キャンパスにおける発達障害学生支援の新たな展開(中央大学人文科学研究所研究叢書) [全集叢書]

キャンパスにおける発達障害学生支援の新たな展開(中央大学人文科学研究所研究叢書) の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１部　キャンパスソーシャルワーカー導入の経緯（キャンパス内での支援のかたち―キャンパスソーシャルワーカー（ＣＳＷ）の学内配置に焦点を当てて）
  第２部　理論・研究編（精神医学的観点からみた大学生の発達障害；発達障害のある大学生の課題と支援のあり方をめぐって―外国語教員の視点から；発達障害当事者からみた「自己」をめぐる問題；発達障害特性を有する大学生の“自己治療”としてのインターネット依存―一般大学生のアンケート調査から）
  第３部　臨床実践編（発達障害特性を有する大学生の自己理解に寄与する支援のあり方；学生の成長に寄与する支援者の関わり―理工学部ＣＳＷとして７年間を振り返る；キャリア支援と自己理解―法学部キャンパスソーシャルワーカーとして５年間を振り返る）

• 出版社からのコメント

  本書は、大学の各学部事務室に心理専門職を配置し個々の学生に合わせた学修支援を行うという、他に類を見ない活動の記録である。

• 内容紹介

  発達障害のある学生への支援においては、対象となるべき学生の多くが未診断であり、学内外の相談・支援機関に自らアクセスしないことが指摘されている。その課題を解決すべく、中央大学は各学部事務室に心理支援の専門職をキャンパスソーシャルワーカーとして配置し、個々の学生に生じている学修上の問題を事務職員・教員と連携して早期に発見し、1人1人の学生に寄り添いながら実効性のある支援に繋げている。本書は、全く新しい支援システムにより成果を挙げつつある大学において、学内組織の調整役から実際の支援に携わる専門職まで、それぞれの持ち場で奮闘した教員・心理職・精神科医らによる、システム構築過程と臨床経験の記録である。
  
  図書館選書
  中央大学では心理専門職をキャンパスソーシャルワーカーとして各学部事務室に配置し，発達の特性ゆえに困難を抱える学生に対してきめ細やかな支援を展開し成果を挙げている。本書はその取り組みの歴史と支援の実際を解説する。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  山科 満(ヤマシナ ミツル)
  中央大学人文科学研究所研究員、中央大学文学部教授

• 著者について

  山科 満 (ヤマシナ ミツル)
  中央大学文学部教授

キャンパスにおける発達障害学生支援の新たな展開(中央大学人文科学研究所研究叢書) の商品スペック