中世神道入門―カミとホトケの織りなす世界 [単行本]
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中世神道入門―カミとホトケの織りなす世界 [単行本]

伊藤 聡(監修)門屋 温(監修)新井 大祐(編)鈴木 英之(編)大東 敬明(編)平沢 卓也(編)
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出版社:勉誠社
販売開始日: 2022/04/30
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中世神道入門―カミとホトケの織りなす世界 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ダイナミックな発展を遂げた中世日本の神道がわかる、初のガイドブック!日本古来の信仰でありながらも、時代とともにめまぐるしい変化を遂げてきた「神道」。中世日本では、仏教と神道の融合現象―「神仏習合」が極めて発展的な展開をみせ、両部神道・伊勢神道・吉田神道など、さまざまな神道の流派が生まれた。また、儀礼のありかた、体系的に組み合わせられた空間・図像・言説などにより、独自の世界観・世界像を築き、同時代の宗教のみならず政治・文化にも多大な影響を与えてきた。近年、急速に研究の進展する「中世神道」の見取り図を、「神道の流派」「基本的な概念」「中世の神々」「神話モチーフ」「神道をめぐる人々」「イメージ」「神道書」などテーマごとに立項し、第一線で活躍する研究者が、多数の図版とともにわかりやすく解説する決定版!
  • 目次

    序 言

    1 総 論
    1 中世神道とは
    中世神道とは
    〔通史〕古代から中世へ
    〔通史〕中世神話・中世日本紀
    〔通史〕中世から近世へ
    〔通史〕近世からみた中世

    2 神仏習合の諸相
    神身離脱
    護法善神
    本地垂迹説
    御霊信仰
    神国思想
    神観念

    【コラム】
    「習合」という用語/中世神話と仏教の注釈伝統

    3 中世神道流派概説
    両部神道
    伊勢神道
    山王神道
    三輪流神道
    御流神道
    吉田神道と吉田家
    浄土系諸派と神道

    4 神道伝授のかたち
    神道灌頂
    神道書の形態

    【コラム】
    中世神道と仏教普遍主義

    2 中世の神々
    1 古典神の変貌
    国常立尊・天御中主神
    天照大神
    月読尊
    素戔嗚尊
    蛭児(恵比寿)
    天児屋命

    2 広がる信仰
    八幡
    春日
    住吉
    稲荷(荼吉尼天)
    三輪
    日吉山王
    天神
    熊野
    諏訪
    二所(伊豆山・箱根)三嶋
    富士浅間

    3 習合神の諸相
    牛頭天王
    蔵王権現
    清瀧権現
    赤山明神・新羅明神
    摩多羅神
    宇賀弁才天
    荒神
    童子神
    妙見

    4 鎌倉仏教の神
    三十番神
    禅と神々

    【コラム】
    中世神道・中世の習合神と芸能―金春禅竹『明宿集』を通して

    3 中世神話のモチーフ
    第六天魔王と大日印文
    盤牛王―陰陽道の神話
    天竺からの飛来・漂着
    野馬台詩と百王思想
    神功皇后説話の変容
    藤原氏の神話
    呉太伯後裔説
    家・職・芸の神話

    【コラム】
    中世宗教における身体性および性の問題

    4 中世神道のイメージとイコノロジー
    1 神器・神宝
    三種の神器
    十種神宝
    御正体

    2 神宮をめぐるイコン
    心御柱
    御形文・千木・堅魚木
    屋形文錦・小車文錦

    3 神道説と図像
    『麗気記』神体図
    『両宮本誓理趣摩訶衍』・『天照皇大神遷幸時代抄』・『日諱貴本紀』
    日本図

    4 神道曼荼羅
    本地仏曼荼羅/垂迹曼荼羅/本迹曼荼羅
    宮曼荼羅/参詣曼荼羅

    【コラム】
    天河弁才天曼荼羅

    5 中世神道をめぐる人々
    重源
    貞慶
    度会行忠
    叡尊・覚乗
    度会常昌(常良)
    慈遍
    文観
    度会家行
    北畠親房
    釼阿
    了誉聖冏
    吉田兼倶

    【コラム】
    偽書・偽経(仮託書)

