村上春樹のタイムカプセル―高野山ライブ1992 [単行本]
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村上春樹のタイムカプセル―高野山ライブ1992 [単行本]

加藤 典洋(ほか著)小浜 逸郎(ほか著)竹田 青嗣(ほか著)橋爪 大三郎(ほか著)
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出版社:而立書房
販売開始日: 2022/05/12
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村上春樹のタイムカプセル―高野山ライブ1992 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    まえがき(橋爪大三郎)
    ●序盤 第一日目・午後
    主催者口上(島元健作/岩脇正人)
    小説を書けない時代性(小浜逸郎)
    切実でないという逆転(橋爪大三郎)
    なぜおもしろいと思うか(竹田青嗣)
    マクシムとモラルA/モラルB(加藤典洋)
    摑みたいという欲望と挫折(竹田)
    健康な人間は読む必要がない(橋爪)
    『世界の終り…』の終らせ方(小浜/加藤)
    三角関係のモラルを避ける(橋爪)
    関係をつくる小説ではない(竹田)
    リハビリという表現のニュアンス(小浜)
    「森」の場面の通俗性(竹田/加藤)
    ●中盤 第一日目・夜
    「反物語」とは何か(小浜/加藤)
    欲望論の場所から(竹田)
    方法論としてのナルシズム(橋爪)
    中間項なき二元論は有効か(小浜)
    暗黙のルールが持てない病気(竹田)
    国家を悪と思わない(加藤)
    宗教的信念としての「国家死滅」(橋爪)
    欲望の自己中心性と超越的モラル(竹田)
    吉本隆明の立論の弱点
    なぜ「反スタ」と言わないのか(瀬尾)
    憲法九条を持ち出す根拠とは(加藤/小浜/竹田)
    戦後社会のからくり(橋爪)
    ●真夜中編 第二日目
    エロスとモラルの関係再考(小浜/竹田)
    マクシムをつかんだ村上(加藤)
    世界的普遍性と日本的特殊性
    切実さとは何か
    天安門事件をめぐって
    全共闘世代という括りは有効か
    若い世代の閉塞感
    作品の中の新しい要素(小浜)
    世代の断絶はあるのか
    言葉への不信と信頼
    ●夜明けまで
    自由に欲望を追求する(竹田)
    欲望とルールの関係(橋爪/竹田)
    吉本幻想論の組み替え(小浜/橋爪)
    逆立テーゼを近代国家に限定する(竹田)
    湾岸戦争について(橋爪)
    国際法はルールか(瀬尾)
    日本国家の組み替え(橋爪)
    “そのためにはどうするんだ”(加藤)
    初期条件を無化する(橋爪)
    近代の原理か、マクシムか
    初期条件の無化と家族論
    性差の問題
    イノセンス論
    差別と少数者抑圧
    村上春樹と男の責任
    作者/書き手/主人公(加藤)
    フェミニズム再論
    欲望の原理(竹田)
    この本の成り立ちについて(森ひろし)
    主催者より(島元健作・岩脇正人)
    資料編
    あとがき(瀬尾育生)
  • 出版社からのコメント

    文学と思想が白熱する、村上春樹をめぐる伝説のライブ討論!!
  • 内容紹介

    村上春樹をめぐる、伝説の「ライブ討論会」があった。1992年2月22日、場所は厳冬の高野山宿坊。高度成長とバブルが頂点に達し、右肩下がりの「失われた30年」が始まった。冷戦が終結し、先進国の産業が空洞化し、中国が台頭していく。思考のフレームが溶解していくなか、人々は手探りで、生き方、考え方を模索していた。……村上春樹の小説は、この時代の特別な出来事だ。戦後の日本人が、世界の人びとと、同時代を同じ歩幅で歩んだことを証明するものだった。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    加藤 典洋(カトウ ノリヒロ)
    1948年山形県生まれ。文芸評論家。早稲田大学名誉教授。1985年『アメリカの影』刊行。『言語表現法講義』で新潮学芸賞、『敗戦後論』で伊藤整文学賞、『テクストから遠く離れて』『小説の未来』で桑原武夫学芸賞を受賞。他に『戦後入門』など著書多数。2019年没

    小浜 逸郎(コハマ イツオ)
    1947年横浜市生まれ。批評家。国士舘大学21世紀アジア学部客員教授(2002~21年)。横浜市教育委員(2008~12年)

    竹田 青嗣(タケダ セイジ)
    1947年大阪府出身。哲学者、文芸評論家。早稲田大学名誉教授。大学院大学至善館教授

    橋爪 大三郎(ハシズメ ダイサブロウ)
    1948年神奈川県出身。社会学者。東京工業大学名誉教授。大学院大学至善館教授。1985年『言語ゲームと社会理論』刊行。『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸と共著)で新書大賞を受賞
  • 著者について

    加藤 典洋 (カトウ ノリヒロ)
    1948年山形県生まれ。文芸評論家。早稲田大学名誉教授。1985年『アメリカの影』刊行。『言語表現法講義』で新潮学芸賞、『敗戦後論』で伊藤整文学賞、『テクストから遠く離れて』『小説の未来』で桑原武夫学芸賞を受賞。他に『戦後入門』など著書多数。2019年没。

    小浜 逸郎 (コハマ イツオ)
    1947年横浜市生まれ。批評家。1981年『太宰治の場所』刊行。著書に『日本の七大思想家』『13人の誤解された思想家』『デタラメが世界を動かしている』他多数。国士舘大学21世紀アジア学部客員教授(2002~21年)。横浜市教育委員(2008~12年)。

    竹田 青嗣 (タケダ セイジ)
    1947年大阪府出身。哲学者、文芸評論家。早稲田大学名誉教授。大学院大学至善館教授。1983年『〈在日〉という根拠』刊行。著書に『自分を知るための哲学入門』『現代思想の冒険』『陽水の快楽』『現象学入門』『欲望論』(第1巻・第2巻)他多数。

    橋爪 大三郎 (ハシヅメ ダイサブロウ)
    1948年神奈川県出身。社会学者。東京工業大学名誉教授。大学院大学至善館教授。1985年『言語ゲームと社会理論』刊行。『ふしぎなキリスト教』(大澤真幸と共著)で新書大賞を受賞。著書に『はじめての構造主義』『はじめての言語ゲーム』『丸山眞男の憂鬱』他多数。

村上春樹のタイムカプセル―高野山ライブ1992 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:而立書房
著者名:加藤 典洋(ほか著)/小浜 逸郎(ほか著)/竹田 青嗣(ほか著)/橋爪 大三郎(ほか著)
発行年月日:2022/05/25
ISBN-10:4880594342
ISBN-13:9784880594347
判型:B6
発売社名:而立書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:360ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:330g
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