「健康で文化的な生活」をすべての人に―憲法25条の探究 [単行本]
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「健康で文化的な生活」をすべての人に―憲法25条の探究 [単行本]

浜岡 政好(編著)唐鎌 直義(編著)河合 克義(編著)
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出版社:自治体研究社
販売開始日: 2022/04/12
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「健康で文化的な生活」をすべての人に―憲法25条の探究 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    格差と貧困が拡大する今、私たちは「健康で文化的な生活」を送れているのでしょうか。大規模アンケート調査から掬い上げられた庶民の肉声から、日本の現実を見つめ直します。憲法25条の可能性を中心に、社会保障・社会福祉の低位性を乗り越える方策を追究。
  • 目次

    はじめに  河合克義
    ――「健康で文化的な生活」調査の概要と本書の目的・構成

    第1部 調査からみえてきた「健康で文化的な生活」の現実

    第1章 全国生活と健康を守る会連合会会員の
    生活実態と文化的な生活……………………………板倉香子
    はじめに
    1 「全国生活と健康を守る会連合会」調査回答者の特徴
    2 社会活動への参加と生活の充実
    3 高齢期の生活と社会参加
    おわりに――文化活動の経験と文化的な生活

    第2章 全日本民主医療機関連合会調査から
    判明した一般的諸事実………………………………菅野道生
    はじめに
    1 民連調査の実施概要
    2 調査対象の属性の特徴
    ――回答者はどのような社会層か
    3 民医連調査のデータから見える
    「健康で文化的な生活」の実態
    4 調査全体を通じてみえたこと

    第3章 経済的な理由による「切り詰め」・
    「滞り」の経験の特徴………………………………菅野道生
    1 「切り詰め」・「滞り」の経験を問う意味とその背景
    2 分析対象とするデータの特性と質問項目
    3 経済的理由による「切り詰め」・「滞り」の経験
    ――2つの調査の比較から
    4 属性別にみた「経験」の特徴
    ――全生連調査のデータから
    まとめ――「切り詰め」・「滞り」経験の分析からみえたこと

    第4章 調査の自由回答にみる生活の現実
    Ⅰ 健康で文化的な生活を構成する要素と
    その阻害要因……………………………………………中野航綺
    ――調査の自由回答の分析から
    1 「健康で文化的な生活」を捉える視座
    2 データの概要
    3 「健康で文化的な生活」とは
    ――回答の特徴と内容
    4 いま、何に困っているのか
    まとめにかえて
    Ⅱ 全国生活と健康を守る会連合会調査から
    見えてきたもの……………………………………………小川栄二
       ──1次調査自由回答と2次調査から
    1 生活の困り事に関する自由回答から
    2 「健康で文化的な生活」(問31)の自由記載から
    3 「健康で文化的な生活」自由記載の具体的内容
    4 2次面接調査
    5 調査から見えてきたもの

    第5章 人生の軌跡と今…………………………………………河合克義
    ―生活の現実と意識―
    はじめに
    1 類型化と典型例の抽出
    2 事例と日記
    3 人生の軌跡と今

    第2部 「健康で文化的な生活」実現の条件

    6章 「文化」と「生活」……………………………………中村美帆
    ―憲法25条の「文化」とは―
    1 「文化的な最低限度の生活」の権利
    2 生存権の思想史と「文化」
    3 「文化的な生活」の意味
    ――鈴木義男の思想を中心に
    4 憲法25条「文化」の可能性と課題

    第7章 いのちのとりで裁判と健康で文化的な
    最低限度の生活………………………………………吉永 純
    ―裁判所の貧困観と「健康で文化的な生活」調査が明らか にした市民生活の貧困―
    はじめに
    1 大阪地裁判決の意義と内容
    2 裁判所の貧困観
    3 「健康で文化的な生活」調査等で明らかとなった
    市民生活の貧困
    4 今後の課題
    ――絶対的貧困観からの脱却は急務

    第8章 日本の社会保障政策と
    最低生活保障の現状…………………………………唐鎌直義
    はじめに
    1 日本の社会保障の実像に迫る
    2 「現勤労者VS元勤労者」で描かれる日本政府の社会保障像
    3 社会保障の後進性から脱却する道
    ――EU諸国並み社会保障の実現に必要な追加費用
    4 「健康で文化的な最低限度の生活」について
    ――「健康で文化的な生活」調査の2次調査の経験から
    まとめにかえて

    第9章 フランスにおける子ども家庭福祉と
    文化政策…………………………………………………安發明子
    1 すべての子どもを対象とした福祉は 
    「親をすることへの支援」から
    2 文化についての考え方
    3 子どもの成長過程においての文化
    4 フランスの社会政策としての文化
    まとめ

