天使突抜おぼえ帖 [単行本]
    • 天使突抜おぼえ帖 [単行本]

    • ¥2,20066 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月5日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003553977

天使突抜おぼえ帖 [単行本]

価格:¥2,200(税込)
ゴールドポイント:66 ゴールドポイント(3%還元)(¥66相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月5日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:集英社
販売開始日: 2022/04/26
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

天使突抜おぼえ帖 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「天使突抜」とは京都市下京区に実在する町名です。消えゆく「京都の下町」がここにある―。さまざまな人たちとの出会いと別れを描く珠玉のエッセイ、誕生。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1部 天使突抜の人々(照子さんの塩昆布;花売りのおばさん;奥方のレッスン;角打ちとヴェルディ;還暦越えの生徒さん達;満永小百合さんのこと)
    第2部 記憶を紡ぐ(三つ子の魂、できあがる;お前、通崎と結婚せい;マリンバ手習い、お寺から;ベートーヴェン『交響曲第七番』;アンティーク着物に魅せられて;私の文章ことはじめ)
    第3部 通崎家の京都百年(富山から京都へ;乾柿と銀杏;満洲帰りの少女;どちらでも;三度の救急車)
  • 出版社からのコメント

    京都に実在する「天使突抜1丁目」。下町情緒溢れる街で生まれ育った著者が懐かしく思い出す人々との出会いを語る。
  • 内容紹介

    京都でも知られていない小さな町、それが「天使突抜(てんしつきぬけ)」。オシャレな名前に聞こえるけれども、古都の地場産業を支える職人さんを初めとする、庶民が暮らす下町です。この天使突抜で、風呂敷職人の家に生まれた少女がプロの音楽家を目指すに至るまでの物語や、さまざまな人々との出会いを描く、喜怒哀楽に満ちた珠玉のエッセイ。

    通崎睦美(つうざき・むつみ)
    1967年京都市生まれ。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。マリンバのソリストとして活動する中、2005年東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(指揮/井上道義)で、木琴の巨匠・平岡養一が初演した紙恭輔『木琴協奏曲』(1944)を平岡の木琴で演奏。それを機に、平岡の愛器と約600点にのぼる楽譜などを譲り受ける。以後、クラシックの分野で世界唯一の木琴奏者として、演奏や執筆を通して木琴の復権に力を注ぐ。13年に上梓した『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』(講談社)で、第24回吉田秀和賞、第36回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞。18年4月、ニューヨーク州立大学オスウィゴ校の招きで渡米。同大学をはじめニューヨーク州各地でコンサートやマスタークラスを行なった。また、2000年頃よりアンティーク着物の着こなしや蒐集が話題となり、様々なメディアで紹介される。著書に『天使突抜一丁目~着物と自転車と』『天使突抜367』(淡交社)他。21年、第39回京都府文化賞功労賞。

    著者まえがき(抄)
    私は、一九六七(昭和四十二)年生まれ、今年五十五歳。
    一九六四年の東京オリンピックは知らない。
    一九七〇年の大阪万博は記憶にないが、黄色い万博の帽子をかぶった写真が残る。
    そんな世代だ。

    近くのお寺、上徳寺の一室で開かれていた教室でマリンバのお稽古を始めたのは五歳の時のこと。だからマリンバを弾き初めて五十年になる。
    プロの演奏家を名乗るようになって三十年、京都とアンティーク着物のことを書いた初めてのエッセイ『天使突抜一丁目』(淡交社)を上梓してからは、二十年が経つ。
    時の流れは早い。自分でも驚くばかりだ。

    当初、「天使突抜のこと」、すなわち京都の下町の日常を綴ると言われてもピンとこなかった。
    しかし、「むっちゃん」と呼んでかわいがってくださった、近所のおっちゃんやおばちゃん達が次々と鬼籍に入られていく。そして、古くからあった家が解体されマンションが建ち並ぶ。
    つい最近まで、お仏壇に供える御仏花はうちに回ってきてくださる「白川女」のおばさんから買っていた。しかし、そんな京都の風物も、この十年、二十年で、見られなくなるものがどんどん増えている。
    今年、八十九歳、八十六歳を迎える両親が、いつまでも元気でいるとは思えない。
    母が戦後、満洲から引き揚げてきた話も、今聞いておかなければ、知らないままになってしまうことがあるだろう……。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    通崎 睦美(ツウザキ ムツミ)
    1967年京都市生まれ。京都市立芸術大学大学院音楽研究科修了。マリンバのソリストとして活動する中、2005年東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会(指揮/井上道義)で、木琴の巨匠・平岡養一が初演した紙恭輔『木琴協奏曲』(1944)を平岡の木琴で演奏。それを機に、平岡の愛器と約600点にのぼる楽譜などを譲り受ける。以後、クラシック音楽の分野で世界唯一の木琴奏者として、演奏や執筆を通して木琴の復権に力を注ぐ。13年に上梓した平岡の評伝『木琴デイズ 平岡養一「天衣無縫の音楽人生」』(講談社)で、第24回吉田秀和賞、第36回サントリー学芸賞(社会・風俗部門)を受賞。18年4月、ニューヨーク州立大学オスウィゴ校の招きで渡米。同大学をはじめニューヨーク州各地でコンサートやマスタークラスを行なった。また、2000年頃よりアンティーク着物の着こなしや募集が話題となり、様々なメディアで紹介される。21年、第39回京都府文化賞功労賞受賞

天使突抜おぼえ帖 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:集英社インターナショナル
著者名:通崎 睦美(著)
発行年月日:2022/04/30
ISBN-10:4797674105
ISBN-13:9784797674101
判型:B6
発売社名:集英社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:384ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:3cm
重量:510g
他の集英社の書籍を探す

    集英社 天使突抜おぼえ帖 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!