問いかける短篇―翻案・童話・寓話(近代文学研究叢刊) [全集叢書]
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問いかける短篇―翻案・童話・寓話(近代文学研究叢刊) [全集叢書]

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出版社:和泉書院
販売開始日: 2022/04/07
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問いかける短篇―翻案・童話・寓話(近代文学研究叢刊) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    視点人物の錯誤や死角・物語が孕む矛盾・構成上の断絶・変則的な因果の構図や定型からの逸脱・反復の中の変化に着目、原拠や周辺の諸言説との比較検討を通し、漱石・鷗外・芥川から三島などの戦後作家、さらに直近の現代作家の短篇に即して、その緻密な構築性を解明する。
  • 目次

    はじめに
    Ⅰ 錯誤と死角
    第一章 光源としての錯誤 ― 夏目漱石『夢十夜』―
     一 錯誤の推移
     二 悟りと短刀 ―「第二夜」―
     三 明治の運慶 ―「第六夜」―
     四 過渡期の人間像
    第二章 船上と白洲 ― 森鷗外「高瀬舟」―
    第三章 誤算の闇 ― 菊池寛「藤十郎の恋」―
    Ⅱ 〈型〉からの逸脱
    第四章 芥川龍之介童話の因果 ―「蜘蛛の糸」から「魔術」へ―
    第五章 小川未明「赤い蠟燭と人魚」とその周辺
     はじめに
     一 〈童心〉の逆説性と童話という手法 ―「幾年も経つた後」―
     二 「赤い蠟燭と人魚」を読む
     三 作品論の可能性
      1 繰り返しの悲劇 ―「砂漠の町とサフラン酒」「蝶と三つの石」―
      2 移動・交換から生じる価値 ―「千代紙の春」「椎の実」―
      3 いつ、何によって気づくか ―「小さい針の音」「黒い人と赤い橇」―
      4 〈見える〉ことをめぐって ― 「二度と通らない旅人」「月夜と眼鏡」「港に着いた黒んぼ」―
      5 眠りと時間の流れ方 ―「眠い町」「百姓の夢」「ある夜の星だちの話」―
      6 加害者の不在 ―「負傷した線路と月」「魚と人」―
     おわりに
    Ⅲ 反復と変質
    第六章 異形の兄姉・饒舌な弟妹
     一 レンズ越しの恋 ― 江戸川乱歩「押絵と旅する男」―
     二 語りの罠 ― 岩井志麻子「ぼっけえ、きょうてえ」―
    第七章 戦後短篇管見
     一 連鎖する変形 ― 安部公房「手」―
     二 模倣の罠 ― 石川淳「灰色のマント」―
     三 繰り返しへの予感 ― 吉行淳之介「童謡」―
    第八章 三島由紀夫自選短編集『真夏の死』の諸相
     はじめに
     一 反転する因果 ―「サーカス」―
     二 背負われる戦後 ―「翼」「離宮の松」―
     三 〈三人目〉という物語 ―「クロスワード・パズル」「花火」―
     四 問えない理由 ―「雨のなかの噴水」―
     おわりに
    Ⅳ 連作のメタフィクション
    第九章 森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇』論
     はじめに
     一 天狗になる男 ―「山月記」―
     二 虹と映画 ―「藪の中」―
     三 パンツ・ブリ―フ・バスタオル ―「走れメロス」―
     四 消失する男女 ―「桜の森の満開の下」―
     五 見えない作り手 ―「百物語」―
     おわりに

    初出一覧
    あとがき
    索  引
  • 出版社からのコメント

    漱石・鷗外・芥川・未明から三島などの戦後作家、さらに森見登美彦といった直近の現代作家まで、短篇の緻密な構築性を解明する。
  • 内容紹介

    漱石から森見登美彦まで、短篇の構築性を解き明かす論集。
    視点人物の錯誤や死角・物語が孕む矛盾・構成上の断絶・変則的な因果の構図や定型からの逸脱・反復の中の変化に着目、原拠や周辺の諸言説との比較検討を通し、漱石・鷗外・芥川から三島などの戦後作家、さらに直近の現代作家の短篇に即して、その緻密な構築性を解明する。


    図書館選書
    視点人物の錯誤や死角・物語が孕む矛盾・構成上の断絶・変則的な因果の構図や定型からの逸脱・反復の中の変化に着目、原拠や周辺の諸言説との比較検討を通し、漱石から森見登美彦まで短篇の構築性を解き明かす論集。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    木村 小夜(キムラ サヨ)
    1963年2月生、京都市出身。奈良女子大学大学院博士課程人間文化研究科(比較文化学専攻)退学。同大学文学部助手を経て、現在、福井県立大学学術教養センター教授。博士(文学)

問いかける短篇―翻案・童話・寓話(近代文学研究叢刊) の商品スペック

商品仕様
出版社名:和泉書院 ※出版地:大阪
著者名:木村 小夜(著)
発行年月日:2022/03/30
ISBN-10:4757610254
ISBN-13:9784757610255
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:348ページ
縦:21cm
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