人が殺害された。実際に手を下したのが、占領軍ではなく、現地のリトアニア人であったことは、リトアニア社会で長らく直視されずに来た。「自国民の罪」を告発し、激しい論争を引き起こした問題の書。
    ホロコーストにおけるリトアニア自身の罪をえぐりだした本書は、本国リトアニアでベストセラーとなったが、賛否両論を巻き起こし、最後には国内での販売停止、脅迫を受けた著者の国外退避という事態にいたった。ここに、我々日本の読者も歴史修正主義をめぐる教訓を見出すことができる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ヴァナガイテ,ルータ(ヴァナガイテ,ルータ/Vanagaite,R¨uta)
    1955年、リトアニア生まれ。舞台芸術学者で作家。モスクワで舞台芸術学を専攻したのち、1977年からリトアニアで文芸誌の編集に携わる。1991年から98年まで演劇祭LIFEの実行委員長。2011年から15年までヴィルニュス市議会議員。2014年から執筆業に従事

    ズロフ,エフライム(ズロフ,エフライム/Zuroff,Efraim)
    1948年、米国生まれ。イスラエル在住の歴史家で、サイモン・ヴィーゼンタール・センターのイェルサレム事務所長を務める。ナチによる犯罪を追及する活動を続けており、「ナチ・ハンター」との異名をもつ。ソ連が解体したのち、バルト諸国などで対ナチ協力者の訴追を求める活動を行った

    重松 尚(シゲマツ ヒサシ)
    1985年生まれ、滋賀県出身。東京大学大学院総合文化研究科助教
  • 著者について

    ルータ・ヴァナガイテ (ルータヴァナガイテ)
    1955年、リトアニア生まれ。舞台芸術学者で作家。モスクワで舞台芸術学を専攻したのち、1977年からリトアニアで文芸誌の編集に携わる。1991年から98年まで演劇祭LIFEの実行委員長。2011年から15年までヴィルニュス市議会議員。2014年から執筆業に従事。ホロコーストに関連する著作としては、本書のほかに『それはどのようにして起きたのか』(2020年)がある。

    エフライム・ズロフ (エフライムズロフ)
    1948年、米国生まれ。イスラエル在住の歴史家で、サイモン・ヴィーゼンタール・センターのイェルサレム事務所長を務める。ナチによる犯罪を追及する活動を続けており、「ナチ・ハンター」との異名をもつ。ソ連が解体したのち、バルト諸国などで対ナチ協力者の訴追を求める活動を行った。

    重松尚 (シゲマツヒサシ)
    1985年生まれ、滋賀県出身。東京大学大学院総合文化研究科助教。著書として『せめぎあう中東欧・ロシアの歴史認識問題--ナチズムと社会主義の過去をめぐる葛藤』(分担執筆、橋本伸也編著、ミネルヴァ書房、2017年)など、訳書として『バルト三国の歴史--エストニア・ラトヴィア・リトアニア 石器時代から現代まで』(共訳、アンドレス・カセカンプ著、明石書店、2014年)、『リトアニアの歴史』(共訳、アルフォンサス・エイディンタスほか著、明石書店、2018年)などがある。

同胞―リトアニアのホロコースト 伏せられた歴史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東洋書店新社
著者名:ルータ ヴァナガイテ(著)/エフライム ズロフ(著)/重松 尚(訳)
発行年月日:2022/03/31
ISBN-10:4773420472
ISBN-13:9784773420470
判型:B6
発売社名:垣内出版
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:472ページ
縦:19cm
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