氷の城 [単行本]
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氷の城 [単行本]

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出版社:国書刊行会
販売開始日: 2022/04/12
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氷の城 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ノルウェーの雪に閉ざされた田舎町。ある時、11歳の少女シスが通う学校に、同じ年の少女ウンが転入してくる。ふたりは探り合うように距離を縮め、まもなく運命的な絆で結ばれるが、ウンは森深くの滝の麓につくられた神秘的な“氷の城”へ行ったきり、姿を消してしまう…特別な関係、孤独、喪失からの回復を、凛とした文体で幻想的かつ象徴的に描き上げたヴェーソスの代表作。1965年度北欧理事会文学賞受賞作。
  • 目次

    第1部 シスとウン
     1 シス
     2 ウン
     3 たったのひと晩
     4 道の脇
     5 氷の城
    第2部 雪に埋もれた橋
     1 消えたウン
     2 眠れぬ夜
     3 城を発つ
     4 熱
     5 深い雪のなかで
     6 誓い
     7 ウンを消し去ることはできない
     8 学校
     9 贈り物
     10 鳥
     11 空いた席
     12 雪に埋もれた橋の夢
     13 雪上の黒い虫
     14 三月の幻影
     15 試しに
    第3部 木管奏者
     1 おばさん
     2 しずくと小枝のように
     3 城が閉じていく
     4 溶けゆく氷
     5 開いた窓
     6 木管奏者
     7 城が崩れる

     訳者あとがき
  • 出版社からのコメント

    類稀な研ぎ澄まされた文体により紡がれる幻想的な〈氷の城〉をめぐる二人の少女の物語。ノルウェーの国民的作家ヴェーソスの代表作。
  • 内容紹介

    私はこの誓いを絶対に忘れない。

    雪に閉ざされたノルウェーの田舎町。11歳の少女シスの通う学校に、同じ年の少女ウンが転入してくる。ためらいがちに距離を詰め、運命の絆で結ばれたふたりの少女が、それぞれの思いを胸に、森深くの滝の麓につくられた神秘的な〈氷の城〉を目指す……類稀な研ぎ澄まされた文体により、魂の交歓、孤独、喪失からの再生を、幻想的・象徴的に描き上げたヴェーソスの代表作。

    凛とした切なさを湛えた、出会いと別れの物語。

    【英ペンギン・クラシックス収録の20世紀世界文学の名作】
    【1965年度北欧理事会文学賞受賞作】

    Is-slottet(1963)

    ***

    【推薦のことば】
    大人になっていくことの残酷さとイノセンスからの解放を、こんな風に鮮烈に描いた物語を他に知らない。
    ――山崎まどか(コラムニスト)

    誰にも会いたくない日に読んだ。静かな言葉で書かれるからこそ、少女二人の燃えるような気持ちが胸にぎゅっと迫ってくる。
    ――朝吹真理子(作家)

    なんと平明で、繊細で、力強く、類のない小説なのだろうか。唯一無二の、忘れがたい傑作だ。
    ――ドリス・レッシング(英・ノーベル文学賞作家)

    世界で一番有名でないことが不思議な本をもし選ばねばならないなら、それはタリアイ・ヴェーソスの『氷の城』だろう。
    ――マックス・ポーター(英・作家)

    私がこれまで出版した最高の小説
    ――ピーター・オーウェン(英・ピーター・オーウェン社社主)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ヴェーソス,タリアイ(ヴェーソス,タリアイ/Vesaas,Tarjei)
    20世紀ノルウェー文学を代表する作家・詩人。1897年、テーレマルク県ヴィニエ生まれ。主にノルウェーの自然豊かな田舎を舞台に、孤独や不安といった、根源的で普遍的な人間の感情を平易な文体で描き、独特な神秘の世界へと誘う作品を手掛ける。北欧理事会文学賞、ヴェニス国際文学賞などの数々の文学賞を受賞し、ノーベル文学賞候補に幾度もノミネートされた。1970年逝去

    朝田 千惠(アサダ チエ)
    大阪大学外国語学部非常勤講師(ノルウェー語)、翻訳者。大阪外国語大学(スウェーデン語)卒、大阪大学大学院人間科学研究科(ボランティア人間科学)前期課程修了

    ペータス,アンネ・ランデ(ペータス,アンネランデ/Peters,Anne Lande)
    演劇研究家、翻訳家。神戸生まれ。宣教師の親とともに幼い頃から日本とノルウェーを往来して育つ。オスロ大学と早稲田大学で演劇学を学び、落語をテーマに修士論文を執筆
  • 著者について

    タリアイ・ヴェーソス (タリアイヴェーソス)
    20世紀ノルウェー文学を代表する作家・詩人。1897年、テーレマルク県ヴィニエ生まれ。主にノルウェーの自然豊かな田舎を舞台に、孤独や不安といった、根源的で普遍的な人間の感情を平易な文体で描き、独特な神秘の世界へと誘う作品を手掛ける。
    代表作は『風』(1952)『鳥』(1957)『氷の城』(1963)などで、作品はすべてニーノシュク(ノルウェーの公用書き言葉のひとつ)で執筆した。北欧理事会文学賞、ヴェニス国際文学賞などの数々の文学賞を受賞し、ノーベル文学賞に幾度もノミネートされた。1970年逝去。
    現在、世界的に再評価が進み、ペンギン・クラシックスをはじめ各国で作品が翻訳刊行されている。

    朝田千惠 (アサダチエ)
    大阪大学外国語学部非常勤講師(ノルウェー語)、翻訳者。大阪外国語大学(スウェーデン語)卒、大阪大学大学院人間科学研究科(ボランティア人間科学)前期課程修了。訳書に『アルネ&カルロスのクリスマスボール』(日本ヴォーグ社)、『薪を焚く』(晶文社)など。

    アンネ・ランデ・ペータス (アンネランデペータス)
    演劇研究家、翻訳家。神戸生まれ。宣教師の親とともに幼い頃から日本とノルウェーを往来して育つ。オスロ大学と早稲田大学で演劇学を学び、落語をテーマに修士論文を執筆。三島由紀夫『近代能楽集』、よしもとばなな『みずうみ』(ノルウェー語訳)、ヨン・フォッセ『スザンナ』、イプセン『ヘッダ・ガーブレル』『海の夫人』『社会の柱』(新国立劇場)などを手掛ける。

氷の城 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:国書刊行会
著者名:タリアイ ヴェーソス(著)/朝田 千惠(訳)/アンネ・ランデ ペータス(訳)
発行年月日:2022/04/01
ISBN-10:4336072507
ISBN-13:9784336072504
判型:B6
発売社名:国書刊行会
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:345ページ
縦:19cm
その他: 原書名: Is-slottet〈Vesaas,Tarjei〉
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