「満洲文学」の発掘 [単行本]
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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2022/05/11
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「満洲文学」の発掘 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本の近代は東アジア諸地域の侵略と不可分だった。しかし「満洲国」をはじめ植民地で刊行された書籍や雑誌は歴史のなかで散逸し、研究文献資料はいまだ不完全なものに留まっている。2021年に逝去した著者は、その忘却を埋めるべく植民地文化学会を創設、国内外の作家・研究者との協働のもと、知られざる「満洲文学」の実態を明らかにしてきた。本書は、30年以上をかけたその畢生の仕事である。
  • 目次

    はじめに

    I 「満洲国」成立以前

    「満洲国」に夢を紡ぐ 藤山一雄の『群像らをこをん』

    海を渡ったプロレタリア文学

    「満洲文話会」とは何であったか

    プロレタリア詩誌『燕人街』の登場

    Ⅱ 「満洲国」成立後

    ある転向文学者の軌跡 島田和夫から上野市三郎へ

    「満洲国」における芸術的抵抗の一例
     加納三郎の「戦略」
     北尾陽三の場合
     詩人野川隆の到達点
     逮捕寸前の野川隆

    内在的批判者としての秋原勝二

    朝鮮人作家今村栄治の内心の世界 「満洲文学」の傑作 「同行者」と「新胎」

    内地文学者の訪「満」
     佐多稲子のハルピン訪問
     小林秀雄 文化工作者として

    「満洲国」文学第二世代作家としての加藤秀造

    「満洲国」における「米英撃滅詩」

    ファシストと文学 甘粕正彦の「樋口一葉の日記」

    Ⅲ 中国人作家の回想録

    「郷土文学」論争から大東亜文学者大会まで(梁山丁)

    二人の女性作家─蕭紅と呉瑛(梁山丁)

    雑誌『明明』の回想(疑遅)

    私と文学(陳隄)

    逮捕入獄から解放まで(関沫南)

    Ⅳ 「満洲国」のメディア断面

    大内隆雄と『新京日日新聞』

    『満洲行政』文芸欄を読む

    『満洲経済』文化系記事を読む

    地方文学雑誌としての『大吉林』

    「満洲国」におけるフェミニズム 『大新京日報』の連続コラム「婦人の立場から」

    初出一覧
    あとがきにかえて(谷本澄子)
  • 出版社からのコメント

    「満洲国」で作家や詩人は創作に何を託したのか。30年以上にわたる文献資料調査から知られざる実態を明らかにした著者畢生の仕事。
  • 内容紹介

    日本の近代は東アジア諸地域の侵略と不可分だった。しかし「満洲国」をはじめ植民地で刊行された書籍や雑誌は歴史のなかで散逸し、研究文献資料はいまだ不完全なものに留まっている。2021年に逝去した著者は、その忘却を埋めるべく植民地文化学会を創設、国内外の作家・研究者との協働のもと、知られざる「満洲文学」の実態を明らかにしてきた。本書は、30年以上をかけたその畢生の仕事である。

    図書館選書
    「満洲国」で作家や詩人たちは創作に何を託していたのか。30年以上にわたり文献資料を徹底調査、知られざる「満洲文学」の実態を明らかにしてきた著者畢生の仕事。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    西田 勝(ニシダ マサル)
    1928年、静岡県に生まれる。1953年、東京大学文学部卒業、法政大学文学部教授を経て、“西田勝・平和研究室”主宰、植民地文化学会代表理事を務める。2021年7月没
  • 著者について

    西田 勝 (ニシダ マサル)
    1928年、静岡県に生まれる。1953年、東京大学文学部卒業、法政大学文学部教授を経て、〈西田勝・平和研究室〉主宰、植民地文化学会代表理事を務める。2021年7月没。主要著書に『田岡嶺雲論集成』『グローカル的思考』『近代日本の戦争と文学』『近代文学の発掘』(以上、法政大学出版局)、『社会としての自分』(オリジン出版センター)、『近代文学閑談』(三一書房)、『私の反核日記』(日本図書センター)、編訳書に『田岡嶺雲全集』全7巻、呂元明『中国語で残された日本文学』、鄭清文『丘蟻一族』、葉石涛『台湾男子簡阿淘』、黄春明『黄春明選集 溺死した老猫』(以上、法政大学出版局)、ゴードン・C. べネット『アメリカ非核自治体物語』(筑摩書房)、『世界の平和博物館』(日本図書センター)、『《満洲国》文化細目』(共編、不二出版)、『中国農民が証す《満洲開拓》の実相』(共編、小学館)などがある。

「満洲文学」の発掘 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:西田 勝(著)
発行年月日:2022/05/10
ISBN-10:458846017X
ISBN-13:9784588460173
判型:B6
発売社名:法政大学出版局
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:519ページ
縦:19cm
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