    6 中世神道書の世界
    1 中世日本紀
    古事記・日本書紀・旧事本紀・古語拾遺
    日本紀注釈

    【コラム】
    中世神道研究における「風土記」の可能性

    2 両部神道
    中臣祓訓解
    麗気記
    鼻帰書
    三輪大明神縁起

    【コラム】
    中世神道書における仏教語彙(1) 『大和葛城宝山記』

    3 伊勢神道
    倭姫命世記
    伊勢二所太神宮神名秘書
     *  *
    太神宮参詣記
    豊葦原神風和記

    【コラム】
    中世神道書における仏教語彙(2) 「仏法神道麗気記」『三輪大明神縁起』

    4 山王神道
    耀天記
    山家要略記
    渓嵐拾葉集

    5 吉田神道
    唯一神道名法要集
    神道大意

    6 その他
    神道集
    諸神本懐集
    番神問答記
    神皇正統記

    【附説】
    欧米言語による中世神道研究

    【附録】
    中世神道研究のための文献リスト

    あとがき
    執筆者紹介
  • 出版社からのコメント

    ダイナミックな発展を遂げた中世日本の神道がわかる、初のガイドブック!
  • 内容紹介

    日本古来の思想でありながらも、時代とともにめまぐるしい変化を遂げてきた「神道」。
    中世日本では、仏教と神道の融合現象―「神仏習合」が極めて発展的な展開をみせ、
    伊勢神道・両部神道・吉田神道など、さまざまな神道の諸派が生まれた。
    また、儀礼のありかた、体系的に組み合わせられた空間・図像・言説などにより、独自の世界観・世界像を築き、同時代の宗教のみならず政治・文化にも多大な影響を与えてきた。
    近年、急速に研究の進展する「中世神道」の見取り図を、「神道の諸派」「基本的な概念」「中世の神々」「神話モチーフ」「神道をめぐる人々」「イメージ」「神道書」などテーマごとに立項し、第一線で活躍する研究者が、多数の図版とともにわかりやすく解説する決定版!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    伊藤 聡(イトウ サトシ)
    1961年生まれ。茨城大学人文社会科学部教授。専門は日本思想史、神道論

    門屋 温(カドヤ アツシ)
    1956年生まれ。清泉女子大学非常勤講師。専門は日本宗教思想史
  • 著者について

    伊藤 聡 (イトウサトシ)
    伊藤 聡(いとう・さとし)
    1961年生まれ。茨城大学人文社会科学部教授。
    専門は日本思想史、神道論。
    著書に『中世天照大神信仰の研究』(法藏館、2011年)、『神道の形成と中世神話』(吉川弘文館、2016年)、『神道の中世―伊勢神宮・吉田神道・中世日本紀』(中公選書、2020年)などがある。

    門屋 温 (カドヤアツシ)
    門屋 温(かどや・あつし)
    1956年生まれ。清泉女子大学非常勤講師。
    専門は日本宗教思想史。
    論文に「解体する神話・再生する神々―中世における『旧事本紀』の位置」(『中世神話と神祇・神道世界』竹林舍、2011年)、「ロールオーバーノリナガ」(『越境する「古事記伝」』森話社、2012年)、「神道をめぐる幻想の正体」(『療法としての歴史〈知〉』森話社、2020年)などがある。

    新井大祐 (アライダイスケ)
    新井大祐(あらい・だいすけ)
    1977年生まれ。國學院大學教育開発推進機構准教授。
    専門は中・近世神道思想史、社寺縁起。
    著書に『言説・儀礼・参詣―〝場〟と〝いとなみ〟の神道研究』(共著、弘文堂、2009年)、論文に「中世の『日本書紀』註釈に見る『古事記』観―「三部書」言説を標として」(『古事記學』4号、國學院大學研究開発推進機構古事記学センター刊、2018年)、「吉田家の諸社研究における家記利用について―『諸神根源抄』と『吉田家日次記』の関わりを中心に」(『明治聖徳記念学会紀要』復刊49号、明治聖徳記念学会、2012年)などがある。

    鈴木英之 (スズキヒデユキ)
    鈴木英之(すずき・ひでゆき)
    1974年生まれ。北海学園大学人文学部教授。
    専門は日本思想史。
    著書に『中世学僧と神道―了誉聖冏の学問と思想』(勉誠出版、2012年)、論文に「神道灌頂道場図の復元」(『佛教文学』41、2016年)、「聖冏教学の形成と仮託文献」(『佛教文化研究』63、2019年)などがある。

    大東敬明 (ダイトウタカアキ)
    大東敬明(だいとう・たかあき)
    1975年生まれ。國學院大學研究開発推進機構准教授。
    専門は神道史。
    著書に『真福寺善本叢刊 第三期 神道篇(4) 中世神道資料集』(阿部泰郎と共編、臨川書店、2020年)、論文に「素盞烏流(出雲流)神道の形成と神祇書の相承―近世における中世神道の展開」(『日本書紀と出雲観』島根県古代文化センター研究論集第26集、島根県教育委員会、2021年)などがある。

    平沢卓也 (ヒラサワタクヤ)
    平沢卓也(ひらさわ・たくや)
    1967年生まれ。立教大学助教。
    専門は日本思想史。
    論文に「『倭姫命世記』と仏法―諄辞・清浄偈を中心に」(小峯和明監修・原克昭編『宗教文芸の言説と環境』笠間書院、2017年)、「吉田家と日本書紀―吉田兼俱の神代巻講釈を中心に」(遠藤慶太・河内春人・関根淳・細井浩志編『日本書紀の誕生―編纂と受容の歴史』八木書店、2018年)などがある。

中世神道入門―カミとホトケの織りなす世界 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勉誠出版
著者名:伊藤 聡(監修)/門屋 温(監修)/新井 大祐(編)/鈴木 英之(編)/大東 敬明(編)/平沢 卓也(編)
発行年月日:2022/04/25
ISBN-10:4585310061
ISBN-13:9784585310068
判型:A5
発売社名:勉誠出版
対象:教養
発行形態:単行本
内容:宗教
言語:日本語
ページ数:400ページ
縦:21cm
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