    第10章 「健康で文化的な生活」を問うことの
    今日的意味…………………………………………浜岡政好
    はじめに
    1 「健康で文化的な生活」をめぐる今日の社会状況
    2 「健康で文化的な生活」とは何か
    3 「最低限度」をめぐる今日的社会状況
    おわりに

    おわりに  河合克義
    ――「健康で文化的な生活」をすべての人に〈地域・自治体からの活動・運動の組織化を〉
  • 出版社からのコメント

    格差と貧困が拡大する今、「健康で文化的な生活」を送れているのでしょうか。大規模アンケート調査から庶民の肉声を掬い上げました。
  • 内容紹介

    格差と貧困が拡大する今、私たちは「健康で文化的な生活」を送れているのでしょうか。
    全国生活と健康を守る会連合会と全日本民主医療機関連合会による大規模アンケート調査から庶民の肉声を掬い上げました。そこには、さまざまな生活を送る人びとの日常があります。このデータの多角的な分析と、第2次調査としての面談による取材によって、日本の庶民の現実が見えてきます。
    また、「健康で文化的な生活」とは何を、憲法25条の文言の成立からたずね、フランスとの比較も通して、「人間らしい生活」を求めて、
    社会保障・社会福祉の低位性を乗り越える方策を追究します。

    図書館選書
    格差と貧困が拡大する今、私たちは「健康で文化的な生活」を送れているのか。大規模アンケート調査から庶民の肉声を掬い上げ、「人間らしい生活」を求め、社会保障・社会福祉の低位性を乗り越える方策を追究する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    浜岡 政好(ハマオカ マサヨシ)
    佛教大学名誉教授。専門は社会学、労働・生活研究。現在、総合社会福祉研究所副理事長

    唐鎌 直義(カラカマ ナオヨシ)
    佐久大学人間福祉学部教授(特任)。専門は社会保障論・国民生活研究。長野大学助教授、大正大学教授、専修大学教授、立命館大学教授を経て、2021年より現職。現在、総合社会福祉研究所理事、労働運動総合研究所理事。全国年金減額違憲訴訟において、原告側証人として2019年に大阪地裁で、2021年に和歌山地裁で証言した

    河合 克義(カワイ カツヨシ)
    明治学院大学名誉教授。専門は社会福祉論。博士(社会学)。明治学院大学教授、明治学院大学副学長、港区政策創造研究所初代所長を歴任。2018年より現職。現在、港区地域保健福祉推進協議会会長、東京都生活協同組合連合会理事、自治労連・地方自治問題研究機構運営委員などを担っている
  • 著者について

    河合克義 (カワイカツヨシ)
    明治学院大学名誉教授。専門は社会福祉論。博士(社会学)。明治学院大学教授、明治学院大学副学長、港区政策創造研究所初代所長を歴任。2018年より現職。現在、港区地域保健福祉推進協議会会長、東京都生活協同組合連合会理事、自治労連・地方自治問題研究機構運営委員などを担っている。
    著書等 『大都市のひとり暮らし高齢者と社会的孤立』法律文化社、2009年、『生活分析から政策形成へ―地域調査の設計と分析・活用―』(長谷川博康と共著)法律文化社、2017年、など。

    浜岡政好 (ハマオカマサヨシ)
    佛教大学名誉教授。専門は社会学、労働・生活研究。現在、総合社会福祉研究所副理事長。
    著書等 『公共性と市民〈第三版〉』(共編)学文社、2020年。「最賃・社会保障の両輪論と労働組合の社会保障運動」『季刊 自治と分権』第84号、2021年7月、自治労連・地方自治問題研究機構、大月書店、など。

    唐鎌直義 (カラカマナオヨシ)
    佐久大学人間福祉学部教授(特任)。専門は社会保障論・国民生活研究。長野大学助教授、大正大学教授、専修大学教授、立命館大学教授を経て、2021年より現職。現在、総合社会福祉研究所理事、労働運動総合研究所理事。全国年金減額違憲訴訟において、原告側証人として2019年に大阪地裁で、2021年に和歌山地裁で証言した。
    著書等 『日本の高齢者は本当にゆたかか』萌文社、2002年、『脱貧困の社会保障』旬報社、2012年、『ここまで進んだ!格差と貧困』(共著)新日本出版社、2016年、など。

「健康で文化的な生活」をすべての人に―憲法25条の探究 の商品スペック

商品仕様
出版社名:自治体研究社
著者名:浜岡 政好(編著)/唐鎌 直義(編著)/河合 克義(編著)
発行年月日:2022/03/31
ISBN-10:4880377384
ISBN-13:9784880377384
判型:A5
発売社名:自治体研究社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:308ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:400g
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