デタントから新冷戦へ―グローバル化する世界と揺らぐ国際秩序 [単行本]
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デタントから新冷戦へ―グローバル化する世界と揺らぐ国際秩序 [単行本]
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デタントから新冷戦へ―グローバル化する世界と揺らぐ国際秩序 [単行本]

益田 実(編著)齋藤 嘉臣(編著)三宅 康之(編著)
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出版社:法律文化社
販売開始日: 2022/04/19
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デタントから新冷戦へ―グローバル化する世界と揺らぐ国際秩序 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1979年のソ連によるアフガニスタン侵攻とともに米ソ間のデタントの時代は完全に終わり、両国は本格的に新冷戦に突入したとされる。本書は、新冷戦に至る国際史的な変化と、それと並行して出現しつつあったグローバル化として知られる世界規模の諸変化との関係性を問い、冷戦期に形成された国際秩序が冷戦終焉に向けて変容し始める過程を、実証的かつ総合的に解き明かす。
  • 目次

    序 章 グローバル化する世界と新冷戦の始まり (益田 実・齋藤 嘉臣・三宅 康之)
     1 グローバルな変容と冷戦秩序の動揺
     2 西側同盟の揺らぎ
     3 南北関係の揺らぎ
     4 価値・イデオロギーの揺らぎ


    ◆第Ⅰ部 グローバル化と西側同盟の揺らぎ

    第1章 西独シュミット外交と独米関係―人権問題をめぐる西側同盟の協調と対立 (妹尾哲志)
     1 デタントの陰りと独米関係
     2 シュミット政権の東方政策と独米関係―人権問題を中心に
     3 ベオグラード再検討会議に向けた準備会合とシュミットの訪米
     4 本会議(一九七七年一〇月~七八年三月)とその後

    第2章 ユーロミサイル危機と英独関係―NATOとECをめぐる西側同盟内の協調と対立 (橋口 豊)
     1 ユーロミサイル危機と西側同盟
     2 キャラハン政権と西側同盟の結束
     3 サッチャー政権下の英独間の対立と協調

    第3章 グローバル化する東欧とアメリカ―デタント・東西貿易・債務問題 (青野 利彦)
     1 冷戦と東西貿易の展開
     2 アメリカと東西貿易―ニクソン政権前期まで
     3 グローバル・ショックと東欧
     4 カーター政権とポーランドの危機

    第4章 アフガニスタン侵攻と英米関係―対ソ制裁をめぐる西側同盟内の対立 (益田 実)
     1 サッチャー政権・カーター政権の外交・防衛政策と対ソ戦略
     2 ソ連のアフガニスタン侵攻をめぐる英米関係
     3 「新冷戦」の到来と英米の冷戦政策の乖離


    ◆第Ⅱ部 グローバル化と南北関係の揺らぎ

    第5章 冷戦と南北問題―新自由主義的グローバル化の背景としての東・西・南関係 (山本 健)
     1 冷戦と開発援助の東・西・南関係
     2 新国際経済秩序と一九七〇年代の東西冷戦
     3 東西対立と南北問題

    第6章 冷戦期フランスの第三世界援助政策―ヨーロッパ統合とグローバル化への対応 (鳥潟 優子)
     1 フランスの援助政策の展開
     2 変化の兆し
     3 石油危機の衝撃
     4 グローバル化と南北関係の逆転

    第7章 カーター政権の南部アフリカ政策とデタントの終結―シャバ、アンゴラ、オガデン戦争の連環と領土保全原則の浸透 (三須 拓也)
     1 アメリカの南部アフリカ政策と規定要因
     2 リベラル派と「パックス・アフリカーナ」
     3 領土保全原則のジレンマ
     4 強硬派とアンゴラでの懲罰

    第8章 イラン革命と米英関係―イスラーム主義と冷戦 (池田 亮)
     1 革命の勃発
     2 人質危機とアフガニスタン危機
     3 国連使節団の失敗と西側諸国の経済制裁
     4 人質解放交渉とイラン・イラク戦争
     5 イラン革命と冷戦

    第9章 イギリスのユネスコ脱退と南北問題―グローバル化が国際機構に与えた影響 (齋藤 嘉臣)
     1 ユネスコにおけるマスメディア論争
     2 ユネスコへの不満の高まり
     3 ユネスコ脱退論の高まりと条件付き脱退の表明
     4 脱退の判断(一九八五年)


