聖性の物質性―人類学と美術史の交わるところ [単行本]
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聖性の物質性―人類学と美術史の交わるところ [単行本]

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出版社:三元社
販売開始日: 2022/04/06
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聖性の物質性―人類学と美術史の交わるところ [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    物質世界を生きる人間は、異界にある人ならざるものとどう相対してきたのか。日常世界とは異なる時空に神や霊的存在などがいる/あるとする考え方は人類におおむね共通する。通常の五感では関知しえないそれらの存在との相互交渉における物質性の諸相について、文化人類学と美術史が共同し、民族誌的報告や事例研究をもとに比較検討する。
  • 目次

    序論 木俣 元一 9

    第Ⅰ部 基調論文  33
    基調論文1
    「物質性」から広がる人類学研究の地平 35
    佐々木 重洋
    基調論文2
    生命体と非生命体とのあわい ──美術史研究における「物質性」の射程 61
    水野 千依

    第Ⅱ部 経験・思考・想像力  83
    誘惑の美学 ──イヌイト・アートにみる「生き方としての芸術」の可能性 85
    大村 敬一
    継起する自己/イメージ ──ナイル系牧畜社会における牛、紙、神性 117
    橋本 栄莉
    モノを介したアナロジーの思考 ──オゴテメリとグリオールによる神話の釈義を事例として 141
    中尾 世治
    イメージと規律=訓練 ──ティム・インゴルド批判 166
    出口 顯
    至聖所のカーテンとストラスブール大聖堂南袖廊 ──タイポロジーにおける物質性 188
    木俣 元一

    第Ⅲ部 人格・エージェンシー・生動性  217
    夢ないし幻視における像の生動性についての比較美術史的考察 219
    秋山 聰
    長谷寺本尊十一面観音像の秘仏化と開帳 246
    奥 健夫
    ロココ絵画に描かれた彫像の生動性 ──信仰から愛好の対象へ 266
    杉山 奈生子
    分配される人格/結晶する人格 ──像の人格化をめぐる文化横断的比較 293
    水野 千依

    第Ⅳ部 聖性・奇跡・交渉  321
    《アルテミス・エフェシア》 ──偶像に宿る聖性の継承と分与 323
    芳賀 京子
    ネーデルラントにおける奇跡像と奉納像 ──中世から現代へ 348
    杉山 美耶子
    トリエント公会議以後のフランスにおける聖画像論と美術 ──「キリストの顔」をめぐって 375
    栗田 秀法
    金沢市真成寺の鬼子母神像 404
    森 雅秀
    バリ・ヒンドゥー教における「異界」との交流 ──可視化される神と物質性 429
    廣田 緑

    第Ⅴ部 空間・環境・設え  455
    キリスト教礼拝空間における典礼設備の物質性と象徴性 457
    奈良澤 由美
    後期ビザンティンの聖堂における光の演出と聖性 ──イェラーキ(ギリシャ)の聖ヨアンニス・クリソストモス聖堂 485
    樋口 諒
    不可視の神との対話のメディウムとしての祭壇画 ──ジョヴァンニ・ベッリーニ作《ディレッティ祭壇画》を事例として 510
    須網 美由紀
    神秘体験と日本建築 ──懸造・熊野詣の建築的仕掛け 537
    松﨑 照明

    第Ⅵ部 儀礼・パフォーマンス・演出  563
    〈集まり〉としての憑依 ──アフロブラジリアン宗教における人間・モノ・憑依霊 565
    古谷 嘉章
    色彩における物質性と聖性 ──イヴ・クラインの芸術実践における聖別と涜神のあわい 593
    松井 裕美
    神格との相互交渉と物質性 ──中動態的協働としての「神人和合」 627
    佐々木 重洋

    あとがき 659

    人名索引 I
    事項索引 IV
  • 内容紹介

    物質世界を生きる人間は、異界にある人ならざるものとどう相対してきたのか──
    日常世界とは異なる時空に神や霊的存在などがいる/あるとする考え方は人類におおむね共通する。通常の五感では関知しえないそれらの存在との相互交渉における物質性の諸相について、文化人類学と美術史が共同し、民族誌的報告や事例研究をもとに比較検討する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    木俣 元一(キマタ モトカズ)
    名古屋大学教授。博士(中世考古学/パリ第一大学、文学/名古屋大学)

    佐々木 重洋(ササキ シゲヒロ)
    名古屋大学教授。博士(人間・環境学/京都大学)

    水野 千依(ミズノ チヨリ)
    青山学院大学教授。博士(人間・環境学/京都大学)
  • 著者について

    木俣元一 (キマタモトカズ)
    木俣元一
    名古屋大学教授。博士(中世考古学/パリ第一大学、文学/名古屋大学)
    『シャルトル大聖堂のステンドグラス』中央公論美術出版、2003年;『ゴシックの視覚宇宙』名古屋大学出版会、2013年;『ゴシック新論──排除されたものの考古学』名古屋大学出版会、2022年。

    佐々木重洋 (ササキシゲヒロ)
    佐々木重洋
    名古屋大学教授。博士(人間・環境学/京都大学)
    『仮面パフォーマンスの人類学──アフリカ、豹の森の仮面文化と近代』世界思想社、2000
    年;『甦る民俗映像──渋沢敬三と宮本馨太郎が撮った一九三〇年代の日本・アジア』(共著、宮本瑞夫ほか編)岩波書店、2016年;『「物質性」の人類学──世界は物質の流れの中にある』(共編著、古谷嘉章・関雄二・佐々木重洋編)同成社、2017年。

    水野千依 (ミズノチヨリ)
    水野千依
    青山学院大学教授。博士(人間・環境学/京都大学)
    『イメージの地層──ルネサンスの図像文化における奇跡・分身・予言』名古屋大学出版会、2011年;『キリストの顔──イメージ人類学序説』筑摩書房、2014年;カルロ・セヴェーリ『キマイラの原理──記憶の人類学』(単訳)白水社、2017年。

聖性の物質性―人類学と美術史の交わるところ [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:木俣 元一(編)/佐々木 重洋(編)/水野 千依(編)
発行年月日:2022/03/31
ISBN-10:4883035484
ISBN-13:9784883035489
判型:A5
発売社名:三元社
対象:教養
発行形態:単行本
内容:歴史総記
言語:日本語
ページ数:680ページ
縦:21cm
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