    ◆第Ⅲ部 グローバル化と価値・イデオロギーの揺らぎ

    第10章 「人権の国際化」と東ドイツ―ヘルシンキ宣言がホーネッカー政権に与えた影響 (清水 聡)
     1 東ドイツと人権問題
     2 ヘルシンキ宣言への東ドイツの対応過程
     3 「人権の国際化」と「人権の国内化」―東ドイツの事例
     4 ヘルシンキ宣言と冷戦

    第11章 カーター政権のパナマ運河政策―人権外交と反米ナショナリズム (細田 晴子)
     1 アメリカ帝国主義とパナマ
     2 カーター政権の人権政策と運河条約
     3 人権外交とは何だったのか

    第12章 中国の変化は冷戦下の世界にいかなるインパクトを与えたか―改革開放政策がもたらした国際的な思想的影響 (三宅 康之)
     1 第一一期三中全会前後の政治過程(一九七八~八一年)
     2 改革開放路線の展開(一九八一~八四年)
     3 改革開放路線の国際的影響

    第13章 新冷戦とヨーロッパの反核運動―一九八〇年代初頭の西ヨーロッパにおける市民運動の一断面 (芝崎 祐典)
     1 グローバル化する市民運動
     2 イギリスの反核運動
     3 西ドイツの反核運動
     4 抑止体制のグローバルな正当性のゆらぎ

    第14章 南アフリカへの制裁をめぐるグローバルな圧力―冷戦秩序の揺らぎとアパルトヘイトの終焉へ (小川 浩之)
     1 冷戦とグローバル化の中のアパルトヘイト
     2 アパルトヘイトと南アフリカへの武器禁輸
     3 経済制裁とアパルトヘイト終焉への道
  • 出版社からのコメント

    米ソ冷戦を揺るがしたグローバル化の真相を探り、冷戦終結に向け国際秩序が変容し始める過程を解明。
  • 内容紹介

    ソ連のアフガニスタン侵攻(1979年)を起点とする米ソ新冷戦。この新冷戦に至るまでの国際史的な変化と、あわせて出現していたグローバル化との関係性を問い、1989年の冷戦終結に向けて国際秩序が変容し始める過程を解明する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    益田 実(マスダ ミノル)
    1965年山口県生まれ。1994年京都大学大学院法学研究科博士後期課程中退。博士(法学)。現在、立命館大学国際関係学部教授

    齋藤 嘉臣(サイトウ ヨシオミ)
    1976年福岡県生まれ。2005年神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程修了。博士(政治学)。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授

    三宅 康之(ミヤケ ヤスユキ)
    1969年兵庫県生まれ。2000年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(法学)。現在、関西学院大学国際学部教授
  • 著者について

    益田 実 (マスダ ミノル)
    益田 実(立命館大学国際関係学部教授)

    齋藤 嘉臣 (サイトウ ヨシオミ)
    齋藤 嘉臣(京都大学大学院人間・環境学研究科准教授)

    三宅 康之 (ミヤケ ヤスユキ)
    三宅 康之(関西学院大学国際学部教授)

    妹尾 哲志 (セノオ テツジ)
    妹尾 哲志(専修大学法学部教授)

    橋口 豊 (ハシグチ ユタカ)
    橋口 豊(龍谷大学法学部教授)

    青野 利彦 (アオノ トシヒコ)
    青野 利彦(一橋大学大学院法学研究科教授)

    山本 健 (ヤマモト タケシ)
    山本 健(西南学院大学法学部教授)

    鳥潟 優子 (トリカタ ユウコ)
    鳥潟 優子(同志社女子大学現代社会学部准教授)

    三須 拓也 (ミス タクヤ)
    三須 拓也(東北学院大学法学部教授)

    池田 亮 (イケダ リョウ)
    池田 亮(東北大学大学院国際文化研究科教授)

    清水 聡 (シミズ ソウ)
    清水 聡(開智国際大学国際教養学部准教授)

    細田 晴子 (ホソダ ハルコ)
    細田 晴子(日本大学商学部教授)

    芝崎 祐典 (シバザキ ユウスケ)
    芝崎 祐典(中央大学大学院法学研究科非常勤講師)

    小川 浩之 (オガワ ヒロユキ)
    小川 浩之(東京大学大学院総合文化研究科准教授)

デタントから新冷戦へ―グローバル化する世界と揺らぐ国際秩序 の商品スペック

商品仕様
出版社名:法律文化社 ※出版地:京都
著者名:益田 実(編著)/齋藤 嘉臣(編著)/三宅 康之(編著)
発行年月日:2022/04/20
ISBN-10:4589042126
ISBN-13:9784589042125
判型:A5
発売社名:法律文化社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:347ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:630g
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